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2014年8月14日 (木)

電力不足詐欺

東京電力は、震災から僅か1年で、原発数基分の火力発電所を作りましたが、各地でも風力、太陽光発電で、企業、自治体、家庭にまで、発電装置は増える一方です。

おまけに、省エネだけでも、この3年間で、原発20基分に相当する電力が生まれていると言われています。

その上、人口減少、産業の空洞化、省エネ技術で、必要な電力は減る一方です。

にも関わらず、政府は原発再稼動を目指し、タイムセールの呼びかけを行うなど、ありもしない「電力不足」を演出しています。

今や正しい情報を得ている人たちにとって、原発こそが最も高コストで不安定で脆弱であることは常識になっています。

再戦可能エネルギーとしては、日本よりずっと不利な環境にある欧米でも「太陽光発電の発電コストは、電力の小売料金よりも安く、風力発電の発電コストは火力発電並み」というのが常識で、再生エネルギーとしては最も高コストな太陽光発電ですら、原子力の発電コストを下回ったと言われています。

米国エネルギー省によると、米国における太陽光発電の平均価格(発電事業者と購入者の契約価格)は1キロワット時当たり11セント(約11円)で、風力発電は僅か3.83セント(約3.83円)です。

よくドイツの脱原発が頓挫しているかの如く言う人がいますが、ドイツは脱原発そして100%再生エネルギーの社会を目指して、確実に前進しています。

既にピーク時電力の50%を再生可能エネルギーで賄い、2025年までには40〜45%、2035年には55〜60%、そして最終的には100%再生可能エネルギーという道を歩んでいます。

また、ドイツのことを言うと、必ず「ドイツは原発大国のフランスから電力を購入している」ことをあげる人もいますが、最近は、ドイツがフランスから買う電力より、フランスがドイツから買う電力の方が多くなっています。

原発のように需要変動に対応できない発電設備を多く持つと、余った電力は捨てるか叩き売るかしかなく、海外との電力融通は避けられません。

さらに、ドイツはノルウェーとの海底電力ケーブルを敷設し、いずれは100%再生可能エネルギーの電力融通を目指しています。

福島の原発事故から僅か4ヶ月でドイツはエネルギー政策を大きく変える法律を作りました。

一方で、日本政府は原発事故から3年が過ぎ、事故の収束の目処もたたないまま、危険で高コストな原発を再稼動させようとしています。

いつまで日本国民は、この見え透いた詐欺に騙し続けられるのでしょうか。

Cost1

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にもかかわらず、政府が原発再稼働を進めたいのは何故でしょうか。
原発は安倍政権にとってそんなに美味しいのでしょうか・

投稿: ちょっと辛口 | 2014年8月14日 (木) 06時18分


ちょっと辛口さん
原発をどうするかは電力の問題でないことは、電力会社の資料、経産省の資料からだけでも明らかです。電力という意味では、止まってもなお使用済み燃料の冷却などに電力を消費し続ける原発は「重要な電源」どころか、電力を無駄遣いする「お荷物」でしかありませんから、電力にとっては一刻も早い廃炉こそ求められるものです。

原発は、利権構造の問題であり、原発立地で成り立っている自治体をどうするか、という問題でしょう。電力供給という意味では、何の工夫も英知も必要ありませんが、利権を含めた経済の構造の再構築には本当に日本中の英知が必要でしょう。しかし、その英知が政権にないことは明らかで、それなら再稼動の方が簡単だということなのだと思います。

投稿: 工場長 | 2014年8月14日 (木) 06時43分


原発は、発電量の調整ができないので、
フランスは季節等によって余った電力をドイツに叩き売りをしているようですね。
それでもドイツ国内の発電量は使用量より多く、その差の電力は周辺国に輸出しているそうです。
つまりドイツの電力会社は安い電力を買って、高い電力を売るということで、
ぼろ儲けしているようです。

投稿: 宇品灯台 | 2014年8月14日 (木) 08時05分


宇品灯台さん
ドイツでは、まだ原発が稼働していますが、日本と大きく違うのは、消費者が電力を選べるということではないでしょうか。
知人は100%自然エネルギーの電力を使っていますが、以前は高かった電気料金も今では随分下がっているようです。
政府を動かすのも、その政策を支えるのも国民であるところが何より羨ましい点です。

投稿: 工場長 | 2014年8月14日 (木) 08時19分


「足りない足りない詐欺」ですね。

投稿: もみじ日記 | 2014年8月14日 (木) 10時34分


もみじ日記さん
東京電力は汚染された地下水を汲み上げて「薄めて」海に流すという計画で、そのための装置を原子力規制委員海に申請していますが、誰がどう考えても「薄めて」流しても、そのまま流しても何か変わるとは思えず、まさに「薄める詐欺」とでも言うべきかも知れません。

投稿: 工場長 | 2014年8月14日 (木) 20時34分

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コメント

にもかかわらず、政府が原発再稼働を進めたいのは何故でしょうか。
原発は安倍政権にとってそんなに美味しいのでしょうか・

ちょっと辛口さん
原発をどうするかは電力の問題でないことは、電力会社の資料、経産省の資料からだけでも明らかです。電力という意味では、止まってもなお使用済み燃料の冷却などに電力を消費し続ける原発は「重要な電源」どころか、電力を無駄遣いする「お荷物」でしかありませんから、電力にとっては一刻も早い廃炉こそ求められるものです。

原発は、利権構造の問題であり、原発立地で成り立っている自治体をどうするか、という問題でしょう。電力供給という意味では、何の工夫も英知も必要ありませんが、利権を含めた経済の構造の再構築には本当に日本中の英知が必要でしょう。しかし、その英知が政権にないことは明らかで、それなら再稼動の方が簡単だということなのだと思います。

原発は、発電量の調整ができないので、
フランスは季節等によって余った電力をドイツに叩き売りをしているようですね。
それでもドイツ国内の発電量は使用量より多く、その差の電力は周辺国に輸出しているそうです。
つまりドイツの電力会社は安い電力を買って、高い電力を売るということで、
ぼろ儲けしているようです。

宇品灯台さん
ドイツでは、まだ原発が稼働していますが、日本と大きく違うのは、消費者が電力を選べるということではないでしょうか。
知人は100%自然エネルギーの電力を使っていますが、以前は高かった電気料金も今では随分下がっているようです。
政府を動かすのも、その政策を支えるのも国民であるところが何より羨ましい点です。

「足りない足りない詐欺」ですね。

もみじ日記さん
東京電力は汚染された地下水を汲み上げて「薄めて」海に流すという計画で、そのための装置を原子力規制委員海に申請していますが、誰がどう考えても「薄めて」流しても、そのまま流しても何か変わるとは思えず、まさに「薄める詐欺」とでも言うべきかも知れません。

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