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2013年9月29日 (日)

新国立競技場とヘルメットとプレプレオリンピック

2020東京オリンピックの開催が決まった。
ということで、
新国立競技場の建設も確定したことになる。

新国立競技場の規模は8万人収容、屋根は開閉式。
工事スケジュールは、2014年 夏季から現施設の撤去・取り壊し工事、
2015年秋季頃から着工、2019年竣工の予定。
設計はイギリス人のザハ・ハディド氏。
イラク出身の女性建築家というのも珍しいが、
彼女の作品は実現しないということでも、有名らしい。
そのくらいユニークな造形だ。
工事予算は1300億円ということだが、その額ではとても出来ないだろうといわれている。
丹下健三氏設計の代々木の屋内体育館も、当初予算の数倍かかったと聞いたことがある。

新国立競技場は、最近の自転車用ヘルメットにソックリだ。
ヘルメットの風を通す穴の部分に開閉式の屋根を設けている感じだ。
自転車用ヘルメットは風洞実験等最先端の技術を使って創りだされた形態なのだろうが、
新国立競技場はそうした鋭さと美しさを感じさせる。

上手いデザインモチーフを見つけたもんだと感心する。

Image

北京オリンピックのメインスタジアムは、竹で編んだ籠にそっくりということで「鳥の巣スタジアム」といわれたが、
こちらは「ヘルメットスタジアム」とでもいわれるのだろうか。

自転車用ヘルメットはプラスティックを鋳型に流し込むなりして、一体成形するのだろうが、
こちらの新国立競技場は鉄板を曲げて、溶接するのだろうから作るのだろうが、
どうやってあの形を作り出すのか、見ものだ。
H型鋼を溶接して建築物を作る技術とは全く違った技術が必要になるはずだ。
そうした面では高い技術を持つ造船会社が担当するだろうか。
設計図を作るだけでも大変そうだ。

設計から工事に至るプロセスは相当な関心を呼ぶはずだ。
2020オリンピック東京の「プレプレオリンピック」として、
ネットで、世界に公開、発信するだけで、工事費を回収することも可能かもしれない。


いずれにしろ、
高度な技術とお金のある「日本だから実現した競技場」となることは確かだろう。

元安川

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カーボン製でしょ!
どんなにお金がかかろうが、国の予算でなく、東京都のお金ですべて賄ってもらわいといけませんよね。足りなければ、東京都が借金すればいいのです。
国の予算を使うのであれば、地方都市でもお金の心配はないですから、開催可能ですね。
また、東京オリンピックに向けて、沢山のインフラにお金をかけるようですが、たった半月程度開催するオリンピックのために、莫大なお金をつぎ込めば、そのしわ寄せは国民へ消費増税となるでしょうね。

投稿: やんじ | 2013年9月29日 (日) 05時45分


やんじ様

お金は「お足」ともいうそうです。
行ったら、早く帰ってきてほしいですね。

投稿: 元安川 | 2013年9月29日 (日) 06時59分

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コメント

カーボン製でしょ!
どんなにお金がかかろうが、国の予算でなく、東京都のお金ですべて賄ってもらわいといけませんよね。足りなければ、東京都が借金すればいいのです。
国の予算を使うのであれば、地方都市でもお金の心配はないですから、開催可能ですね。
また、東京オリンピックに向けて、沢山のインフラにお金をかけるようですが、たった半月程度開催するオリンピックのために、莫大なお金をつぎ込めば、そのしわ寄せは国民へ消費増税となるでしょうね。

やんじ様

お金は「お足」ともいうそうです。
行ったら、早く帰ってきてほしいですね。

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