みやじま国際パワートライアスロン大会とアーバンコーポレーション
厳島神社の鳥居をスタートし、吉和のウッドワン美術館をゴールとするみ
「やじま国際パワートライアスロン大会」が、今年も6月29日、開かれる。
瀬戸内海を横断する2.5kmのスイム、
中国山脈を900m上って、50m下りる55kmのバイク、
山を登って下りる20kmのラン、
強烈に過酷なレースだ。
聞いただけで、
やろうなんて考えもしないが、
なんと
私の友人の1人が、そんな過酷なレースに参加するという。
「バイクの部分は、ほとんど登りだから大変だろう?」
と聞けば、
「登りはそれほど辛くはない、
下りの方が怖いので、嫌だ」
といっていた。
「へー、そんなもんかね」とちょっと驚いた。
彼は元々水泳をやっていたので、
自転車とマラソンの練習をして、トライアスロンにチャレンジすることにしたのだという。
数十万円もするレース用自転車も、そのために買ったという。
普段から身体を鍛えているからだろう、なるほど引き締まった健康そうな身体をしている。
この宮島大会は、彼のように、新しいジャンルのスポーツマンを生みだすと共に、
廿日市市の市民も大いに元気づけた。
しかし、これだけの大会を催すにはそれなりのお金がかかる。
参加者からの25,000円×25人+450人→11,875,000円の参加料収入ではとても足りるわけがない。
市民、行政、スポンサーからの支援があって、ようやく開催できる。
当初のスポンサーはアーバンコーポレーション1社だった。
アーバンコーポレーションが倒産したことで、
以降の開催は難しいのではないかと思っていたが、
その後スポンサーは、アメリカのプルーデンシャル保険、
地元のオタフク、ウッドワン、広島ガス、五洋建設、コカコーラウエスト、カルビー
等がなったことで、無事継続されている。
スポンサーが1社から多数になったことは、
それだけ、この大会が根付いたということであり、
これからは、より安定した運営ができるようになるだろうと思われる。
アーバンコーポレーションという企業は消えたが、
アーバンコーポレーションは社会に素晴らしい資産を遺したといえる。
みやじま国際パワートライアスロン大会が
これからも継続されるよう、
皆で応援していきたい。
元安川
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