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2013年8月26日 (月)

江戸の園芸と暇人

江戸東京博物館開館20周年記念事業で開かれている
「花開く 江戸の園芸展」を見にいった。

江戸東京博物館は菊竹清訓氏の設計だが、
なんとなくグロテスクで、スケールアウトしているのが好きになれず、
ここには、いままで来たことがなかった。

今回は、園芸に入れ込んでいる友人に誘われ、
まあものは試しだいう感じでいってきた。

Image_2

花の名所図絵や、
歌川国芳の国重の美人画には桜、菖蒲、菊等様々の花が描かれ、
美術展?という感じだったが、
それなりにまあ面白かった。

「朝顔につるべ取られてもらい水」
という有名な句があるが、
日本の園芸は、江戸時代に芽生え、
絵画と書と文芸とファッション等が一体となって花開いたといえるようだ。

ソメイヨシノも染井の地に住む植木屋が
大島桜と江戸彼岸を接ぎ木して作り出したものだという。

白と赤の椿を1本の木に接ぎ木する技術も、この江戸時代に創り出されたようだ。

万年青、南天、・・・
美しいとは言い難い園芸を愛した武士たち。

園芸は、江戸時代のゆったりとした時間感覚と、
戦のない時代の暇を持て余した武士によって、創り出された文化のようだ。

広島の暇人?
たくさんいそうだ。

世界に発信するクールジャパン!
これも平和のおかげだろう。

元安川

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先日、ラジオでも江戸時代の武士の園芸について話されていました。
アサガオは、当時としては薬で高価なものだったが、これが武士の間で栽培が流行したそうですね。
また、掛け合わせて、色々な花の色を生み出したとか。
どの色かは忘れましたが、それを再現する方法が今はわからいそうです。
そうして今の時代なら高価なアサガオも、武士の儲けるのは無粋だとい考え方で、無料でわけて広がったそうですね。
なんでもかんでも損得を考える今の時代には、貴重なお裾分けの精神ですね。

投稿: やんじ | 2013年8月26日 (月) 10時17分

やんじ様


アサガオの無料のお裾分けですか。
いいですね。

私の先輩で、
飲むと「いいだろう、これ!」といって、見せびらかし、
「いいですね」というと、
「そうだろう、お前にやる」といって、
時計、ベルト・・・と、持ってるもの皆あげてしまい、
翌日目がさめて、
「俺の財布がない」と騒いでる人がいました。

投稿: 元安川 | 2013年8月26日 (月) 13時16分


なるほど
平和な時代の無骨な武士達が生み出した一風変わった園芸なのですね。

投稿: もみじ日記 | 2013年8月26日 (月) 14時45分

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

先日、ラジオでも江戸時代の武士の園芸について話されていました。
アサガオは、当時としては薬で高価なものだったが、これが武士の間で栽培が流行したそうですね。
また、掛け合わせて、色々な花の色を生み出したとか。
どの色かは忘れましたが、それを再現する方法が今はわからいそうです。
そうして今の時代なら高価なアサガオも、武士の儲けるのは無粋だとい考え方で、無料でわけて広がったそうですね。
なんでもかんでも損得を考える今の時代には、貴重なお裾分けの精神ですね。

やんじ様

アサガオの無料のお裾分けですか。
いいですね。

私の先輩で、
飲むと「いいだろう、これ!」といって、見せびらかし、
「いいですね」というと、
「そうだろう、お前にやる」といって、
時計、ベルト・・・と、持ってるもの皆あげてしまい、
翌日目がさめて、
「俺の財布がない」と騒いでる人がいました。

なるほど
平和な時代の無骨な武士達が生み出した一風変わった園芸なのですね。

もみじ日記様

平和+武士+芸術
という組み合わせが面白いですね。

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