広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« 古材で作ったcafe VG | トップページ | 8%増税とシステムトラブル »

2014年4月 2日 (水)

商業捕鯨を解禁せよ

日本が被告となった調査捕鯨の違法性に関するICJ(国際司法裁判所)の判決が出ましたが、日本の捕鯨を禁止するには、商業捕鯨の解禁が最も早いのではないでしょうか。

日本の調査捕鯨の実態は「天下り役人」のために「税金を使いまくる」ためのものでしかありません。当然ですが、商売としては成り立ちません。

日本鯨類研究所は鯨肉を販売しても、なお財源不足で、東日本大震災復興予算を含め、あらゆる予算をこじつけて、毎年、数十億円を獲得しています。(東日本大震災復興予算25億円、省エネ漁業推奨特例費45億円、シーシェパード対策費10億円)まさに原発並みの補助金漬けですし、本来なら真っ先に仕分けされるような組織です。

捕鯨は日本の食文化として語られることも多いのですが、調査は「文化」ではなく「科学」が目的のはずです。韓国ですら鯨を殺傷せず、豪州や米国が行っているような細胞採取や排泄物の収集による調査に切り替えていますが、日本だけが800頭もの鯨を殺傷するという商業捕鯨並みの大規模な調査捕鯨を行ってきました。その調査に科学的根拠がないことは、今回の裁判でも示されました。

私は鯨肉が嫌いではありませんが、かつて小学校の給食に良く出た「安価な肉」というイメージが強く、周囲にも嫌いな人は多くても、好きだという人は僅かです。日本に対しては商業捕鯨を解禁すれば、高価になるであろう鯨肉を食べる人は僅かでしょうし、米のように鯨肉に税金を投入することに賛成する人も僅かでしょう。

現状では、日本に捕鯨をやめさせるには、商業捕鯨の解禁が最も早いと思います。

Kujira

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

広島ブログ


少しずつ捕獲数は減っても800頭というのを「調査」と言うには無理がありますね。
文化といっても、和食に欠かせないものではないし、今時の若い人は食べたことない人も多く、毎年100億円近い税金を使って、しかも他国から批判をされても守るべきもの、とも思えませんね。

ただ、シーシェパードのように危険な暴力行為も許せないことです。

投稿: サチ | 2014年4月 2日 (水) 11時14分


サチさん

IWC(国際捕鯨委員会)が想定していた調査捕鯨は十頭程度で、日本のように数百頭もの捕鯨を「調査」だというのは、あまりに無理があるように思います。

4年前に赤松農水相が「調査捕鯨に800頭も要らない」と発言して、半数程度にはなりましたが、そもそも日本が大量の調査捕鯨を行ってきたのは「捕鯨に対する群れの抗力/自然快復力の調査」であり、それは半数では意味のないことで、もともと詭弁、こじつけでしかなかったように思えます。

日本では、調査捕鯨に反対するシー・シェパードの過激な抗議行動ばかりがクローズアップされ繰り返し報道されてきました。しかし、仮に戦争反対を唱える過激な団体があったとしても、戦争反対そのものが間違っているということにはなりませんし、戦争が正当化されるものでもありません。

シー・シェパードの抗議行動は危険であり環境保護の観点からも問題が多い行為であることは間違いありませんが、調査捕鯨自体で何人もの船員が命を落としていることは殆ど報道されていません。あるいは、何十億円もの税金が投入されていることも知っている人も少ないでしょう。

私の少し上の世代には過激派といわれる学生運動をしていた人が多くいますが、彼らの手段が間違っていたにせよ、彼らが身体を張って反対していたベトナム戦争もまた間違っていたと思います。

捕鯨については、どうも、どちら側にも感情的に煽っていることが多く、それが何より問題だと感じます。

投稿: 工場長 | 2014年4月 2日 (水) 11時47分


私は詳しいことは知りませんでしたが,「調査」で捕獲した物を食するというのは感覚としておかしいと思っていました。
捕鯨をやめさせるために商業捕鯨を解禁する。
いつもながら工場長様の斬新な発想には感心させられます。

投稿: もみじ日記 | 2014年4月 2日 (水) 14時32分


もみじ日記さん
日本では、マグロは年間30万トン以上が供給されていますが、鯨は5千トンと二桁も少なく、鯨肉の消費は落ち込む一方で、在庫はこの10年で2倍以上に増加し、今後も国内で鯨肉の消費が増える見込みはありません。

そして、調査捕鯨と称して捕鯨を行い販売をしている日本鯨類研究所は、鯨肉の販売不振から債務超過に陥っており、政府が税金で損失補填をしています。

経済的に考えれば、原発同様、政府の手厚い補助なしに存続できるものではなさそうです。

投稿: 工場長 | 2014年4月 2日 (水) 17時55分


1頭 1000万円の税金をかけて、獲って、
それを売ってる、
何、それ?

全くそんなことは知りませんでした。
メディアは何を報道しているのでしょうか。

投稿: 宇品灯台 | 2014年4月 2日 (水) 18時42分


そんなに税金を使ってまで守らなければならない「食文化」なら国際捕鯨委員会から脱退すれば良いだけですよね。
それをせず調査捕鯨という名目で商業捕鯨紛いのことを天下り団体にさせるという姑息なことをすることが何より問題ですよね。
商業捕鯨を解禁すれば、という発想は面白いです。きっと調査捕鯨より捕獲量は少なくなるのは間違いないでしょう。

投稿: 通りすがり | 2014年4月 2日 (水) 18時51分


宇品灯台さん
捕鯨は漁業の中でも危険なもので、調査捕鯨でも犠牲者を出していますし、現状でも鯨は余っており、そのために莫大な補助金、それも震災復興などの予算まで使われていることは、殆ど報道されていませんね。

そして、捕鯨に反対するシーシェパードの過激な抗議行動や、食文化という面ばかり強調して、本来、科学であるべき調査というものの内容も全くと言って良いほど報道されていないように思います。

投稿: 工場長 | 2014年4月 2日 (水) 19時47分


通りすがりさん
今回は、農水省だけの問題ではなく、条約に関することでもありますし、外務省としても失態だったと思います。

そして、想像以上に厳しく明確に、日本の調査捕鯨の違法性を断じた判決は、国際社会で孤立していく今の日本の立場を象徴しているようにも感じました。

投稿: 工場長 | 2014年4月 2日 (水) 19時48分


工場長様、『商業捕鯨を解禁せよ』
斬新なアイデアに感服いたしました。
もっと詳しく知りたいので、是非本にして出版してください!
私はこの逆説的な発想に、日本の未来が託されていると思います。
何故商業捕鯨を解禁する方が、結果的に捕獲数が減るのかをわかってもらえることが出来れば、読んだ人だけでも確実に賢くなることができますよね。
天下り役人を養うために、国際的にバッシングをされる・・・。
国賊とも思える(さすがに言い過ぎです。すいません。)役人の実名を報道して欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・

投稿: 橋本クリニック | 2014年4月 3日 (木) 11時37分


もう何の役にも立っていない国際捕鯨委員会にまだ加盟していることの方が驚き。さっさと脱退してしまえばいいのに。捕鯨国で加盟してるの日本だけでしょ。商業的にダメなら衰退するだけだし、買う人がいるから捕鯨も成り立ってる。私もクジラ肉、あればたまには買いますよ。

投稿: たかのばし | 2014年4月 3日 (木) 19時18分


橋本クリニックさん
このページの右の列に「日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書) 」という本が買えるバナーを貼っています。中古なら23円で新品でも842円です。

内容の紹介では「IWC(国際捕鯨委員会)が取り決めたクジラの永久保護区で、日本が調査捕鯨の名のもとに年間一〇〇〇頭のクジラを殺すのに、果たして正当な理由はあるのだろうか。日本人は鯨肉がそんなに好きなのか?捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?“科学調査”は何のためなのか?時代の流れと世界の総意に逆らい続ける日本の強硬姿勢は、あまりに強烈で時に滑稽ですらある。捕鯨大国日本の謎を、徹底検証」となっています。

興味があれば、是非、購入してお読みください。

日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書)

ちなみに、この本では、細かなデータを示して解説されていますが、そもそも日本の伝統的な捕鯨とは日本近海に流れ着いたクジラを、漁師が小型船で捕獲していたもので、一種の沿岸漁業でした。

それが学校給食にも出るようになって、鯨肉を大量消費し始めたのは1930年代からですが、日本人が一般的に鯨肉を消費していたのは高度成長期だけのことで、現在の日本人は馬肉の半分も鯨肉を食べることはなく、減り続けている調査捕鯨の鯨肉すら在庫がダブついています。

その結果、調査捕鯨の株を保有していたニッスイなどの民間企業はすべての株を手放し、商業捕鯨が国際的に再開されたとしても、もう日本企業は捕鯨産業に再参入はしないだろうと予測されています。

もし日本が商業捕鯨を再開しても、原発のように、相当の補助金が投入されなければ、成り立ちません。そこまでして鯨肉を食べたい日本人がどれほどいるか、私は、それ程いないように感じています。

いずれにしても、調査と偽って補助金に支えられないと出来ないような商売は早くやめて欲しいものです。

投稿: 工場長 | 2014年4月 3日 (木) 19時44分


たかのばしさん
鯨肉がお好きなら「たまには」ではなく、いつも買って、しっかり食べてあげてください。
減り続けている調査捕鯨の鯨肉すら余って在庫がダブついていますので、あまり国民の税金を使わなくても済むように、沢山消費して頂くと良いと思います。。

投稿: 工場長 | 2014年4月 3日 (木) 19時48分

« 古材で作ったcafe VG | トップページ | 8%増税とシステムトラブル »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

少しずつ捕獲数は減っても800頭というのを「調査」と言うには無理がありますね。
文化といっても、和食に欠かせないものではないし、今時の若い人は食べたことない人も多く、毎年100億円近い税金を使って、しかも他国から批判をされても守るべきもの、とも思えませんね。

ただ、シーシェパードのように危険な暴力行為も許せないことです。

サチさん

IWC(国際捕鯨委員会)が想定していた調査捕鯨は十頭程度で、日本のように数百頭もの捕鯨を「調査」だというのは、あまりに無理があるように思います。

4年前に赤松農水相が「調査捕鯨に800頭も要らない」と発言して、半数程度にはなりましたが、そもそも日本が大量の調査捕鯨を行ってきたのは「捕鯨に対する群れの抗力/自然快復力の調査」であり、それは半数では意味のないことで、もともと詭弁、こじつけでしかなかったように思えます。

日本では、調査捕鯨に反対するシー・シェパードの過激な抗議行動ばかりがクローズアップされ繰り返し報道されてきました。しかし、仮に戦争反対を唱える過激な団体があったとしても、戦争反対そのものが間違っているということにはなりませんし、戦争が正当化されるものでもありません。

シー・シェパードの抗議行動は危険であり環境保護の観点からも問題が多い行為であることは間違いありませんが、調査捕鯨自体で何人もの船員が命を落としていることは殆ど報道されていません。あるいは、何十億円もの税金が投入されていることも知っている人は少ないでしょう。

私の少し上の世代には過激派といわれる学生運動をしていた人が多くいますが、彼らの手段が間違っていたにせよ、彼らが身体を張って反対していたベトナム戦争もまた間違っていたと思います。
捕鯨については、どうも、どちら側にも感情的に煽っていることが多く、それが何より問題だと感じます。

私は詳しいことは知りませんでしたが,「調査」で捕獲した物を食するというのは感覚としておかしいと思っていました。
捕鯨をやめさせるために商業捕鯨を解禁する。
いつもながら工場長様の斬新な発想には感心させられます。

もみじ日記さん
日本では、マグロは年間30万トン以上が供給されていますが、鯨は5千トンと二桁も少なく、鯨肉の消費は落ち込む一方で、在庫はこの10年で2倍以上に増加し、今後も国内で鯨肉の消費が増える見込みはありません。

そして、調査捕鯨と称して捕鯨を行い販売をしている日本鯨類研究所は、鯨肉の販売不振から債務超過に陥っており、政府が税金で損失補填をしています。

経済的に考えれば、原発同様、政府の手厚い補助なしに存続できるものではなさそうです。

1頭 1000万円の税金をかけて、獲って、
それを売ってる、
何、それ?

全くそんなことは知りませんでした。
メディアは何を報道しているのでしょうか。

そんなに税金を使ってまで守らなければならない「食文化」なら国際捕鯨委員会から脱退すれば良いだけですよね。
それをせず調査捕鯨という名目で商業捕鯨紛いのことを天下り団体にさせるという姑息なことをすることが何より問題ですよね。
商業捕鯨を解禁すれば、という発想は面白いです。きっと調査捕鯨より捕獲量は少なくなるのは間違いないでしょう。

宇品灯台さん
捕鯨は漁業の中でも危険なもので、調査捕鯨でも犠牲者を出していますし、現状でも鯨は余っており、そのために莫大な補助金、それも震災復興などの予算まで使われていることは、殆ど報道されていませんね。

そして、捕鯨に反対するシーシェパードの過激な抗議行動や、食文化という面ばかり強調して、本来、科学であるべき調査というものの内容も全くと言って良いほど報道されていないように思います。

通りすがりさん
今回は、農水省だけの問題ではなく、条約に関することでもありますし、外務省としても失態だったと思います。

そして、想像以上に厳しく明確に、日本の調査捕鯨の違法性を断じた判決は、国際社会で孤立していく今の日本の立場を象徴しているようにも感じました。

工場長様、『商業捕鯨を解禁せよ』
斬新なアイデアに感服いたしました。
もっと詳しく知りたいので、是非本にして出版してください!
私はこの逆説的な発想に、日本の未来が託されていると思います。
何故商業捕鯨を解禁する方が、結果的に捕獲数が減るのかをわかってもらえることが出来れば、読んだ人だけでも確実に賢くなることができますよね。

天下り役人を養うために、国際的にバッシングをされる・・・。
国賊とも思える(さすがに言い過ぎです。すいません。)役人の実名を報道して欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・

もう何の役にも立っていない国際捕鯨委員会にまだ加盟していることの方が驚き。さっさと脱退してしまえばいいのに。捕鯨国で加盟してるの日本だけでしょ。商業的にダメなら衰退するだけだし、買う人がいるから捕鯨も成り立ってる。私もクジラ肉、あればたまには買いますよ。

橋本クリニックさん
このページの右の列に「日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書) 」という本が買えるバナーを貼っています。中古なら23円で新品でも842円です。

内容の紹介では「IWC(国際捕鯨委員会)が取り決めたクジラの永久保護区で、日本が調査捕鯨の名のもとに年間一〇〇〇頭のクジラを殺すのに、果たして正当な理由はあるのだろうか。日本人は鯨肉がそんなに好きなのか?捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?“科学調査”は何のためなのか?時代の流れと世界の総意に逆らい続ける日本の強硬姿勢は、あまりに強烈で時に滑稽ですらある。捕鯨大国日本の謎を、徹底検証」となっています。

興味があれば、是非、購入してお読みください。

日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/434498031X?tag=yasuwo53-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=434498031X&adid=0YAZPHA6QJ0JV1GNQQMN&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fhiroshima.moe-nifty.com%2Fblog%2F2014%2F04%2Fpost-4c62.html

ちなみに、この本では、細かなデータを示して解説されていますが、そもそも日本の伝統的な捕鯨とは日本近海に流れ着いたクジラを、漁師が小型船で捕獲していたもので、一種の沿岸漁業でした。

それが学校給食にも出るようになって、鯨肉を大量消費し始めたのは1930年代からですが、日本人が一般的に鯨肉を消費していたのは高度成長期だけのことで、現在の日本人は馬肉の半分も鯨肉を食べることはなく、減り続けている調査捕鯨の鯨肉すら在庫がダブついています。

その結果、調査捕鯨の株を保有していたニッスイなどの民間企業はすべての株を手放し、商業捕鯨が国際的に再開されたとしても、もう日本企業は捕鯨産業に再参入はしないだろうと予測されています。

もし日本が商業捕鯨を再開しても、原発のように、相当の補助金が投入されなければ、成り立ちません。そこまでして鯨肉を食べたい日本人がどれほどいるか、私は、それ程いないように感じています。

いずれにしても、調査と偽って補助金に支えられないと出来ないような商売は早くやめて欲しいものです。

たかのばしさん
鯨肉がお好きなら「たまには」ではなく、いつも買って、しっかり食べてあげてください。
減り続けている調査捕鯨の鯨肉すら余って在庫がダブついていますので、あまり国民の税金を使わなくても済むように、沢山消費して頂くと良いと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/59391428

この記事へのトラックバック一覧です: 商業捕鯨を解禁せよ:

« 古材で作ったcafe VG | トップページ | 8%増税とシステムトラブル »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31