平和祈る手作りコンサート
今年も68回目の「8月6日」がやってくる。毎年、その前後に平和を祈るコンサートが、広島市内のあちこちで行われる。その中の二つを紹介する。
一つは「平和への祈りコンサートVol.6~15歳の八月~」。7月13日(土)午後1時から中区中島町の広島平和記念資料館メモリアルホールで行われる。主催はNPO法人シードオブピースだ。歌やミュージカルを通じて、平和の大切さを訴え、被爆体験をミュージカル化して発信する。
今回は修道中学3年時、学徒動員中に被爆した坪田幸雄さんの体験を朗読劇にしたものと旧ソビエト支配下のカザフスタンで500回に近い核実験が行われ、その抗議運動の中で生まれた「ザマナイ~時代よ!~」など9曲を歌う。手話通訳もある。
もう一つは、7月26日(金)午後6時30分から中区大手町広島県民文化センターホールで開く「いのちと平和のチャリティーコンサート」。昨年に続いて東日本大震災被災地の子供を支援するためのコンサート。収益金は全額、寄付される。主催は世界平和祈念チャリティーコンサート実行委員会。広島へ避難している人や福島をはじめ福島県人会の家族も招待される。
出演は、いのちの大切さを歌に託して全国の病院や施設を訪問している作曲家の太田美知彦(東京在住)。SMAPやAKB48、永川きよし、本田美奈子(故人)などに楽曲を提供し、多くの楽器を演奏するマルチアーティスト。当日は被爆アオギリで作ったリコーダーの演奏と弾き語りをする。ほかにプリランテアンサンブルも出演する。
こういったコンサートは、行政や企業が開くものと異なり、全て手作り。支援がなければ続けることは難しく、協力を呼びかけている。
問い合わせ 平和への祈りコンサートVol.6~15歳の八月~ (電話 080-4555-2758)、いのちと平和のチャリティーコンサート (電話 082-288-2675)
上村和博
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