マスクをすべき日
昨日は大阪などで、PM2.5の注意喚起が行われましたが、特にそういう警告がなくても、息が白い朝はマスクをした方が良さそうです。
PM2.5に限らず、最近の空気中の微粒子には発がん性物質を含む数千種類の化学物質(多くの有害物質)が含まれていることが知られていますが、それは吐く息が白くなるような寒い朝に特に多いということです。
吐く息が白くなるというのは、寒く微粒子が地表に漂いやすく、白くなるということで微粒子が多いことにもなります。(南極など空気の綺麗なところでは、いくら寒くても息は白くなりません)
マスクをつける上での最大のポイントは、マスクの素材をして呼吸するということです。マスクには「99.9%カット」とか書いてありますが、それはあくまでマスクの素材のことであって、隙間からは100%の有害物質が入ってきます。
ですから、マスクをつけるときは、隙間を作らない様にして、呼吸をしてみてちゃんとマスクを通して空気が入ってきているかを確認する必要があります。日常的に使うには、N95マスクのような機密性の高いものより、使い捨ての安いものを、きちんとつける方が現実的です。
私はインフルエンザなどの感染予防のためのマスク着用には否定的ですが、化学物質はウィルスなどと違って増殖はしませんから、少しでもカットできれば、それだけの効果はあるはずです。
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世界で最も権威のある医学誌「ランセット」に掲載された論文では、中国では年間120万人が大気汚染で命を落とした、ということです。
日本では放射能による被害が匹敵することになるのかも知れませんが、マスクなどで防げるものは防ぎたいですね。
投稿: 中国通 | 2014年2月27日 (木) 17時21分
中国通さん
昨年の段階で、東日本大震災の死者は、直接死より関連死の方が多くなっていますが、その関連死では福島が圧倒的に多く、これは「震災関連死」というより「原発関連死」というべきものです。
よく「放射能では誰も死んでいない」という人がいますが、放射線であれ、避難生活のストレスであれ、原発由来であることには違いありません。そして、その放射線の方も、ヨーロッパでは「福島原発の事故による放射能で、最終的に亡くなる日本人は100万人を超える」という報告もあります。
放射線は無味無臭ですから防ぐのは難しいですが、それに比べると大気汚染の方が防御し易いので、放射線によるリスクが増えているだけに、防げるリスクは出来るだけ防ぎたいと思います。
投稿: 工場長 | 2014年2月28日 (金) 10時13分
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世界で最も権威のある医学誌「ランセット」に掲載された論文では、中国では年間120万人が大気汚染で命を落とした、ということです。
日本では放射能による被害が匹敵することになるのかも知れませんが、マスクなどで防げるものは防ぎたいですね。
投稿: 中国通 | 2014年2月27日 (木) 17時21分
中国通さん
昨年の段階で、東日本大震災の死者は、直接死より関連死の方が多くなっていますが、その関連死では福島が圧倒的に多く、これは「震災関連死」というより「原発関連死」というべきものです。
よく「放射能では誰も死んでいない」という人がいますが、放射線であれ、避難生活のストレスであれ、原発由来であることには違いありません。そして、その放射線の方も、ヨーロッパでは「福島原発の事故による放射能で、最終的に亡くなる日本人は100万人を超える」という報告もあります。
放射線は無味無臭ですから防ぐのは難しいですが、それに比べると大気汚染の方が防御し易いので、放射線によるリスクが増えているだけに、防げるリスクは出来るだけ防ぎたいと思います。
投稿: 工場長 | 2014年2月28日 (金) 10時13分