胴上げされ落とされそうに
37回目の2013ひろしまフラワーフェスティバル(FF)が終わった。3日間(5月3日~5日)の来場者は180万人を記録した。これは1991年(第15回)の171万人を大きく上回り、過去最多だ。筆者は今年も広島駅前地下広場(エールエール)のディジーステージを手伝った。10回目となる。今年もたくさんの出演者があり、来場者も多かった。
この期間中に思い出すのは、筆者がFFに携わったころ、広島東洋カープの試合が旧広島市民球場であり、会場に「カープ速報」を張り出し、来場者に喜ばれた。今年は残念ながら地元で試合がなかった。
FFを開催するようになった一つに、1975年(昭和50年)のカープのリーグ初優勝がある。初優勝が決まった日、新聞社にいた筆者は、初優勝の号外を広島市中区の流川通りへ配布に行った。ところが入り口の旧第一勧業銀行(現三越東隣)前で樽酒が振る舞われており、そこにいた大勢のフアンに胴上げされ、落とされそうになった。号外もすぐになくなった。街中が初優勝に酔っていた。
そして、初優勝を機に多くのカープのレコード発売された。「それ行けカープ」(塩見大治郎)、「燃えろ赤ヘル僕らのカープ」(事崎正司=現加納ひろし)、「ゴーゴーカープ」(富永一朗)、「痛快赤ヘル音頭」(柏村武昭)、「燃えろ赤ヘル」(平石重信と私設応援団有志)、「カープ賛歌」(若山彰)など。また当時活躍した選手自身が歌った「俺の詩」(江夏豊)、「ひとり」(山本浩司)、「うわさのセクシークィーン」(高橋慶彦)、津田恒実、川口和久らが歌った「今が青春パートII」(為五郎と赤ヘル青春仲間)など。そして「選手別応援歌」(南一誠と若鯉合唱団)や最近は私設応援団が毎年、選手別応援歌を作っている。
今年のFF出演者では、南一誠がカバーした「それ行けカープ」、DOUGHBOYが「RED WIND」、森本ケンタが広瀬純選手の登場曲「Hill Clime」、竹本拓史が栗原健太選手の「KONG」などを歌った。
現在のカープの応援スタイルは熱く、盛り上がる。トランペット応援、ジェット風船、スクワットはカープ応援団が考案し始まったとのこと。今年のカープは故障者が多く大変だが、若手が育ってきている。こんな時こそ5周年を迎えたマツダスタジアムへ行って、好みのシートで応援し、優勝への熱い声援を送りたい。
上村和博
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野球のことは良く分からないのですが、カープ初優勝で街中に活気が溢れてたことは今でもよく覚えています。
広島のオリンピック招致検討を聞いて、またあの活気が味わえるのかと期待していました。
投稿: アコ | 2013年6月 9日 (日) 10時38分
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広島のオリンピック招致検討を聞いて、またあの活気が味わえるのかと期待していました。
投稿: アコ | 2013年6月 9日 (日) 10時38分