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2013年7月30日 (火)

誰の経験?

昨日(2013年7月29日)の新聞の一面トップは「山口・島根 経験のない大雨」で、記事を見ると気象庁の発表として「これまでに経験のないような大雨」と書かれています。

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テレビでも「今回の雨量は観測史上初めて」と繰り返していました。

確かに大きな被害が出ており、注意喚起も必要だと思いますが、この「これまでに経験のないような大雨」や「観測史上初めて」という表現には違和感を拭えません。

これは、正確に言えば、そこに住んでいる個人にとって「経験のない」もので、その土地では「最大」なのでしょうが、人類にとっても、日本人にとっても、気象庁にとっても、経験のないものではなく、最大でもありません。

2年前にも、今回の倍以上の雨量を記録していますし、今回以上の雨量は数年に1度くらいは観測しています。

あるテレビ番組でも気象予報士が「私も記憶にないくらいの大雨」と言う一方で「この豪雨は数十年に1度のレベルですが、三年連続で起こっています」と言っていました。数十年に1度のことが毎年起きているというのは、どういうことでしょうか。 この気象予報士は毎年起きていることを記憶していないのでしょうか。

注意喚起だとすれば、その時に慌てて避難させるより、このレベルの豪雨は毎年あるのだから、警戒や対策が必要だと言うべきではないでしょうか。

ちなみに、こちらの町内会では水害に対しても防災・避難マップを作り、公的な避難場所の他にも、高く丈夫なマンションと非常時の避難場所としての取り決めを行い、住民に周知徹底し、定期的な避難訓練も計画しています。

その時になって大袈裟な表現で脅して避難を促すより、そうした備えの方が重要ではないでしょうか。

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原発にしても大きな事故は1万年から10万年に1度の事故とか・・・30年に3度も起きていれば10年に一度ということくらいは小学生でも分かります。まったくアホか!と思いますよ。

投稿: 通りすがり | 2013年7月30日 (火) 08時21分


福井県でもあちこちで「避難勧告」が出ました。夜中の2時過ぎには私の地区でも広報車が回り「2階へ避難してください」と。心配でずっとテレビをつけていたのですが、あわてて下から貴重品をかき集めて2階へ。

ケーブルテレビでは近所の川の様子を映していましたが、あと1時間降っていたらあふれたでしょう。ギリギリで雨が止んだので少し気が楽になって3時間ほど眠りました。ただ裏の川はそんなに大きくないので、濁流といった感じではありませんが、床下浸水でも大変なのでニュースは他人事とは思えません。

でも対策にダムというのは今の時代に合わないと思うのですが・・・。ダムの上だけ降らないところもたくさんありますから。4,50年も前の政策のお陰で水道代もずいぶん高くなりました。

投稿: おおたき | 2013年7月30日 (火) 11時17分


私も番組を見ながら、数十年に一度と言いながら、三年連続って、え!?と思いました。
起きないはずの原発事故も起きますし、地震予知も全くあてになりませんし、来たときにどうするかを常日頃から考えておくことが一番大切ですね。

投稿: アコ | 2013年7月30日 (火) 12時31分


通りすがりさん
想定外のことが続いているということは、その想定が間違いだということに他なりませんね。

投稿: 工場長 | 2013年7月31日 (水) 06時15分


おおたきさん
中国地方でもスマホの情報共有によって難を逃れたという地域が紹介されていましたが、それぞれが目の前の画像を流し多くの人が「自分の目で今の状況を見る」ということが素早い行動に繋がったと報じられていました。

豪雨があるのに水不足という地域もあるようで、自然というのはなかなか思い通りにならず予測も難しいものですね。

投稿: 工場長 | 2013年7月31日 (水) 06時17分


アコさん
まさに、地震予知は予測の外れる代表格です。
注意喚起は必要だと思いますが、オオカミ少年の言うことは聞かなくなりますね。

投稿: 工場長 | 2013年7月31日 (水) 06時19分


警報だと、状況をあまくみて、避難せずに災害に遭う人が少なく無いから、少しでも表現を大きくしたのではないでしょうか。
たしかこのようなことを、気象庁の人が言っていたような気がしますが、勘違いかもしれません。
周りの状況を見て、危険だと判断できた時には、もう遅いのですからね。逃遅れです。
3.11の大津波でも、大昔の経験を伝え聞いた人と、そうでない人では、助かり方も違ったでしょうし。
あの小学校の悲劇も、無かったかもしれませんね。
数十年に一度とは、確率の問題でしょうから、それが数年続いても問題はないのでは。
十年に一度のことが、過去50年間起こらなくって、ここ数年で5回連続で起こっても、十年に一度ですからね。
原発の活断層も同じだと思いますが、人類が数値的に自然現象を記録しはじめて、まだまだ百年あまりではないでしょうか。
地球が誕生して約45億年、そのなかでたった百年程度の記録で、確率が正確になるわけはないと思います。

投稿: やんじ | 2013年7月31日 (水) 17時44分


やんじさん
気象庁の意図は、その通りだと思います。
ただ、今回の「経験のない豪雨」は350mm程度の雨量だったと思いますが、私が記憶にある範囲ですら、その倍以上の雨量の記録が以下のようにあります。
350mmの雨量を「経験のない」という呼び方をするのは、かなり無理があるような気がします。

1968年(三重)806mm
1976年(香川)790mm
1982年(奈良)844mm
1998年(高知)735mm
2005年(愛媛)757mm
2011年(高知)852mm
2011年(三重)764mm

投稿: 工場長 | 2013年7月31日 (水) 21時08分


私も全く同様の違和感を覚えていますので、少し付け加えさせてください。

それは「観測史上」とかという言い方で、実は「観測史上=アメダスの観測史上」だということがあります。これも一般的には「史上初」と言われると、かなりの期間を想像しますが、実は20年ほどのことでしかありません。そして、25年前の役所の観測データは「既に史上」には入らない、ということになります。

また他にも違和感を持つ表現として今回も使われましたが「7月としては2番目」という言い方があります。この場合「7月」にどういう意味があるかということです。夏の暑さであれば、まだ分かりますが、7月と8月の豪雨にどういう違いがあるのか、ということです。

仮に「雨で地盤が緩んでいる時期」であれば「6月から10月」くらいの範囲を問題にすべきで「7月としては」という雨量の評価も間違ったものだと思います。

投稿: 灰猫 | 2013年8月 1日 (木) 09時01分


灰猫さん
更に詳しい補足をありがとうございます。
私も観測史上というのは少なくとも50年くらいから100年くらいのことだと思っていました。
7月という範囲での評価もその通り無意味なものですね。

投稿: 工場長 | 2013年8月 2日 (金) 08時35分

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コメント

原発にしても大きな事故は1万年から10万年に1度の事故とか・・・30年に3度も起きていれば10年に一度ということくらいは小学生でも分かります。まったくアホか!と思いますよ。

福井県でもあちこちで「避難勧告」が出ました。夜中の2時過ぎには私の地区でも広報車が回り「2階へ避難してください」と。心配でずっとテレビをつけていたのですが、あわてて下から貴重品をかき集めて2階へ。

ケーブルテレビでは近所の川の様子を映していましたが、あと1時間降っていたらあふれたでしょう。ギリギリで雨が止んだので少し気が楽になって3時間ほど眠りました。ただ裏の川はそんなに大きくないので、濁流といった感じではありませんが、床下浸水でも大変なのでニュースは他人事とは思えません。

でも対策にダムというのは今の時代に合わないと思うのですが・・・。ダムの上だけ降らないところもたくさんありますから。4,50年も前の政策のお陰で水道代もずいぶん高くなりました。

私も番組を見ながら、数十年に一度と言いながら、三年連続って、え!?と思いました。
起きないはずの原発事故も起きますし、地震予知も全くあてになりませんし、来たときにどうするかを常日頃から考えておくことが一番大切ですね。

通りすがりさん
想定外のことが続いているということは、その想定が間違いだということに他なりませんね。

おおたきさん
中国地方でもスマホの情報共有によって難を逃れたという地域が紹介されていましたが、それぞれが目の前の画像を流し多くの人が「自分の目で今の状況を見る」ということが素早い行動に繋がったと報じられていました。

豪雨があるのに水不足という地域もあるようで、自然というのはなかなか思い通りにならず予測も難しいものですね。

アコさん
まさに、地震予知は予測の外れる代表格です。
注意喚起は必要だと思いますが、オオカミ少年の言うことは聞かなくなりますね。

警報だと、状況をあまくみて、避難せずに災害に遭う人が少なく無いから、少しでも表現を大きくしたのではないでしょうか。
たしかこのようなことを、気象庁の人が言っていたような気がしますが、勘違いかもしれません。
周りの状況を見て、危険だと判断できた時には、もう遅いのですからね。逃遅れです。
3.11の大津波でも、大昔の経験を伝え聞いた人と、そうでない人では、助かり方も違ったでしょうし。
あの小学校の悲劇も、無かったかもしれませんね。
数十年に一度とは、確率の問題でしょうから、それが数年続いても問題はないのでは。
十年に一度のことが、過去50年間起こらなくって、ここ数年で5回連続で起こっても、十年に一度ですからね。
原発の活断層も同じだと思いますが、人類が数値的に自然現象を記録しはじめて、まだまだ百年あまりではないでしょうか。
地球が誕生して約45億年、そのなかでたった百年程度の記録で、確率が正確になるわけはないと思います。

やんじさん
気象庁の意図は、その通りだと思います。
ただ、今回の「経験のない豪雨」は350mm程度の雨量だったと思いますが、私が記憶にある範囲ですら、その倍以上の雨量の記録が以下のようにあります。
350mmの雨量を「経験のない」という呼び方をするのは、かなり無理があるような気がします。

1968年(三重)806mm
1976年(香川)790mm
1982年(奈良)844mm
1998年(高知)735mm
2005年(愛媛)757mm
2011年(高知)852mm
2011年(三重)764mm

私も全く同様の違和感を覚えていますので、少し付け加えさせてください。

それは「観測史上」とかという言い方で、実は「観測史上=アメダスの観測史上」だということがあります。これも一般的には「史上初」と言われると、かなりの期間を想像しますが、実は20年ほどのことでしかありません。そして、25年前の役所の観測データは「既に史上」には入らない、ということになります。

また他にも違和感を持つ表現として今回も使われましたが「7月としては2番目」という言い方があります。この場合「7月」にどういう意味があるかということです。夏の暑さであれば、まだ分かりますが、7月と8月の豪雨にどういう違いがあるのか、ということです。

仮に「雨で地盤が緩んでいる時期」であれば「6月から10月」くらいの範囲を問題にすべきで「7月としては」という雨量の評価も間違ったものだと思います。

灰猫さん
更に詳しい補足をありがとうございます。
私も観測史上というのは少なくとも50年くらいから100年くらいのことだと思っていました。
7月という範囲での評価もその通り無意味なものですね。

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