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2014年3月23日 (日)

献血ルーム「ピース」

最近の献血ルームでは、お菓子やジュースの食べ放題だけでなく、レアの粗品がもらえたり、ネイルやマッサージをしてもらえたり、Wi-Fiも完備しパソコンもネットも使いたい放題、さらにはメイドさんが献血をしてくれるところまでありますから、「おもてなし」(ホスピタリティ)では最高レベルかも知れません。

広島でも先日(2014年3月18日)中心部である本通り・紙屋町に、リバーサイドテラスをイメージした献血ルーム「ピース」がオープンしました。

Photo

献血ルーム「ピース」は県内3カ所目となりますが、従来から同じ本通りにある献血ルーム「もみじ」とは100メートルであり、これは西日本一近い場所にある献血ルームだということです。

世界最大の旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーが発表した「外国人に人気の日本の観光スポット」の1位に選ばれた平和公園からも近い場所ですから、広島市民だけでなく、観光客が平和資料館を見学した後に、体を休めて平和について考えながら献血をするというのも良いかも知れません。

ところで、O型の血液型は何型にでも輸血できると思っている人が多いのですが、それはRCC-LR(赤血球製剤)の場合で、FFP(新鮮凍結血漿)はA・B両方の凝集素が含まれているので他の血液型には輸血できません。

異型輸血は単純なケアレスミスの類ですが、後を絶たない医療過誤でもあるようです。

ちなみに、最近は犬の輸血も増えているようですが、犬は13種類(日本では9種類)の血液型に分類されます。ただ、異型輸血でも赤血球が壊れることがないので殆ど調べずに輸血することが多いようです。

獣医さんが人間の腕を見ると「なんて採血し易そうな腕なんだ」と思うという話を聞きました。

動物の場合、前足の橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)、後ろ足の伏在静脈(ふざいじょうみゃく)もしくは首の頚静脈(けいじょうみゃく)から採血します。

しかし、多くの犬や猫は人間と比べると血管が細く、毛がフサフサしていて血管は見え難く、場合によっては毛刈りが必要となりますし、当然なかなかじっとしていてくれない、ということです。

採血に関しては人間の方が楽ですし、快適な「おもてなし」を尽くした環境で行うことが出来ます。
特に採血の楽な若い人は、これを利用しない手はありません。

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犬の献血なんて考えたこともありませんでした。
さすが工場長さんの深く幅広い知識には驚きます。

投稿: アコ | 2014年3月23日 (日) 11時17分


犬猫病院で飼われている犬を見たことがありますが、
あの犬は輸血用に飼われているのだと聞いたことがあります。
それも可哀想ですね。

投稿: ゲン | 2014年3月23日 (日) 12時09分


以前は成分献血を良くしていましたが、今は比重も血圧も足りずに出来ません。
献血は体重のバロメーター、献血が出来るということはありがたいことですから、感謝して献血したいものです。

投稿: サチ | 2014年3月23日 (日) 12時11分


アコさん
犬の輸血は大怪我や手術の時、特に最近はガンの手術時などに需要が多くなっているようです。

ついでに書いておくと、JRA競走馬総合研究所によると馬の血液型は3兆種類だそうです。

投稿: 工場長 | 2014年3月23日 (日) 21時33分


ゲンさん
アメリカなどの先進国では動物の輸血のシステムも確立されていて、献血バンクや犬の献血車もあり、成分血液製剤も作られていますが、残念ながら日本には、そういうオフィシャルなシステムはなく、各病院や獣医師のネットワークの中で個々にドナー登録をして必要な時に供給し合うという仕組みを作っているという段階のようです。

また日記では、犬の異型輸血は問題ないと書きましたが、過去に輸血歴や咬傷経験がある場合は抗体がつくられていることがあるので、そういう検査をした上で、ドナー登録するようですね。

投稿: 工場長 | 2014年3月23日 (日) 21時34分


サチさん
私は学生の頃から体重は45kg、比重も足らず、献血は出来ませんでした。
その後、体重は3割以上アップしたものの、低血圧でアウト。
そして血圧が上がると、今度は血小板減少症でダメ。

十年以上、毎月のように何日も点滴をしていたので、いつもついでに献血は出来ないものかと思っていたものです。

これは知人の言葉ですが「献血できる身体はなによりの宝物」だと思います。

投稿: 工場長 | 2014年3月23日 (日) 21時37分


今朝のラジオでは広島の献血(400cc)は足りていると言っていましたが、もしかして、こちらのブログの効果でしょうか。

投稿: 通りすがり | 2014年3月24日 (月) 09時57分


通りすがりさん
このブログで1人でも多くの人が献血してくれると嬉しいです。
まさか、それでということはないと思いますが、献血が足りているというのは良いことですね。
新しい献血ルーム「ピース」の効果でしょうか。

投稿: 工場長 | 2014年3月24日 (月) 22時59分

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心と体」カテゴリの記事

コメント

犬の献血なんて考えたこともありませんでした。
さすが工場長さんの深く幅広い知識には驚きます。

犬猫病院で飼われている犬を見たことがありますが、
あの犬は輸血用に飼われているのだと聞いたことがあります。
それも可哀想ですね。

以前は成分献血を良くしていましたが、今は比重も血圧も足りずに出来ません。
献血は体重のバロメーター、献血が出来るということはありがたいことですから、感謝して献血したいものです。

アコさん
犬の輸血は大怪我や手術の時、特に最近はガンの手術時などに需要が多くなっているようです。

ついでに書いておくと、JRA競走馬総合研究所によると馬の血液型は3兆種類だそうです。

ゲンさん
アメリカなどの先進国では動物の輸血のシステムも確立されていて、献血バンクや犬の献血車もあり、成分血液製剤も作られていますが、残念ながら日本には、そういうオフィシャルなシステムはなく、各病院や獣医師のネットワークの中で個々にドナー登録をして必要な時に供給し合うという仕組みを作っているという段階のようです。

また日記では、犬の異型輸血は問題ないと書きましたが、過去に輸血歴や咬傷経験がある場合は抗体がつくられていることがあるので、そういう検査をした上で、ドナー登録するようですね。

サチさん
私は学生の頃から体重は45kg、比重も足らず、献血は出来ませんでした。
その後、体重は3割以上アップしたものの、低血圧でアウト。
そして血圧が上がると、今度は血小板減少症でダメ。

十年以上、毎月のように何日も点滴をしていたので、いつもついでに献血は出来ないものかと思っていたものです。

これは知人の言葉ですが「献血できる身体はなによりの宝物」だと思います。

今朝のラジオでは広島の献血(400cc)は足りていると言っていましたが、もしかして、こちらのブログの効果でしょうか。

通りすがりさん
このブログで1人でも多くの人が献血してくれると嬉しいです。
まさか、それでということはないと思いますが、献血が足りているというのは良いことですね。
新しい献血ルーム「ピース」の効果でしょうか。

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