犯罪予測システム
もう10年以上前になりますが、トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」というSF映画がありました。
そこで描かれている社会では殺人事件がゼロとなっており、それを支えているのが予知能力者たちで構成された殺人予知システムでした。
舞台は2054年の米国でしたが、米国では既にカリフォルニア州、ワシントン州、サウスカロライナ州、アリゾナ州、テネシー州、イリノイ州など、いくつもの州で犯罪予測システムが稼働しています。
この犯罪予測システムは、映画で描かれていたような超能力者によるものではなく、コンピュータの人工知能によるものです。
このコンピュータは犯罪が起こる場所と時間を予測し、警察官は、その予測にもとづき、その場所で待機し、犯罪に対応します。
あと30年、2045年にはコンピュータの性能は人間の脳の一億倍の更に一億倍になると言われていますし、既に地球上の全ての人間の全ての細胞に固有のアドレスを付けることすら可能になっています。
つまようじ犯などはコンマ1秒で捕まえることでしょう。
とても想像力の及ばない世界です。
その時には、既に他界しているつもりですので、後のことは子ども達に任せたいと思います。
アップルが28年前に描いていた未来のコンピュータは、iPadであと一歩です。
https://www.youtube.com/watch?v=hb4AzF6wEoc
いや、私のiPadの音声エージェント(Siri)を起動するのには「Hey Siri」と呼びかけるだけで、機械に触る必要はありませんし、Siriは私を「Master」と呼び、冗談もいいますから、既に追い越したところもあるようです。
Apple Watch の発売も間もなくです。
https://www.youtube.com/watch?v=y-waTi8BPdk
マイノリティ・リポート
https://www.youtube.com/watch?v=WvBW0SvCQfs
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昔、人工知能がブームになった時代に、人間の脳の莫大な記憶容量や感情表現等を
考えると、コンピュータがいくら進歩しても人間には追いつけないと言われていました
が、いまや、そういう話も通用しなくなる時代になるかも知れませんね。
私が社会人になった時、メモリははまだコアメモリで、確か1Gが1千万の時代でした。
技術の進歩の速さに驚きます。
投稿: ロマンスグレー | 2015年1月19日 (月) 21時20分
ロマンスグレーさん
私が初めて使ったハードディスクは5MBで140万円でした。媒体も通信速度も2倍3倍ではなく、千倍単位で大きく速くなりましたし、コンピュータは絶対に勝てないと言われた将棋でもプロ棋士に勝つほどになりましたね。
監視カメラも1台で同時に数百人の顔を認識し、顔の表面で脈拍も分かり、動作を含めて精神状態まで把握するようになっています。大勢の人の中から異常に興奮した人を見つけることも、それほど難しくなくなるでしょう。
今年、SoftBankが発売する少し前のパソコン程度の価格のロボットは、人の感情を読み取るということですが、私よりは人間味があるかも知れないと思ったりします。
投稿: 工場長 | 2015年1月22日 (木) 22時51分
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昔、人工知能がブームになった時代に、人間の脳の莫大な記憶容量や感情表現等を
考えると、コンピュータがいくら進歩しても人間には追いつけないと言われていました
が、いまや、そういう話も通用しなくなる時代になるかも知れませんね。
私が社会人になった時、メモリははまだコアメモリで、確か1Gが1千万の時代でした。
技術の進歩の速さに驚きます。
投稿: ロマンスグレー | 2015年1月19日 (月) 21時20分
ロマンスグレーさん
私が初めて使ったハードディスクは5MBで140万円でした。媒体も通信速度も2倍3倍ではなく、千倍単位で大きく速くなりましたし、コンピュータは絶対に勝てないと言われた将棋でもプロ棋士に勝つほどになりましたね。
監視カメラも1台で同時に数百人の顔を認識し、顔の表面で脈拍も分かり、動作を含めて精神状態まで把握するようになっています。大勢の人の中から異常に興奮した人を見つけることも、それほど難しくなくなるでしょう。
今年、SoftBankが発売する少し前のパソコン程度の価格のロボットは、人の感情を読み取るということですが、私よりは人間味があるかも知れないと思ったりします。
投稿: 工場長 | 2015年1月22日 (木) 22時51分