あなたが盲人の目に
iPhoneはユニバーサルデザインという考え方から、どんな人でも使える設計がされており、目が全く見えない人でも使うための VoiceOver を標準で装備しています。
さらに、Siri(音声エージェント)、音声入力、音声読上げなどの標準機能に加え、電子図書を読み上げるアプリ、印刷物を読み上げるアプリ、周囲の様子を言葉で解説してくれるアプリ、お札を読むアプリなど、多くの視覚障害者支援のアプリがあります。
そして、最近登場した「Be My Eyes」は、他人が目の見えない人の目になる、というアプリです。
Be My Eyes - helping blind see
https://www.youtube.com/watch?v=Y7bxlR-MxxM
目の見えない人は、我々が想像するより、ずっと自立し、自分で何でもできます。ただ、目さえ見えれば何でもないことが大きな障害になることも少なくありません。
そういう時に、他人の目をちょっとだけ借りることができるのが、このアプリです。
私は視覚障害者がパソコンやタブレット、スマホを使うためのボランティアをしていますが、iPhoneの登場で一気にハードルが下がったとはいえ、設定など、ちょっとしたことが、目が見えないためにできない、行き詰まるということは良くあります。
そうした時、特にその機器に詳しくなくとも、見えるものをしゃべってあげるだけで、解決することは良くあります。
そんな時、iPhoneがあれば、いつでもどこでも、目の見えるヘルパーを呼び出し、助けてもらうことができます。
あるいは、目が見えて、iPhoneかiPadさえ持っていれば、ちょっとした時間で、いつでもどこでも、特別な技術がなくても、ボランティアで人の役に立つことができるのです。
こうして人と人とが、一つの接点で繋がり、助け合えることがインターネットの最大の功績だと思います。
Be My Eyeys 公式サイト
http://www.bemyeyes.org
Small actions can CHANGE the world.
https://www.youtube.com/watch?v=PT-HBl2TVtI
*お願い
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私のネットの友人も
>設定など、ちょっとしたことが
難しいようです。
>他人の目をちょっとだけ借りることができる
「Be My Eyes」は便利なアプリですね。
記事をコピーさせていただいてもよろしいでしょうか?
投稿: ときどき | 2015年2月 4日 (水) 06時36分
ときどきさん
Be My Eyesは、まだ開始されたばかりのサービスですので、利用者も少ないのですが、こうしたことが広がっていけばいいですね。
私の記事は殆ど事実を並べただけのものですので、複製、配布、引用、転載、改ざん、ご自由にご利用ください。
投稿: 工場長 | 2015年2月 4日 (水) 07時58分
バリアフリー、ユニバーサルデザインの観点からも
注目の広島の乗り物に関するニュースです。
宇都宮市が導入を計画しているLRT(次世代型路面電車)
について、東京急行電鉄、広島電鉄(広島市)、富山地方
鉄道(富山市)の3社が技術協力する意向であることが分
かった。宇都宮市から委託を受けて運転士を養成したり、
線路や変電所の整備について助言したりもする。
日本経済新聞 電子版より
なかなか面白い取り組みかと。いかがでしょうか。
投稿: ななしのごんべえ | 2015年2月 5日 (木) 03時48分
知人に教えてもらって来ました。
素晴らしいアプリだと思います。
こういうのをヘルプしてもらえると嬉しいです。
・店の入り口の確認
・店員にヘルプしてもらえないような店での買い物
・リモコンのボタンの名前
・パッケージソフトのシリアル番号
・外国の紙幣やコインの名前
・冷蔵庫の中の賞味期限
・カップラーメンの仕分け
・服の細かな説明
パソコンの画像認証画面なんかも見てもらえるとうれしいです。
たとえば、自室でガラスのコップを割ってしまった場合。ガラスの破片がどこまで飛び散っているか。
子供が怪我して血を出してしまった場合。床には血の跡がついているかどうか。
小さなことから些細なことまで、いつでもだれかに見てもらえるというのは安心感があります。
投稿: ジェシー | 2015年2月12日 (木) 19時29分
ジェシーさん
コメントありがとうございます。
個人情報の確保など課題もありますが、このように善意を繋ぐシステムがもっと広がって欲しいですね。
投稿: 工場長 | 2015年2月13日 (金) 08時57分
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私のネットの友人も
>設定など、ちょっとしたことが
難しいようです。
>他人の目をちょっとだけ借りることができる
「Be My Eyes」は便利なアプリですね。
記事をコピーさせていただいてもよろしいでしょうか?
投稿: ときどき | 2015年2月 4日 (水) 06時36分
ときどきさん
Be My Eyesは、まだ開始されたばかりのサービスですので、利用者も少ないのですが、こうしたことが広がっていけばいいですね。
私の記事は殆ど事実を並べただけのものですので、複製、配布、引用、転載、改ざん、ご自由にご利用ください。
投稿: 工場長 | 2015年2月 4日 (水) 07時58分
バリアフリー、ユニバーサルデザインの観点からも
注目の広島の乗り物に関するニュースです。
宇都宮市が導入を計画しているLRT(次世代型路面電車)
について、東京急行電鉄、広島電鉄(広島市)、富山地方
鉄道(富山市)の3社が技術協力する意向であることが分
かった。宇都宮市から委託を受けて運転士を養成したり、
線路や変電所の整備について助言したりもする。
日本経済新聞 電子版より
なかなか面白い取り組みかと。いかがでしょうか。
投稿: ななしのごんべえ | 2015年2月 5日 (木) 03時48分
知人に教えてもらって来ました。
素晴らしいアプリだと思います。
こういうのをヘルプしてもらえると嬉しいです。
・店の入り口の確認
・店員にヘルプしてもらえないような店での買い物
・リモコンのボタンの名前
・パッケージソフトのシリアル番号
・外国の紙幣やコインの名前
・冷蔵庫の中の賞味期限
・カップラーメンの仕分け
・服の細かな説明
パソコンの画像認証画面なんかも見てもらえるとうれしいです。
たとえば、自室でガラスのコップを割ってしまった場合。ガラスの破片がどこまで飛び散っているか。
子供が怪我して血を出してしまった場合。床には血の跡がついているかどうか。
小さなことから些細なことまで、いつでもだれかに見てもらえるというのは安心感があります。
投稿: ジェシー | 2015年2月12日 (木) 19時29分
ジェシーさん
コメントありがとうございます。
個人情報の確保など課題もありますが、このように善意を繋ぐシステムがもっと広がって欲しいですね。
投稿: 工場長 | 2015年2月13日 (金) 08時59分