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2014年3月18日 (火)

五輪文化プログラムと国民体育大会

先日の日経新聞に
「五輪文化プログラム」という見出しで、
「オリンピック憲章では、スポーツだけでなく、複数の文化芸術プログラム(カルチュラル・オリンピアード)を同時開催することが求められている。
2012年のロンドン大会では、210億円かけ、シェークスピア作品を37言語で上演するフェスティバルなどが集中的に開かれ、英国全土で開かれた芸術祭には2万5千人のアーティストが加わり、2千万人の観客が楽しんだ。
東京都は文化人による芸術文化評議会を創設し、文化プログラムについても議論を重ね、若手芸術家支援や国際的コラボレーションが計画される見込みだ。
上野の森を「芸術文化特区構想」など多彩なプランが浮上することが予想される」
との記事が載っていた。

ロンドンオリンピックで、そんなイベントがあったとは知らなかった。
多分ソチオリンピックでも、それなりの文化的イベントが催されていたのだろうと思うが、全く報じられることはなかった。

オリンピックの時には世界中から人が集まる。
それらの人たちに日本に古くからある歌舞伎、能、焼き物、
それに世界文化遺産にもなった日本料理をきちんと理解してもらうイベントをするのは、それなりに意味のあることだろう。

しかし折角のチャンスだ、古典、伝統文化にこだわらず、
コスプレ、マチコレ、漫画、アニメ、花火、ネットゲームのIT技術等、
新しい日本の文化を、諸外国の人々に楽しんでもらったらいい。
核廃絶への活動、日本の憲法9条だって素晴らしい日本の文化だ。


そういえば、
国民体育大会にはこうした文化活動はない。
国民体育大会はかってに比べ、随分と衰退し、立候補する県も減り、
困っているともきく。
それならこの際、「日本スポーツ文化祭」とでも名を変え、
文化とスポーツを前面に出したイベントに衣替えしたらどうだろうか。

元安川  

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「文化の国体」と呼ばれる国民文化祭が、1986年から毎年開催されています。広島県がホストになったのは、2000年です。原爆で失われた文化的な基盤が、55年経って立派に育っていることを目の当たりにできた、感慨深いイベントでした。

今年は秋田、来年は鹿児島で開かれます。
投稿: 半可通 | 2014年3月18日 (火) 08時54分


半可通様

ご指摘いただきありがとうございました。
文科省と文化庁、
この際、2つのイベントを同時開催したらどうでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2014年3月18日 (火) 11時12分


文化活動は、既存の施設でやっていますから、オリンピックのように新たな目立った施設でしないから、目につきにくいですよね。
広島で隔年に行われている「アフィニス夏の音楽祭」なんて知らない人は多いようです。
旧市民球場跡地で行えば、街中ですから目立ちますね。
いまの国体は、昔の国体と違って、国体特需がないからでしょうね。
オリンピックと同じように、国体のためのインフラの整備や、新しい建設物を作っていた昔の国体のように。
国体道路なんて、死後ですよね。

投稿: やんじ | 2014年3月18日 (火) 14時19分


やんじ様

国体の役割りのひとつに体育館等の施設整備がありました。
しかし今となってみると、
そうした施設はほぼ整っているだけでなく、
それら施設の維持管理が重荷にさえなってきているという状況にあるようです。
それならそれで大きく内容を変えていく必要があるわけですが、
変化は役人が最も不得意とすることですから、厄介ですね。

投稿: 元安川 | 2014年3月18日 (火) 14時41分

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コメント

「文化の国体」と呼ばれる国民文化祭が、1986年から毎年開催されています。広島県がホストになったのは、2000年です。原爆で失われた文化的な基盤が、55年経って立派に育っていることを目の当たりにできた、感慨深いイベントでした。

今年は秋田、来年は鹿児島で開かれます。

半可通様

ご指摘いただきありがとうございました。
文科省と文化庁、
この際、2つのイベントを同時開催したらどうでしょうかね。

文化活動は、既存の施設でやっていますから、オリンピックのように新たな目立った施設でしないから、目につきにくいですよね。
広島で隔年に行われている「アフィニス夏の音楽祭」なんて知らない人は多いようです。
旧市民球場跡地で行えば、街中ですから目立ちますね。
いまの国体は、昔の国体と違って、国体特需がないからでしょうね。
オリンピックと同じように、国体のためのインフラの整備や、新しい建設物を作っていた昔の国体のように。
国体道路なんて、死後ですよね。

やんじ様

国体の役割りのひとつに体育館等の施設整備がありました。
しかし今となってみると、
そうした施設はほぼ整っているだけでなく、
それら施設の維持管理が重荷にさえなってきているという状況にあるようです。
それならそれで大きく内容を変えていく必要があるわけですが、
変化は役人が最も不得意とすることですから、厄介ですね。

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