10億円のアプリ
開発費10億円と噂されるiPhoneのアプリが完成し、無料でダウンロードできるようになりました。
それは、昨年、麻生財務相が「酔っぱらってタクシー代を払うときにも使うといい」と披露したという国立印刷局自ら開発した「お札を読むアプリ」です。
このアプリは大臣が酔っ払って使うものではなく「目の不自由な方用に日本銀行券の券種識別手段を提供する取組として」開発された、お札識別アプリ(アイフォーン用)で、早速ダウンロードして使ってみたものの、今更ながら驚かされました。
以前の記事でも紹介したように、お札を読むアプリは以前からありますし、Googleの画像検索機能を使っても、お札の認識は可能です。
そういう状況で、わざわざ国立印刷局が視覚障害者のために作る、というわけですから、それなりの期待をするのが普通です。もしかするとコインまで読取るとか、ざっと並べた紙幣やコインが合計でいくらになるかなど、従来にない機能もあるかも知れないと期待しました。
ところが、残念ながら、そのような期待はトンデモなく、その出来は、あまりにお粗末なものでした。
既に1年以上前から出ているアプリは、他の国のお札も、旧札も読めますし、言語環境を変えれば読み上げ言語も変わりますが、国立印刷局のアプリはいずれも出来ません。
何より最悪なのは驚くほどの認識率の悪さです。
他のアプリでは紙幣の一部が画面に入ればすぐに認識しますが、国立印刷局のアプリは目が見えなければ難しいほど認識させるのが困難なものです。
極めつけは、公式サイトにある説明書が、視覚障害者には扱いづらいPDFだということです。
どこをどう見ても、視覚障害者抜きで開発されたアプリのようにしか思えません。
これが「お役所仕事」というものでしょうか。
お札識別アプリ(アイフォーン用)
http://www.npb.go.jp/ja/intro/iukichi/
LookTelマネーリーダー
https://itunes.apple.com/jp/app/looktel-money-reader/id417476558
*お願い
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10億円!
きっと作ったのは9次下請けとかなのでしょうね。
投稿: 通りすがり | 2014年1月26日 (日) 10時56分
通りすがりさん
私が作ったソフトでも20万円のものがクライアントには1千万円で納入されたものがありました。それでも3次下請けくらいでしたが、9次下請けだったら10億円くらいになったのかも知れませんね。
ソフトのように原価のないようなものは、予算がいくらあるか次第で価格が決まる傾向にありますが、それにしても仕分けして欲しい予算です。
投稿: 工場長 | 2014年1月27日 (月) 17時51分
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10億円!
きっと作ったのは9次下請けとかなのでしょうね。
投稿: 通りすがり | 2014年1月26日 (日) 10時56分
通りすがりさん
私が作ったソフトでも20万円のものがクライアントには1千万円で納入されたものがありました。それでも3次下請けくらいでしたが、9次下請けだったら10億円くらいになったのかも知れませんね。
ソフトのように原価のないようなものは、予算がいくらあるか次第で価格が決まる傾向にありますが、それにしても仕分けして欲しい予算です。
投稿: 工場長 | 2014年1月27日 (月) 17時51分