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2012年9月23日 (日)

安全基準の考え方

車が一時停止の停止線で停まらなかったとしても、直ちに事故になるわけではありません。

原発を容認する意見の中に「世の中に100%安全なものはない」「誰もが乗っている自動車でも、毎年何千人もの人が亡くなる」というものがあります。

それは、その通りなのです。人はオペレーションズ・リサーチという高度な統計学を使わなくても、メリットとデメリットを天秤にかけて、許容出来るリスクを決めています。

それが、自動車であれば、一億人の人口に対して年間5千人から1万人の死亡ということなのでしょう。あまり良い言い方ではありませんが、そのくらいの犠牲は止むを得ないと考えているわけです。

そして、それを守るために交通法規があります。

市街地を100キロで走っても事故をしない人は多いでしょう。

少々の酒を飲んでも事故をしない自信のある人も多いと思います。

しかし、それらを許容すると年間5千人の死者は何万人にも何十万人にもなり許容できるものではなくなります。

人工的な放射線の規準である年間1ミリシーベルトという規準は、人類が放射線を利用する上でのメリットを考え、自然放射線なども考慮した上で決められたリスクです。御用学者が言ったという「年間100ミリシーベルトまでは安全」という言い方は、ビール2〜3杯なら飲んで運転しても平気です、ということと同じです。

リスクは確率と被害の大きさをかけたものですから、原発のように北半球全体を汚染するほどの可能性があるものは、その確率は限りなくゼロに近いものでないといけません。

その確率は、ある学者によれば10万年に一度程度のものとも言いますが、原発の大きな事故は、僅か30年ほどで3度も起きています。福島の場合、それは何万年に一度という天変地異があったわけではなく、せいぜい数百年に一度程度の地震と津波で起きてしまいました。

日本の原発をどうするかは、高度な数学的・統計的モデルを使った科学的技法を用いるまでもなく、常識的な判断でできることです。

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どのくらい安全かということは、どのくらい危険かということでもあるのですね。
安全、安全ばかり言わないで、このくらい危険です、ということも言って欲しいものです。
タバコに「健康に悪いです」って書いてあるように、原発にも「事故の時はふる里がなくなります」くらい書いて欲しいです。

投稿: アコ | 2012年9月23日 (日) 16時18分


はじめまして。

いつもためになる記事を読ませてもらっています。

ところで、川崎市の市長がトンデモナイことを言っています。
給食にセシウム入りの食材を出して「子供が被爆で危険な環境にいることを勉強する必要があるから食べさせる。またこのぐらいの汚染でびくびくする方がおかしい。交通事故にあったり、道路を歩いていて刺されたりするのだから、それで人に会うなと言うのか」と言ったと報道されています。

この市長は、タバコの害を知るために子供にタバコを吸わせるのでしょうか。夜道を一人でも歩けというこのでしょうか。確かに、それでも殆どの子供は直ちにどうにかなることはないでしょうけど、危険はできるだけ少なくするというのが社会の原則です。何のメリットもないことに、いや一部の人のお金のために、無関係の子供に危険が及ぶようなことがあってはなりません。本当に腹が立ちます。

投稿: ニシ | 2012年9月23日 (日) 17時24分


放射線に安全だと言える科学的な根拠はあるのでしょうか?
「○十代の人が、年間○シーベルトを○年間浴びると、○十年後には、どうなる。」
といえるだけの、データーがあるのでしょうか?
もしあったとしたら、放射線の臨床実験(人体実験)したことになります。
放射線は、遺伝子を傷つけて人を殺したり、癌などの病気になるものでしょうから、
例え動物実験をしたとしても、寿命が人間と比べて短いのですから、他の薬物のように個体の大きさの比では表せれないと思います。

新型インフルエンザは、感染者(発病しない保菌者と発病した人)の全員と比べると、死に至る人は大きな割合ではないと思います。
東大の先生がいう放射線の安全基準から考えると、予防ワクチンは必要ないことになるのでしょうね。

放射線の臨床実験は、福島周辺の高放射能汚染地域で、これから何十年も行われるようですね。
何十万人も対象にした医学的な追跡調査(健康調査)をするって、政府は直ぐに表明しましたからね。こんなことを書くと福島の人が可哀相だという人がいます。でも嘘の言葉で放射能汚染を強要する方が酷いことです。

投稿: やんじ | 2012年9月24日 (月) 01時54分


アコさん
原発を推進したり容認する人達がよく「100%安全なものはない」と言いますが、具体的にどれほどのリスクがあるのか、そのリスクを受け入れるためのメリットがどれほどあるのか、リスクを受け入れる時は、十分に納得した上で受け入れたいですね。

投稿: 工場長 | 2012年9月24日 (月) 08時47分


ニシさん
コメントありがとうございます。
こういうニュースは東京新聞あたりは大きく報道しますが、なかなか全国ニュースにはなりませんね。

一般人が放射線を浴びるのは医療行為によるものが殆どですが、医療行為は資格があって必要があって納得があって成立するもので、それがなければ傷害罪だったり強制わいせつ罪だったりします。

川崎市の市長は傷害罪で告訴されるべきですね。

投稿: 工場長 | 2012年9月24日 (月) 08時50分


やんじさん
放射線による健康被害は、データも少なく確定的なものがありませんが、それでも可能な限りの推定を行い、原発を推進する立場の団体ですら、厳しい基準をつくり、東電ですら表向きは、その規準より厳しい規制値を守ってきました。

そして「これ以下なら安全」と言えるしきい値はなく、放射線被曝は少なければ少ないほど良いというのが、殆どの研究機関の結論です。

当然それに基づき、資格を持つ医師はもちろん、学者などの専門家も放射線の扱いについては慎重で、どの病院や研究機関でも放射線の管理は放射線管理区域を設定して厳格に行われていました。それが、事故があった途端に東大など電力会社から莫大な研究費をもらっている大学の先生を筆頭に、手の平を返したように「このくらいは安全」だと、子ども達を被曝させることを容認する発言を繰り返しています。

つくづく悪魔に魂を売った人達だと思います。

投稿: 工場長 | 2012年9月24日 (月) 08時57分

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電力問題」カテゴリの記事

コメント

どのくらい安全かということは、どのくらい危険かということでもあるのですね。
安全、安全ばかり言わないで、このくらい危険です、ということも言って欲しいものです。
タバコに「健康に悪いです」って書いてあるように、原発にも「事故の時はふる里がなくなります」くらい書いて欲しいです。

はじめまして。

いつもためになる記事を読ませてもらっています。

ところで、川崎市の市長がトンデモナイことを言っています。
給食にセシウム入りの食材を出して「子供が被爆で危険な環境にいることを勉強する必要があるから食べさせる。またこのぐらいの汚染でびくびくする方がおかしい。交通事故にあったり、道路を歩いていて刺されたりするのだから、それで人に会うなと言うのか」と言ったと報道されています。

この市長は、タバコの害を知るために子供にタバコを吸わせるのでしょうか。夜道を一人でも歩けというこのでしょうか。確かに、それでも殆どの子供は直ちにどうにかなることはないでしょうけど、危険はできるだけ少なくするというのが社会の原則です。何のメリットもないことに、いや一部の人のお金のために、無関係の子供に危険が及ぶようなことがあってはなりません。本当に腹が立ちます。

放射線に安全だと言える科学的な根拠はあるのでしょうか?
「○十代の人が、年間○シーベルトを○年間浴びると、○十年後には、どうなる。」
といえるだけの、データーがあるのでしょうか?
もしあったとしたら、放射線の臨床実験(人体実験)したことになります。
放射線は、遺伝子を傷つけて人を殺したり、癌などの病気になるものでしょうから、
例え動物実験をしたとしても、寿命が人間と比べて短いのですから、他の薬物のように個体の大きさの比では表せれないと思います。

新型インフルエンザは、感染者(発病しない保菌者と発病した人)の全員と比べると、死に至る人は大きな割合ではないと思います。
東大の先生がいう放射線の安全基準から考えると、予防ワクチンは必要ないことになるのでしょうね。

放射線の臨床実験は、福島周辺の高放射能汚染地域で、これから何十年も行われるようですね。
何十万人も対象にした医学的な追跡調査(健康調査)をするって、政府は直ぐに表明しましたからね。こんなことを書くと福島の人が可哀相だという人がいます。でも嘘の言葉で放射能汚染を強要する方が酷いことです。

アコさん
原発を推進したり容認する人達がよく「100%安全なものはない」と言いますが、具体的にどれほどのリスクがあるのか、そのリスクを受け入れるためのメリットがどれほどあるのか、リスクを受け入れる時は、十分に納得した上で受け入れたいですね。

ニシさん
コメントありがとうございます。
こういうニュースは東京新聞あたりは大きく報道しますが、なかなか全国ニュースにはなりませんね。

一般人が放射線を浴びるのは医療行為によるものが殆どですが、医療行為は資格があって必要があって納得があって成立するもので、それがなければ傷害罪だったり強制わいせつ罪だったりします。

川崎市の市長は傷害罪で告訴されるべきですね。

やんじさん
放射線による健康被害は、データも少なく確定的なものがありませんが、それでも可能な限りの推定を行い、原発を推進する立場の団体ですら、厳しい基準をつくり、東電ですら表向きは、その規準より厳しい規制値を守ってきました。

そして「これ以下なら安全」と言えるしきい値はなく、放射線被曝は少なければ少ないほど良いというのが、殆どの研究機関の結論です。

当然それに基づき、資格を持つ医師はもちろん、学者などの専門家も放射線の扱いについては慎重で、どの病院や研究機関でも放射線の管理は放射線管理区域を設定して厳格に行われていました。それが、事故があった途端に東大など電力会社から莫大な研究費をもらっている大学の先生を筆頭に、手の平を返したように「このくらいは安全」だと、子ども達を被曝させることを容認する発言を繰り返しています。

つくづく悪魔に魂を売った人達だと思います。

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