救命ボートのない船
先日の国会では社民党の福島瑞穂議員や、みんなの党の松田公太議員が原発事故の際の避難について、質疑を行っていましたが、そこで明らかにされたことは、日本では国は原発の安全性=原子炉の安全性は審査しても、国民の安全については責任を持たないということでした。
アメリカでさえ、ニューヨークのロングアイランドに建設された原発は、燃料棒を入れるだけという段階であったにもかかわらず、事故が起きた時に、住民の避難経路が確保できない、という理由で廃炉に追い込まれました。
ロングアイランドは本土と橋一本で繋がれていますが、その橋では住民が一斉に避難するには十分ではなく、海側に大きな港を作って船で避難させるという案も、台風が来ていたら無理だということで、結局その原発は稼働できませんでした。
これが、原発を推進する国の常識ある判断です。
ところが、日本では、道路の陥没や雪や台風がなく、運良く交通網が正常な状態にあっても、住民が被曝を避けて避難することが困難な原発ばかりです。
つまり、原発はトイレのないマンションと揶揄されますが、日本においては、救命ボートもない船だということです。
既に何度か書いていることですが、今回の地震で、あらためて思いました。
そもそも総研 原発再稼働といっても事故?が起きたら即避難できるのだろうか
https://www.youtube.com/watch?v=-xJTtkDZPJk
https://www.youtube.com/watch?v=nf5-8bryGA0
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「救命ボートのない船」
とは 言い得て妙ですね。
投稿: ゲン | 2014年3月21日 (金) 11時20分
ゲンさん
沈没したタイタニック号は「絶対に沈まない」ということから、救命ボートの数が少なく最大でも乗客の半分しか乗れなかったことが被害を大きくしたと言われています。
まさに、安全神話で逃げることを考えられていない日本の原発の状況と同じですね。
投稿: 工場長 | 2014年3月21日 (金) 11時29分
先日の広島沖の釣り船の事故は,救命胴衣をつけていなかった,つけていれば助かったとも言われていますね。
日本という国は国民に救命胴衣を与えず出航させようとしていると思います。
投稿: もみじ日記 | 2014年3月21日 (金) 14時06分
はじめまして、鳥取県で梨を作っているペアと申します。
農業をしている者にとって避難訓練などナンセンスです。
田畑を持って逃げることができる避難などありませんもの。
今行われている除染などまやかしでしょうね。
投稿: ペア | 2014年3月21日 (金) 23時04分
もみじ日記さん
そうですね。
しかも国会でも原子力規制委員会の田中委員長が答弁したように「(日本は原発にとって)世界で最も厳しい条件」というわけですから、いくら基準を上げても世界一安全にはなりませんが、それが世界標準以下であれば、世界で最も危険な原発というわけです。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 09時22分
ペアさん
コメントありがとうございます。
梨と言えば、鳥取の二十世紀梨ですね。
確かに田畑を持っての避難はできませんし、福島原発の事故では静岡のお茶まで汚染されました。
福島では除染して空中線量が一時的に下がっても、またすぐに上がるそうですし、政府は線量の目標は設けないとか、従来の法律も無視する構えです。NHKの報道でも、作業員は「ただ時間過ごせばいいやという感じが実態。こんな作業をしていたのではきれいにならないと実感する。」と話していました。
「取り返しのつかない事態になる」という意味では、原爆も原発も同じで、ただ「廃絶することにしか意味はない」ものだと思います。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 09時24分
救命ボートの数が足りなかったタイタニックでは、女性や子どもの生存率は、アメリカ人とイギリス人の間で差はなかったのだそうですが、男性の生存率には、英米で有意の差がありました。女性や子どもに席を譲ったイギリスの男性の生存率は、アメリカの男性の生存率より低かったのだそうです。
でも、救命ボートがない状態では、このような「紳士的」な振る舞いも意味がありません。「紳士的」な人たちは、子どもや未来のことを慮って、またそうではない人たちも、自らの生命を大切にするという基本原則に立ち返って、「原発も(そして原爆も、核兵器も)廃絶」しか道がない、声を上げるしかないように思うのですが。
投稿: 半可通 | 2014年3月22日 (土) 11時29分
建築の避難計画が専門の東京の私の友人が、
「原発の話はあまりにも政治問題化してしまって、私としては誰を信じればいいのか分からない状態です。
避難計画だけをとれば検討不足です。現実味のある検討がなされている様子がありません。津波避難もそうですが机上の避難計画そのものは、どの地区の住民はどこに逃げる、責任者と連絡体制はカクカクシカジかと、役人がこと細かく決めているのですが、肝心の「それに従えば津波がくる前に逃げられるの? 助かるの?」という問いに答えられる自治体は、片手にも満たないかもしれません。時間感覚のない避難計画など絵に描いた餅です」
といっていました。
投稿: 宇品灯台 | 2014年3月22日 (土) 12時34分
半可通さん
原発事故では、紳士的どころか、男性の都合で放射線の影響を受け易い女性や子どもが犠牲になっているケースが多いようです。
いずれにしても「廃絶しか道はない」ですね。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 22時23分
宇品灯台さん
40年前から一貫して原発の危険性を訴えていた科学者がいる一方で、これまでは僅かな被曝でも避け、法律にある年間1mSvの被曝限度、あるいは医療被曝でも可能な限り被曝量を抑えてきた医師が、3年前を境に突如として「100mSvまでは安全、放射線は笑っていれば逃げる」などと言い始めました。酷い話です。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 22時26分
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「救命ボートのない船」
とは 言い得て妙ですね。
投稿: ゲン | 2014年3月21日 (金) 11時20分
ゲンさん
沈没したタイタニック号は「絶対に沈まない」ということから、救命ボートの数が少なく最大でも乗客の半分しか乗れなかったことが被害を大きくしたと言われています。
まさに、安全神話で逃げることを考えられていない日本の原発の状況と同じですね。
投稿: 工場長 | 2014年3月21日 (金) 11時29分
先日の広島沖の釣り船の事故は,救命胴衣をつけていなかった,つけていれば助かったとも言われていますね。
日本という国は国民に救命胴衣を与えず出航させようとしていると思います。
投稿: もみじ日記 | 2014年3月21日 (金) 14時06分
はじめまして、鳥取県で梨を作っているペアと申します。
農業をしている者にとって避難訓練などナンセンスです。
田畑を持って逃げることができる避難などありませんもの。
今行われている除染などまやかしでしょうね。
投稿: ペア | 2014年3月21日 (金) 23時04分
もみじ日記さん
そうですね。
しかも国会でも原子力規制委員会の田中委員長が答弁したように「(日本は原発にとって)世界で最も厳しい条件」というわけですから、いくら基準を上げても世界一安全にはなりませんが、それが世界標準以下であれば、世界で最も危険な原発というわけです。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 09時22分
ペアさん
コメントありがとうございます。
梨と言えば、鳥取の二十世紀梨ですね。
確かに田畑を持っての避難はできませんし、福島原発の事故では静岡のお茶まで汚染されました。
福島では除染して空中線量が一時的に下がっても、またすぐに上がるそうですし、政府は線量の目標は設けないとか、従来の法律も無視する構えです。NHKの報道でも、作業員は「ただ時間過ごせばいいやという感じが実態。こんな作業をしていたのではきれいにならないと実感する。」と話していました。
「取り返しのつかない事態になる」という意味では、原爆も原発も同じで、ただ「廃絶することにしか意味はない」ものだと思います。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 09時24分
救命ボートの数が足りなかったタイタニックでは、女性や子どもの生存率は、アメリカ人とイギリス人の間で差はなかったのだそうですが、男性の生存率には、英米で有意の差がありました。女性や子どもに席を譲ったイギリスの男性の生存率は、アメリカの男性の生存率より低かったのだそうです。
でも、救命ボートがない状態では、このような「紳士的」な振る舞いも意味がありません。「紳士的」な人たちは、子どもや未来のことを慮って、またそうではない人たちも、自らの生命を大切にするという基本原則に立ち返って、「原発も(そして原爆も、核兵器も)廃絶」しか道がない、声を上げるしかないように思うのですが。
投稿: 半可通 | 2014年3月22日 (土) 11時29分
建築の避難計画が専門の東京の私の友人が、
「原発の話はあまりにも政治問題化してしまって、私としては誰を信じればいいのか分からない状態です。
避難計画だけをとれば検討不足です。現実味のある検討がなされている様子がありません。津波避難もそうですが机上の避難計画そのものは、どの地区の住民はどこに逃げる、責任者と連絡体制はカクカクシカジかと、役人がこと細かく決めているのですが、肝心の「それに従えば津波がくる前に逃げられるの? 助かるの?」という問いに答えられる自治体は、片手にも満たないかもしれません。時間感覚のない避難計画など絵に描いた餅です」
といっていました。
投稿: 宇品灯台 | 2014年3月22日 (土) 12時34分
半可通さん
原発事故では、紳士的どころか、男性の都合で放射線の影響を受け易い女性や子どもが犠牲になっているケースが多いようです。
いずれにしても「廃絶しか道はない」ですね。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 22時23分
宇品灯台さん
40年前から一貫して原発の危険性を訴えていた科学者がいる一方で、これまでは僅かな被曝でも避け、法律にある年間1mSvの被曝限度、あるいは医療被曝でも可能な限り被曝量を抑えてきた医師が、3年前を境に突如として「100mSvまでは安全、放射線は笑っていれば逃げる」などと言い始めました。酷い話です。
投稿: 工場長 | 2014年3月22日 (土) 22時26分
コメントではないので、ここに書くのは適切ではないのですが、ほかに連絡する方法を思いつかずゴメンナサイ。
ブログの存在は秋葉さんの講演会で知り、以後楽しく拝見させてもらってます。こんな動きもあるという子を知っていただきたく連絡します。
3/28(金)おきらく家投げ銭ライヴ 19:30~
082-232-8893
出演 関 チヒロ(岩手)
レイ・オカモト
おつまみ、定食あります
念願の「お金のいらない世の中を実現するカンパCD]ようやく完成!このCDを持って、3月10日から日本縦断のカンパ集めの旅に出ます。目標は六ヶ所村長選の供託金の50万円と諸々の活動資金です。ご支援よろしくお願いします。 ー中略ー 4月上旬に九州到着を目指して順次南下し、その後は故郷岩手に向けて北上していく予定です。うまくルートをつなげて、なるべく出費を抑え有効に全国を回りたいと思います。皆さんの縁故を紹介しとぃただき、ぜひルート作りの力になってください。行く先々でささやかな集会を企画していただければ、なおいっそうありがたい話です。集会では私の歌だけでなく、いろんな人にパフォーマンスを披露していただければと思います。また、並行して来るべき「選挙マツリin六ヶ所」の作戦計画なども合わせて行えればと思います。そんな感じでよろしくお願いします。
カンパCDの目標
私が六ヶ所村にかかわってから二度の六ヶ所村村長選があり、再処理工場の中止を求める住民の方々は自腹で選挙供託金50万円を捻出し、選挙を戦いました。しかしながら、お金で人の心を操作できる資本主義社会では、資金が潤沢な候補者が有利なのは当然です。住民側は十分な票を集めることができず、二度とも供託金を没収されてしまいました。これ以上個人に無理な負担をかけさせずに供託金を集められないものだろうか、というのがこのCDの最初の発想です。
投稿: 一ノ瀬 厚 | 2014年3月23日 (日) 11時29分