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2013年11月10日 (日)

駅とまちづくりとイワシの群れ

今週のアエラ11月4日号が、
JR北海道の事故を受けてのことだと思うが、鉄道特集をしていた。

「鉄道こそが日本を救う」というテーマで、
宇都宮浄人氏(一橋大学大学院教授、鉄道復権著)と
藤井聡氏(京都大学大学院教授、国土強靭化計画を提唱)が対談している。
・皆道路は無料だと思っているが、実は建設費も維持費も膨大にかかっている。
その何分の1かでも鉄道に回せば、今回のような事故も、そして不採算路線の廃線も相当に避けられたはずだ。
・鉄道は移動手段として大きな役割りを果たしていることは確かだが、
駅があることで、駅前商店街ができ、地域にとって重要なコミュニティセンターともいえる街を作りだしている。
と指摘している。

確かに、
車社会は、商店等の施設は大きな駐車場が確保できるロードサイドに立地した方が有利なことから、それらを地域のあちこちにバラバラに分散させてしまった。
駅前商店街は消滅してしまった。
通勤の帰りに立ちよった居酒屋もなくなった。

私の友人は、さらに論を進めて
「駅周辺にそうした施設を作るために公的資金が投入されるべきだ。
敢えて駐車場を作らないという勇気も必要だろう。
そうなれば、結果的にそうした施設にいくための鉄道利用も改めて生まれてくるはずだ」
という。

「移動手段としての鉄道」を
「まちづくりのための鉄道」として見直すことで、
改めて「移動手段としての鉄道」の役割りが生まれるというわけだ。

また彼は
「世界が車社会に大きく舵を切っている時、
そんなこととは真反対に、
日本は混雑度の解消と称し、新線の建設、複々線化を進め、
さらに新幹線まで作ってしまった。
そして同時に、国鉄の民営化を行い、鉄道を再生させてしまった」
ともいい、

「その日本の鉄道システムが、改めて今世界の注目を集めているのは、
広電の路面電車が今見直されているのと同じだ。
日本は、遅れていると思っていたら、いつのまにか世界の最先端を行っていたというわけだ」
ともいう。

また別の友人は、
「当時は、メディアも経済界も、誰もが、
鉄道の時代は終わった、これからは車社会だともいっていたが、
しかし誰か特別なリーダーがいたわけでもないのに、
日本は、鉄道というシステムを創り上げてしまった。
日本人は、言っていることと、やってることが全く違っている。
イワシの群れみたいだといってもいいかも知れない。
イワシにはイワシの生き残る知恵がある」
ともいっていた。

可笑しい。

日本人のこの不思議な能力は、そんなに見捨てたもんじゃない!

元安川

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確かに道路には、色々な税金が投入されていますよね。道路に使う税金を他に使おうとすれば、道路族議員が猛反対するし。
そういえば、昔の、それこそPC-98のころのパソコンのゲームで、線路を作り、駅を作り、そこへ電車を走らせて、駅の周辺に街を作り、人口を増やし、人と物の流通で鉄道会社が儲け、その利益で鉄道網を作って行くのがありました。
紅葉が綺麗な三段峡へ、もし自動車が無かったら、鉄道でなら行くでしょうが、バスでは行く気はしませんね。
可部駅から三段峡駅まで、太田川沿いの景色を眺めながらの鉄道での移動は、楽しかったな〜〜。

投稿: やんじ | 2013年11月10日 (日) 04時28分


やんじ様

三段峡までの鉄道は残して欲しかったですね。
餞別をつけて、広電に差し上げるという選択肢はなかったのでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2013年11月10日 (日) 19時55分


この絶妙のバランス感覚。
なんだかんだ言っても日本人が世界で活躍しているのはこの本能的な感覚があるからかもしれませんね。

投稿: もみじ日記 | 2013年11月10日 (日) 21時49分


 良く分からないのですが、国鉄が民営化されたから、不採算路線の廃線が相次いだのではないでしょうか?
 それが、「国鉄の民営化を行い、鉄道を再生させてしまった」というのはイマイチ意味が分かりません。
 私は鉄道が再生されたとは思っていませんが、もし、再生されたというのならば、それは民営化のおかげではなく、不採算路線の切りすてによるものだと思いませんか?
 民営化を肯定しながら、「道路の建設費用を鉄道にまわせ」という理屈もよく分かりません…。

投稿: 二河川 | 2013年11月10日 (日) 23時21分


もみじ日記様

日本人というのは、
なかなかのもんですね。

投稿: 元安川 | 2013年11月11日 (月) 08時42分


二河川様

福知山線事故をおこし、
JR北海道の度々の事故があり
そしてあちこちの路線を廃線しました。
仰るようにJRは様々の問題を抱えています。
それでも、鉄道の時代は終わった、これからは車社会の時代だといわれ、
アメリカ等では殆ど鉄道が消えてしまったのに、
日本ではその鉄道が生き残ってきたことを評価したいですね。

投稿: 元安川 | 2013年11月11日 (月) 08時52分

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

確かに道路には、色々な税金が投入されていますよね。道路に使う税金を他に使おうとすれば、道路族議員が猛反対するし。
そういえば、昔の、それこそPC-98のころのパソコンのゲームで、線路を作り、駅を作り、そこへ電車を走らせて、駅の周辺に街を作り、人口を増やし、人と物の流通で鉄道会社が儲け、その利益で鉄道網を作って行くのがありました。
紅葉が綺麗な三段峡へ、もし自動車が無かったら、鉄道でなら行くでしょうが、バスでは行く気はしませんね。
可部駅から三段峡駅まで、太田川沿いの景色を眺めながらの鉄道での移動は、楽しかったな〜〜。

やんじ様

三段峡までの鉄道は残して欲しかったですね。
餞別をつけて、広電に差し上げるという選択肢はなかったのでしょうかね。

この絶妙のバランス感覚。
なんだかんだ言っても日本人が世界で活躍しているのはこの本能的な感覚があるからかもしれませんね。

 良く分からないのですが、国鉄が民営化されたから、不採算路線の廃線が相次いだのではないでしょうか?
 それが、「国鉄の民営化を行い、鉄道を再生させてしまった」というのはイマイチ意味が分かりません。
 私は鉄道が再生されたとは思っていませんが、もし、再生されたというのならば、それは民営化のおかげではなく、不採算路線の切りすてによるものだと思いませんか?
 民営化を肯定しながら、「道路の建設費用を鉄道にまわせ」という理屈もよく分かりません…。

もみじ日記様

日本人というのは、
なかなかのもんですね。

二河川様

福知山線事故をおこし、
JR北海道の度々の事故があり
そしてあちこちの路線を廃線しました。
仰るようにJRは様々の問題を抱えています。
それでも、鉄道の時代は終わった、これからは車社会の時代だといわれ、
アメリカ等では殆ど鉄道が消えてしまったのに、
日本ではその鉄道が生き残ってきたことを評価したいですね。

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