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2014年10月16日 (木)

安佐南区八木の土砂流と流域

日経ビジネス 10月9日号に、慶応義塾大学名誉教授の岸由二氏が、
今回の広島市安佐南区八木で起こった土砂流災害について
インタビューに答えている。

中国地方特有の崩れやすい真砂土という地質の地域に、
記録的な集中豪雨が降ったということで土砂流被害が起こったというよりも、
そのおかれた地形によるというのだ。

「広島県安佐南区の土石流災害は「小流域」で起きた。
黄色の線は尾根筋で、この内側が小流域で、
線内に降り注いだ雨はすべて真ん中の谷に集まり、
その出口で土石流を引き起こした」
というのだ。

Image_2


写真をみると、
確かに尾根筋の延長線上にある住宅地は、土砂流の被害にあっていない。
その違いははっきり見てとれる。

小流域の集まって、その先が中流域になり、さらに大流域となるが、
大流域の出口にあるデルタの上の広島の市街地は洪水の恐れがあるし、
小流域の出口にある郊外の住宅地は土砂流の恐れがあるというわけだ。

土砂流による被害を、
「想定外」の雨量による、
仕方がなかったとしてしまうのでなく、

人間の知恵と責任で、
そうした被害を避けることは可能になるといえそうだ。

元安川

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交通事故による死傷者は年間100万人もいる。
火災は年間2000人程度の犠牲者。
東北大震災は桁違いに大きな自然災害でしたが、それでも犠牲者は2万人。
1000年に一度なら年間20人、100年に一度でも年間200人。
火山噴火の場合は50年に50人、つまり年間1人。
台風大雨では10人程度の犠牲者が出ることが年に5回程度あるので1年では50人

まとめると、年間の被害で言えば、
交通事故1000000人
火災2000人
地震200人
台風50人
噴火1人

それ以外では、311までの放射線の基準である1年間に自然放射線以外に1mSvという基準は交通事故と同じリスクと言われている。

投稿: 源氏 | 2014年10月16日 (木) 12時06分


源氏様

自然災害だから、仕方がない、
想定外だから、仕方がない、
といって片ずけしまうのでなく、
はっきりとその原因を明らかにすることが必要ですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 13時46分


ダムや砂防ダムや河川の整備をするときには、必ず流域面積と流域の土地が山林の広さ宅地の広さを考慮して、流域に降る雨量から、どのように整備するか検討はするはずです。
そのときの雨量には、何十年とか数百年に一度とかの雨量を使うでしょうから、今回の雨量ははたして想定外でしょうか?
最近は、なんでもかんでも想定外で、責任逃れをするのばかりです。
想定外とは、設計で考慮していない項目とか、計算に用いる数字以上のことですから、今回の災害は防災施設がないので、そもそも想定外とい言葉は、存在しないと思います。
耐震設計も、阪神淡路の大地震で、設計に用いる予測数字が実情にあわないからと、新たな設計基準が変わったと思います。このような場合は想定外でしょうが。
この地域は、交通の便や生活環境から、大手のディベロッパーが手を出していないことを考えると、宅地開発に伴う防災工事は、工事費用と防災への危険性から手を出さなかったではと思っています。
どうみても土石流が発生しやす場所だと考える土木建設関係者は少なくないのではないでしょうか。
目先の欲だけで土地を売り、災害が予測される場所に防災施設もないのに建築に認可を出した行政に大きな責任があり、それを大雨量だったと責任を自然におしつけるのは如何なものかと思います。
今朝の中国新聞に、これに関する記事が掲載されていますが、集約された記事でなく、検証部会での議事録を新聞書面で全て公開してほしいものです。市民には記者の言葉でなく、実情を知る権利があり、今の市長が適任かどうか判断する材料でもありますから。

投稿: やんじ | 2014年10月16日 (木) 14時08分


やんじ様

森林行政、河川行政、建築行政、消防行政、
それぞれが縦割りになっていて、横の連携が取りにくいということでしょうから、
それをなんとかするのが、政治の役割りでしょうね。

検証部会の内容の全てを新聞に載せるというのは難しいことでしょうが、
市のHPには是非載せて欲しいですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 15時47分


先ほどもテレビで今回の土砂流の原因の説明をしていましたが、
何故か、この流域の話しには触れていませんでしたね。
どうしてでしょうか?

投稿: 土砂流 | 2014年10月16日 (木) 19時21分


土砂流様

流域に1時間に100mmの雨が降ったらどうなるかというような研究は、
斜面の勾配や土質、それまでに降った雨量等がからみ、
予測がかなり難しいのか、あまりされていないように感じます。
でも流域という視点で見ていくことの重要性はわかりますね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 20時25分

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震災復興」カテゴリの記事

コメント

交通事故による死傷者は年間100万人もいる。
火災は年間2000人程度の犠牲者。
東北大震災は桁違いに大きな自然災害でしたが、それでも犠牲者は2万人。
1000年に一度なら年間20人、100年に一度でも年間200人。
火山噴火の場合は50年に50人、つまり年間1人。
台風大雨では10人程度の犠牲者が出ることが年に5回程度あるので1年では50人

まとめると、年間の被害で言えば、
交通事故1000000人
火災2000人
地震200人
台風50人
噴火1人

それ以外では、311までの放射線の基準である1年間に自然放射線以外に1mSvという基準は交通事故と同じリスクと言われている。

源氏様

自然災害だから、仕方がない、
想定外だから、仕方がない、
といって片ずけしまうのでなく、
はっきりとその原因を明らかにすることが必要ですね。

ダムや砂防ダムや河川の整備をするときには、必ず流域面積と流域の土地が山林の広さ宅地の広さを考慮して、流域に降る雨量から、どのように整備するか検討はするはずです。
そのときの雨量には、何十年とか数百年に一度とかの雨量を使うでしょうから、今回の雨量ははたして想定外でしょうか?
最近は、なんでもかんでも想定外で、責任逃れをするのばかりです。
想定外とは、設計で考慮していない項目とか、計算に用いる数字以上のことですから、今回の災害は防災施設がないので、そもそも想定外とい言葉は、存在しないと思います。
耐震設計も、阪神淡路の大地震で、設計に用いる予測数字が実情にあわないからと、新たな設計基準が変わったと思います。このような場合は想定外でしょうが。
この地域は、交通の便や生活環境から、大手のディベロッパーが手を出していないことを考えると、宅地開発に伴う防災工事は、工事費用と防災への危険性から手を出さなかったではと思っています。
どうみても土石流が発生しやす場所だと考える土木建設関係者は少なくないのではないでしょうか。
目先の欲だけで土地を売り、災害が予測される場所に防災施設もないのに建築に認可を出した行政に大きな責任があり、それを大雨量だったと責任を自然におしつけるのは如何なものかと思います。
今朝の中国新聞に、これに関する記事が掲載されていますが、集約された記事でなく、検証部会での議事録を新聞書面で全て公開してほしいものです。市民には記者の言葉でなく、実情を知る権利があり、今の市長が適任かどうか判断する材料でもありますから。

やんじ様

森林行政、河川行政、建築行政、消防行政、
それぞれが縦割りになっていて、横の連携が取りにくいということでしょうから、
それをなんとかするのが、政治の役割りでしょうね。

検証部会の内容の全てを新聞に載せるというのは難しいことでしょうが、
市のHPには是非載せて欲しいですね。

先ほどもテレビで今回の土砂流の原因の説明をしていましたが、
何故か、この流域の話しには触れていませんでしたね。
どうしてでしょうか?


土砂流様

流域に1時間に100mmの雨が降ったらどうなるかというような研究は、
斜面の勾配や土質、それまでに降った雨量等がからみ、
予測がかなり難しいのか、あまりされていないように感じます。
でも流域という視点で見ていくことの重要性はわかりますね。

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