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2014年5月20日 (火)

環境省の怠慢

漫画「美味しんぼ」の鼻血騒動を見る限り、環境省は仕事をするつもりがないようです。

一般的な犯罪と違い、公害などの環境汚染は被害者が犯罪を立証すべきものではなく、国が調査すべきもので、そのための機関が環境省のはずです。

ところが、石原伸晃環境相は「美味しんぼ」に書かれた内容について「福島県の人の気持ちを考えると非常に遺憾」と述べ、同省担当者は「漫画に目くじらを立てたくないが、不当な風評被害の防止と福島県内の方の心情に配慮した」としてホームページに「放射性物質対策に関する不安の声について」と題した見解を発表し「除染効果は確認しており、震災がれきの広域処理も安全に実施されている」と掲載しました。

まるで、職務怠慢、責任の放棄です。

もし、鼻血が特定の地域、特定の人々に多くなっているのであれば、それが放射線の影響であろうがなかろうが、健康被害ですから、原因を特定するのは環境省の務めです。

福島の原発事故による放射性物質さえ原因でなければ良いという問題ではありません。原発事故による避難生活などのストレスであれ、原発事故とは関係ない化学物質によるものであれ、感染症であれ、国民が健康に生活するための環境を守るのが環境省の仕事ではないのでしょうか。

今のところ、この件に関して、環境省は仕事をしているようには思えません。

フランスFR3テレビ「フクシマ・地球規模の汚染へ」
https://www.youtube.com/watch?v=ZNYvKm04fXg

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神奈川新聞社説

【社説】「美味しんぼ」問題 「不安封じ」で解決せず
http://www.kanaloco.jp/article/71507/cms_id/81346
 
(以下転載)

 漫画の表現が、首相、閣僚までをも巻き込む一大騒動を引き起こしている。異例ともいえる場面の数々に「わが国にタブーがひとつ増えたのだ」との懸念は強まる一方だ。

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「美味(おい)しんぼ」が論議を呼んでいる。問題となったのは「福島の真実」というタイトルで、4月28日と5月12日発売号に掲載された。

 主人公の新聞記者、山岡士郎は東京電力福島第1原発を取材した直後に鼻血を出す。実名で登場した福島県双葉町の井戸川克隆前町長は原因について「被ばくしたから」と述べる。また、やはり実名の荒木田岳福島大准教授は「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る。

 安倍晋三首相は17日、視察先の福島市で「根拠のない風評に対しては国として対応する必要がある」と述べた。先立って菅義偉官房長官や根本匠復興相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、森雅子消費者相も批判の声を上げていた。

 鼻血と被ばくの因果関係は、分からないというのが現状であろう。関係があるという専門家もいれば、ないという専門家もいる。事故から3年余しか経過していない。今後の被ばくの影響への懸念も高まる中で到底、「風評被害」と断じてしまうことができる段階ではない。

 実際、森消費者相は閣僚就任前の2012年6月、国会で「子どもの鼻血と被ばくの関係を不安視する声がある」と発言している。同様の不安が存在するのは事実なのだ。

 そうした不安を漫画で表現することに問題があるのだろうか。政治家による相次ぐ批判は過熱気味で「表現の自由の侵害」となりかねない。何より、放射能の問題に真摯に向き合う姿勢があるのかという、事故後に多くの国民が感じた不信を再び喚起するだろう。

 福島県は「風評被害を助長する」と小学館に抗議したが、同県内の複数の市民団体が抗議撤回を求めた。県への抗議文では「(作品は)『福島の現実』と向き合おうとしている多くの人たちにとって注目し共感せずにおれない重要な見解」とし、「県の非難は、人々の声を上げる自由をも抑圧する」と訴えた。政治、行政がすべきは不安の声を封じるのではなく、誠実に不安と向き合い、放射能の問題に対峙することだ。

(転載以上)

投稿: K | 2014年5月20日 (火) 06時24分


(元外務省官僚のブログより転載)

 「美味しんぼ」問題で、環境省がみずからのHPで除染の効果は確認されていると反論したという。

 笑止千万だ。

 私は那須塩原のホットスポットに住んでいて、今頃になって除染に来て、その実態のお粗末さを目撃してあきれ果てた。

 何を聞いてもわからない日雇いの若者が、これまた何を聞いてもわからない親方に怒られながら、半日作業し、その後の数値はさして変わら
ない。

 この三年間、変わらず毎時0・3~4マイクロシーベルトの庭の数値が、一部で0・2~3ぐらいになっただけだ。

 しかも土をはぎとったところだけで、ほかは同じだ。

 その土を庭に掘った穴に埋めて帰っていった。

 これが除染の現実だ。

 那須塩原でこれだから、福島はおして知るべしだ。

 その裏にどれだけの予算がばらまかれたことか。

 しかもその予算は末端の作業者には雀の涙で、東京の業者が一人占めしているのだろう。

 環境省の役人は、こんな現場のことを何ひとつ知らずせっせとHPを書いているに違いない。

 そう思っていたら写真週刊誌のフラッシュ(5月27日号)が、福島で家畜の馬が次々謎の死を遂げている、という記事を掲載し、美味しんぼ批判を批判していた。

 政府は美味しんぼ叩きをして、寝た子を起こし自滅した。

投稿: K | 2014年5月20日 (火) 21時56分


Kさん
色々と情報ありがとうございました。
東京新聞や北海道新聞、琉球新報なども見ることがありますが、
全国紙には見られない、正しい事実や意見を目にすることが多いです。

投稿: 工場長 | 2014年5月22日 (木) 07時29分

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コメント

神奈川新聞社説

【社説】「美味しんぼ」問題 「不安封じ」で解決せず
http://www.kanaloco.jp/article/71507/cms_id/81346
 
(以下転載)

 漫画の表現が、首相、閣僚までをも巻き込む一大騒動を引き起こしている。異例ともいえる場面の数々に「わが国にタブーがひとつ増えたのだ」との懸念は強まる一方だ。

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「美味(おい)しんぼ」が論議を呼んでいる。問題となったのは「福島の真実」というタイトルで、4月28日と5月12日発売号に掲載された。

 主人公の新聞記者、山岡士郎は東京電力福島第1原発を取材した直後に鼻血を出す。実名で登場した福島県双葉町の井戸川克隆前町長は原因について「被ばくしたから」と述べる。また、やはり実名の荒木田岳福島大准教授は「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る。

 安倍晋三首相は17日、視察先の福島市で「根拠のない風評に対しては国として対応する必要がある」と述べた。先立って菅義偉官房長官や根本匠復興相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、森雅子消費者相も批判の声を上げていた。

 鼻血と被ばくの因果関係は、分からないというのが現状であろう。関係があるという専門家もいれば、ないという専門家もいる。事故から3年余しか経過していない。今後の被ばくの影響への懸念も高まる中で到底、「風評被害」と断じてしまうことができる段階ではない。

 実際、森消費者相は閣僚就任前の2012年6月、国会で「子どもの鼻血と被ばくの関係を不安視する声がある」と発言している。同様の不安が存在するのは事実なのだ。

 そうした不安を漫画で表現することに問題があるのだろうか。政治家による相次ぐ批判は過熱気味で「表現の自由の侵害」となりかねない。何より、放射能の問題に真摯に向き合う姿勢があるのかという、事故後に多くの国民が感じた不信を再び喚起するだろう。

 福島県は「風評被害を助長する」と小学館に抗議したが、同県内の複数の市民団体が抗議撤回を求めた。県への抗議文では「(作品は)『福島の現実』と向き合おうとしている多くの人たちにとって注目し共感せずにおれない重要な見解」とし、「県の非難は、人々の声を上げる自由をも抑圧する」と訴えた。政治、行政がすべきは不安の声を封じるのではなく、誠実に不安と向き合い、放射能の問題に対峙することだ。

(転載以上)

(元外務省官僚のブログより転載)

 「美味しんぼ」問題で、 環境省がみずからのHPで除染の効果は確認されていると反論したという。

 笑止千万だ。

 私は那須塩原のホットスポットに住んでいて、今頃になって除染に来て、その実態のお粗末さを目撃してあきれ果てた。

 何を聞いてもわからない日雇いの若者が、これまた何を聞いてもわからない親方に怒られながら、半日作業し、その後の数値はさして変わら
ない。

 この三年間、変わらず毎時0・3~4マイクロシーベルトの庭の数値が、一部で0・2~3ぐらいになっただけだ。

 しかも土をはぎとったところだけで、ほかは同じだ。

 その土を庭に掘った穴に埋めて帰っていった。

 これが除染の現実だ。

 那須塩原でこれだから、福島はおして知るべしだ。

 その裏にどれだけの予算がばらまかれたことか。

 しかもその予算は末端の作業者には雀の涙で、東京の業者が一人占めしているのだろう。

 環境省の役人は、こんな現場のことを何ひとつ知らずせっせとHPを書いているに違いない。

 そう思っていたら写真週刊誌のフラッシュ(5月27日号)が、福島で家畜の馬が次々謎の死を遂げている、という記事を掲載し、美味しんぼ批判を批判していた。

 政府は美味しんぼ叩きをして、寝た子を起こし自滅した。

Kさん
色々と情報ありがとうございました。
東京新聞や北海道新聞、琉球新報なども見ることがありますが、
全国紙には見られない、正しい事実や意見を目にすることが多いです。

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