PC用メガネ
先日、知人と話していると、目が疲れるので Kindle PaperWhite を買ったということから、最近流行りの「ブルーライト有害説」にもとづく「PC用メガネ」が話題になりました。
ブルーライトというのは、要するに青色ですが、赤外線から紫外線の間にある可視光線の中でも波長の短い紫外線に最も近く、エネルギーが高いために眼精疲労などの原因にもなり、睡眠の量や質にも影響するということから、ブルーライトをカットする「PC用メガネ」が発売され、良くみかけるようにもなっているものです。
その時に思い出したのですが、私がディスプレイの付いたコンピュータを使い始めた頃、その画面は黒い背景に緑色の文字でした。一般的に緑色というのは目に優しい感じがしたものです。
ところが、ある時期から、緑色は目に良くないということで、オレンジ色が流行りました。それはコンピュータのディスプレイだけでなく、クルマの計器までオレンジ色に光らせて「目に優しい」ことが強調されたものです。
しかし、日本のコンピュータの画面が緑色になったりオレンジ色になったりしている時、アメリカのコンピュータはモノクロ=白い背景に黒い文字が主流で、結局、日本でもモノクロが一番良いらしいと分かった頃には、既にカラー画面に変わっていました。
似たようなことで言えば、コンピュータを操作する女性が電磁波防止のエプロンをかけていた時代もあります。そしてブラウン管と液晶を比べると、電磁波の少ない液晶ディスプレイが眼にも体にも良いとされていました。
私自身はブルーライト有害説には懐疑的ですが、もしそのメガネで眼精疲労や睡眠障害が改善されるのであれば、医学的なエビデンスがあろうがなかろうか、それはそれで良いことです。
ただ、メガネを買う前に、画面が明る過ぎないかのチェックは必要です。
明るさの影響の方が大きかったりしますから。
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最近よく宣伝しているので気になっていました。
キンドルを買った方が良さそうですね。
投稿: アコ | 2013年2月20日 (水) 08時40分
網膜色素変性症の治療法として400~500nmの光を押さえる眼鏡を眼科医が処方し
条件は細かくありますが、視覚障害者へは補助も昔から出ていましたから、まったく
効果がないことはないと思います。自覚はないかも知れません。
網膜にブルーが届かないだけでもダメージは減っているはずですから。ただ、医療用
の場合かなり黄色い(ブルーの反対色のおれんじやイエロー)のでファッション的に
好まれず「いあや~それはようかけんわ、と言われる方が多いです。
投稿: ⑦パパ | 2013年2月20日 (水) 10時03分
黒地にグリーンと言えばMS-DOSを思い出します。
オレンジは一瞬でしたね。パナソニックのパソコンで使ったことがあります。
投稿: 灰猫 | 2013年2月20日 (水) 10時21分
アコさん
確かにデジタルインクのキンドルならブルーライトもないでしょうね。ブルーライトだけでなく目の負担も格段に少ないと思います。
一般的にブルーライトをカットするPC用メガネはブルーライトを50%程度カットするだけなので、最大手のJINSでも、誰にでも有効であるわけではなく、 全体的に見れば有効であるという「傾向がみられる」というかなり曖昧な表現をしています。
以前から日本のオフィスは明る過ぎると言われていますが、それに対応してパソコンの画面も明るすぎる人が多いので、まずは明るさを調節することだと思います。
それから日本人は西欧人と比べるとサングラスをかける人が随分少ないですが、日差しの強い戸外の紫外線はパソコンのブルーライトは桁違いでしょうから、それに比べればパソコン画面のブルーライト50%カットは誤差の範囲のような気もします。
またアップルはパソコンのデスクトップ(壁紙)は薄いブラウンが目に良いとしていますが、青い空などを壁紙にしてPCメガネをかけても仕方がないような気もします。
ただ、最大手であるJINSのデータでも、ブルーライトカットに効果のないだてメガネでも効果を実感する人が一定の割合でいるようですから、それはそれで効果さえあればエビデンスはどうでも良いとも思います。
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時38分
⑦パパさん
この歳(今年60歳)になると知人にも加齢性黄斑変性症も多く黄色いレンズのメガネをかけている人も多いですし、私も緑内障です。
そういう特定の疾患がある人は可能な限り目を保護すべきだとも思いますが、健常者の場合、その前にやることがある、順番が違うのではないかと思うことが多いです。
それでも、最近、問題になっている空中抗菌剤や、以前ブログにも書いたマイナスイオン発生器のように、デメリットはないでしょうから、使って損はないでしょうね。
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時46分
灰猫さん
モノクロの時代はOSで言えば、Windowsが登場する前の時代、CP/MやMS-DOSの時代ですね。
オレンジは私もパナソニックや富士通で使いましたし、クルマはニッサンがいち早く採用していたと思いますが、確かに一瞬でした(笑)
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時51分
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最近よく宣伝しているので気になっていました。
キンドルを買った方が良さそうですね。
投稿: アコ | 2013年2月20日 (水) 08時40分
網膜色素変性症の治療法として400~500nmの光を押さえる眼鏡を眼科医が処方し
条件は細かくありますが、視覚障害者へは補助も昔から出ていましたから、まったく
効果がないことはないと思います。自覚はないかも知れません。
網膜にブルーが届かないだけでもダメージは減っているはずですから。ただ、医療用
の場合かなり黄色い(ブルーの反対色のおれんじやイエロー)のでファッション的に
好まれず「いあや~それはようかけんわ、と言われる方が多いです。
投稿: ⑦パパ | 2013年2月20日 (水) 10時03分
黒地にグリーンと言えばMS-DOSを思い出します。
オレンジは一瞬でしたね。パナソニックのパソコンで使ったことがあります。
投稿: 灰猫 | 2013年2月20日 (水) 10時21分
アコさん
確かにデジタルインクのキンドルならブルーライトもないでしょうね。ブルーライトだけでなく目の負担も格段に少ないと思います。
一般的にブルーライトをカットするPC用メガネはブルーライトを50%程度カットするだけなので、最大手のJINSでも、誰にでも有効であるわけではなく、 全体的に見れば有効であるという「傾向がみられる」というかなり曖昧な表現をしています。
以前から日本のオフィスは明る過ぎると言われていますが、それに対応してパソコンの画面も明るすぎる人が多いので、まずは明るさを調節することだと思います。
それから日本人は西欧人と比べるとサングラスをかける人が随分少ないですが、日差しの強い戸外の紫外線はパソコンのブルーライトは桁違いでしょうから、それに比べればパソコン画面のブルーライト50%カットは誤差の範囲のような気もします。
またアップルはパソコンのデスクトップ(壁紙)は薄いブラウンが目に良いとしていますが、青い空などを壁紙にしてPCメガネをかけても仕方がないような気もします。
ただ、最大手であるJINSのデータでも、ブルーライトカットに効果のないだてメガネでも効果を実感する人が一定の割合でいるようですから、それはそれで効果さえあればエビデンスはどうでも良いとも思います。
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時38分
⑦パパさん
この歳(今年60歳)になると知人にも加齢性黄斑変性症も多く黄色いレンズのメガネをかけている人も多いですし、私も緑内障です。
そういう特定の疾患がある人は可能な限り目を保護すべきだとも思いますが、健常者の場合、その前にやることがある、順番が違うのではないかと思うことが多いです。
それでも、最近、問題になっている空中抗菌剤や、以前ブログにも書いたマイナスイオン発生器のように、デメリットはないでしょうから、使って損はないでしょうね。
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時46分
灰猫さん
モノクロの時代はOSで言えば、Windowsが登場する前の時代、CP/MやMS-DOSの時代ですね。
オレンジは私もパナソニックや富士通で使いましたし、クルマはニッサンがいち早く採用していたと思いますが、確かに一瞬でした(笑)
投稿: 工場長 | 2013年2月22日 (金) 08時51分