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2014年12月 2日 (火)

私はウソは申しません

かつて、広島出身の総理大臣が「私はウソは申しません」と発言しましたが、政治家が本当のことを言うのは例外的なことであるということのようです。

その総理大臣は「貧乏人は麦を喰え」とか「中小企業の五人や十人自殺してもやむを得ない」(正確には「正常な経済原則によらぬことをやっている方がおられた場合において、それが倒産して、また倒産から思い余って自殺するようなことがあっても、お気の毒でございますが、止むを得ないということははっきり申し上げます」)とも言いましたが、その発言内容の是非はともかく、ここまで嘘つきが蔓延すると、正直であるという当たり前のことが何より価値のあることに思えるから困ったものです。

これまで色々な人をみてきましたが、子供の頃に成績の悪かった人が立派な学者になったり、体が弱く運動の苦手な子供がスポーツ選手になったりすることはあっても、嘘つきが正直者になった例は見たことも聞いたこともありません。

実はアメリカで仕事をしていて感じたのは「日本人と韓国人と中国人は、どうしてこんなに平気でウソをつくのだろうか」ということでした。

日本人の立場から言えば「ウソも方便」「本音と建て前」「言わなくても察するべき」という世界なのですが、外から見ると、この三カ国の国民の嘘つき度は、五十歩百歩、目くそ鼻くそ、ドングリの背比べ、としか思えませんでした。(あくまで僅かな個人の経験の範疇での印象なので異論も反論もあると思いますが)

しかし、日本人は、自らのウソは中国人や韓国人とは違い、問題を円満に処理するためのやむを得ないものであり、他人を騙したり陥れたりする悪意のあるものとは違う、と考えていることが多いようです。

「バカ正直」というのは決して褒め言葉ではありません。

いずれにしても、どんな立派な公約やスローガン、あるいはマニフェストや政策を掲げられたところで、真意はどうなのかを常に推測しなければならないというのは、私のように他人の心まで読み取るのが苦手な人間には大変なことです。

いよいよ、本日、700億円の血税をかけた選挙の公示ですが、違憲であろうが、投票率が低かろうが有効とされる選挙であり、頭の痛い選挙です。

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民主のマニフェスト詐欺はひどかったですね・・ガソリン・高速・比例区削減・TPP交渉・消費税など。
 どこの政党も嘘つきが多いですね。

投稿: プティコション | 2014年12月 2日 (火) 05時14分


プティコションさん

今回の選挙ではマニフェストは影を潜めているようです。
突然の選挙ということもあるでしょうが、そもそも数値目標を掲げて何かを実行するには日本の政権は短命過ぎます。

先日もお会いした閣僚が、海外にいくと他の国の大臣はファーストネームで呼び合っているが、日本の大臣は毎回「初めまして」という挨拶からになる、と仰っていました。しかし、それでは外交はもちろん内政も、結局は役人頼りで進めるしかなく、これまでの仕組みを大きく変えるような政策を進めるのは難しいと思います。

私も「長」のつく役職に何度かつきましたが、1年では何もできないと実感し、できるだけ複数年できるように制度も変えてきました。

この大臣がもう少し長く在職してくれたら日本は変わった、と思える人が何人かいますが、今の日本では首相ですら2年続くのが珍しいほどです。ただ、その前に無能な大臣ばかりで、不祥事で辞める大臣の多さは、それ以前の問題です。

また、努力したが出来なかったことと、最初からやる気などなかったことは違いますし、そして最も問題なのは、野党の時は「絶対反対」とか「絶対にブレない」という看板まで作って主張したことに対して、与党になった途端に「命をかけて」真反対のことをやるようなことではないでしょうか。

先日、テレビ番組でコメンテーターが「政権をとる可能性のない政党は何でも言える。そういう意味では共産党の言うことが最も正しいが、少数党がいくら正しいことを言っても意味がない」というようなことを言っていましたが、それでは民主主義自体が意味のないものに思えます。

現在の選挙制度では国民の選択肢はあまりに狭く、政党にも幅がありすぎて、選挙の度に間接民主制の限界を感じます。そこから再構築すべき時だと思いますが、それが現在の選挙制度で選ばれ、多くの世襲議員で構成される議会では簡単ではありません。

とは言え、現状の投票率では、選挙にいかない人の票で、どうにでもなるはずなのですから、有権者の責任も小さくはないように思います。

投稿: 工場長 | 2014年12月 2日 (火) 11時06分


今の政治が混乱していること、如何に酷い状態になっているかの最大の原因は、小選挙区制だとも考えられます。それまでの選挙制度では、政権の「恒久」化が危うくなった自民党が仕掛けて、延命策としてぶち上げた結果が今の状態です。

野党が政権に就く可能性が高くなる、二大政党化が実現し、選挙の際にはどちらかを選ぶことで民意が反映しやすくなる、といった絵に画いた餅をあたかも現実であるかのように喧伝した罪は、自民党だけではなく形振り構わず旗を振ったマスコミや学者も負うべきなのですが、全て忘れ去られてしまっているようです。

投稿: 半可通 | 2014年12月 2日 (火) 12時30分


民主って努力してたんですか?

投稿: プティコション | 2014年12月 2日 (火) 13時07分


半可通さん
多くの有権者の意志が切り捨てられる小選挙区制の上に、違憲状態が続き、オマケに低い投票率ですから、日本はとても民主主義国家とは言えないのかも知れません。

投稿: 工場長 | 2014年12月 2日 (火) 14時28分


プティコションさん
民主党の場合、政権をとった選挙で掲げたマニフェスト全179項目のうち、政権発足から1ヶ月後には87項目について着手・実現したものの、その後の2年間での進捗は僅かでした。それは、役人を敵に回したことや、大震災の影響も大きかったとはいえ、マニフェストの変更など、理解し難いことも多くありました。

本来は、こうしたマニフェストの進捗、特に変更された項目などについては、マスコミが厳しくチェックすべきですが、マスコミの批判もあまりに抽象的で感情的、ワイドショー的なものが多く、残念です。

また、民主党は極端でしたが、大きな政党になればなるほど、多様な考え方の政治家が集まり過ぎ、その党に対して白紙委任状を渡すことは難しくなります。

社会も人も多様化しているだけに、大政党主導の間接民主制による民主主義の崩壊がより深刻になっているようにも感じます。

投稿: 工場長 | 2014年12月 2日 (火) 14時30分

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

民主のマニフェスト詐欺はひどかったですね・・ガソリン・高速・比例区削減・TPP交渉・消費税など。
 どこの政党も嘘つきが多いですね。

プティコションさん

今回の選挙ではマニフェストは影を潜めているようです。
突然の選挙ということもあるでしょうが、そもそも数値目標を掲げて何かを実行するには日本の政権は短命過ぎます。

先日もお会いした閣僚が、海外にいくと他の国の大臣はファーストネームで呼び合っているが、日本の大臣は毎回「初めまして」という挨拶からになる、と仰っていました。しかし、それでは外交はもちろん内政も、結局は役人頼りで進めるしかなく、これまでの仕組みを大きく変えるような政策を進めるのは難しいと思います。

私も「長」のつく役職に何度かつきましたが、1年では何もできないと実感し、できるだけ複数年できるように制度も変えてきました。

この大臣がもう少し長く在職してくれたら日本は変わった、と思える人が何人かいますが、今の日本では首相ですら2年続くのが珍しいほどです。ただ、その前に無能な大臣ばかりで、不祥事で辞める大臣の多さは、それ以前の問題です。

また、努力したが出来なかったことと、最初からやる気などなかったことは違いますし、そして最も問題なのは、野党の時は「絶対反対」とか「絶対にブレない」という看板まで作って主張したことに対して、与党になった途端に「命をかけて」真反対のことをやるようなことではないでしょうか。

先日、テレビ番組でコメンテーターが「政権をとる可能性のない政党は何でも言える。そういう意味では共産党の言うことが最も正しいが、少数党がいくら正しいことを言っても意味がない」というようなことを言っていましたが、それでは民主主義自体が意味のないものに思えます。

現在の選挙制度では国民の選択肢はあまりに狭く、政党にも幅がありすぎて、選挙の度に間接民主制の限界を感じます。そこから再構築すべき時だと思いますが、それが現在の選挙制度で選ばれ、多くの世襲議員で構成される議会では簡単ではありません。

とは言え、現状の投票率では、選挙にいかない人の票で、どうにでもなるはずなのですから、有権者の責任も小さくはないように思います。

今の政治が混乱していること、如何に酷い状態になっているかの最大の原因は、小選挙区制だとも考えられます。それまでの選挙制度では、政権の「恒久」化が危うくなった自民党が仕掛けて、延命策としてぶち上げた結果が今の状態です。

野党が政権に就く可能性が高くなる、二大政党化が実現し、選挙の際にはどちらかを選ぶことで民意が反映しやすくなる、といった絵に画いた餅をあたかも現実であるかのように喧伝した罪は、自民党だけではなく形振り構わず旗を振ったマスコミや学者も負うべきなのですが、全て忘れ去られてしまっているようです。

民主って努力してたんですか?

半可通さん
多くの有権者の意志が切り捨てられる小選挙区制の上に、違憲状態が続き、オマケに低い投票率ですから、日本はとても民主主義国家とは言えないのかも知れません。

プティコションさん
民主党の場合、政権をとった選挙で掲げたマニフェスト全179項目のうち、政権発足から1ヶ月後には87項目について着手・実現したものの、その後の2年間での進捗は僅かでした。それは、役人を敵に回したことや、大震災の影響も大きかったとはいえ、マニフェストの変更など、理解し難いことも多くありました。

本来は、こうしたマニフェストの進捗、特に変更された項目などについては、マスコミが厳しくチェックすべきですが、マスコミの批判もあまりに抽象的で感情的、ワイドショー的なものが多く、残念です。

また、民主党は極端でしたが、大きな政党になればなるほど、多様な考え方の政治家が集まり過ぎ、その党に対して白紙委任状を渡すことは難しくなります。

社会も人も多様化しているだけに、大政党主導の間接民主制による民主主義の崩壊がより深刻になっているようにも感じます。

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