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2012年9月21日 (金)

コレステロールは身体に良い?

ある学者のブログに以下のようなことが書いてありました。

1)総コレステロールが160ミリ未満の人は、280ミリ以上の人に比べてガン死亡率は5倍以上(日本の大規模な研究)、

2)死亡率がもっとも少ないのは、コレステロールが200ミリから280ミリの間で、「コレステロールが高い」と診断され、下げる薬をもらっている人の大半が死亡率を高めている(日本の大規模な研究)、

3)コレステロールの値が高いほど、肺炎やインフルエンザなどに感染し、死亡する人が少ない(アメリカの研究)、

4)コレステロールが40ミリ上がると、脳卒中の可能性が3分の2になる、

---------- 引用ここまで ----------

これだけで「コレステロールは高いほど良い」とは言えませんが、一般的に「コレステロールは低いほど良い」と思い込まれていることには問題がありますし、日本の基準は明らかに低過ぎるものです。

特に「悪玉コレステロール」などと恣意的で悪意さえ感じるネーミングは、明らかに誤解を生み、「製薬会社」やサプリメントを売っている会社の特別な意図を感じなくもありません。

コレステロールは体に必要なものです。脂質の一種である遊離脂肪酸で、生体膜に含まれ、細胞膜、胆汁酸、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのステロイドホルモンなど各種ホルモン、ビタミンDなどの原料となり、それらを安定させます。更には血管の内側に張り付いて、血流のエロージョンから血管を保護する役目もあります。

誰の仕業なのか知りませんが、HDLは善玉、LDLは悪玉という名前をつけられていますが、そもそも体内で作られるものに善玉も悪玉もなく、両方とも必要不可欠なものです。

コレステロールは健康を保つために無くてはならないものなのです。

ただ、いくら多くても構わないというわけではありません。血圧や血糖値が高い人、運動不足の人、喫煙している人、ストレスの多い人など、血管壁に傷が付いたり異常が起きている可能性の高い人は気をつけることがいくつかあります。

逆に、食物でコレステロールが上がることもありませんからコレステロールを増やそうと思って、コレステロールが多く含まれている卵を一日に10個食べ続けたとしてもコレステロール値は簡単には上がりません。

いずれにしても、単純に少なければ良い、多ければ良いというわけでもなく、正常値も万人に適用できるものではありませんから、気になる人は優秀なかかりつけ医、もしくは栄養士などに相談して、総合的に判断してもらう方がいいと思います。

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ちょっとショックな記事でした。
これまで卵は一日1個と決め、できるだけコレステロールを下げる食品を食べるようにしていました。
放射線の健康被害で、これだけウソがまかり通っているのを目の当たりにしていたのに、コレステロールはCMを鵜呑みにしていました。
もっと、ちゃんと自分で調べないといけませんね。

投稿: アコ | 2012年9月21日 (金) 07時25分


うつ病やメタボも医師や製薬会社が増産していると言われています。
喫煙と肺がん、地球温暖化、ダイオキシンの有害性なども、研究が進むと否定されてきていますが、一旦それを前提に色々なものが動いていると簡単には方向転換できないものです。
特に官僚主導の日本では、それが難しいです。

投稿: 灰猫 | 2012年9月21日 (金) 07時28分


アルコール依存症になるほどの大酒飲みは、食道がんになる率がとのことを、TVで見ましたが、
私の大酒飲みの友人はその食道がんで亡くなりました。
そうしたことが解っていても、多分彼は酒を飲むのをやめなかったでしょうね。

投稿: 宇品灯台 | 2012年9月21日 (金) 09時49分


アコさん
コレステロールと言えば、一方的に悪者にされてきたので、少なければ少ないほど良いと思っている人も多いでしょうね。まだまだ気づかないウソもあると思いますので、お互い情報リテラシーを磨き、こうした場で情報交換しましょう。

投稿: 工場長 | 2012年9月22日 (土) 18時17分


灰猫さん
精神科の方でも多剤投与が問題視されていますし、これまでは良いとされていたものが悪くなり、悪いとされていたもの実は無害だったり、問題なかったりということがありますが、確かに官僚は変化を望まない上に、製薬会社はできるだけ多くの人を病人にして薬を売りたいばかりです。
せめて学者には良心を持って欲しいものです。

投稿: 工場長 | 2012年9月22日 (土) 18時26分


宇品灯台さん
タバコの健康被害がこれだけ言われていても未だに喫煙する人はいますし、タバコだけでなく体に悪くてもしたいことはあると思います。
ただ、それがどのくらいのリスクなのか、それを正確に分かった上で行いたいものです。

投稿: 工場長 | 2012年9月22日 (土) 18時27分

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心と体」カテゴリの記事

コメント

ちょっとショックな記事でした。
これまで卵は一日1個と決め、できるだけコレステロールを下げる食品を食べるようにしていました。
放射線の健康被害で、これだけウソがまかり通っているのを目の当たりにしていたのに、コレステロールはCMを鵜呑みにしていました。
もっと、ちゃんと自分で調べないといけませんね。

うつ病やメタボも医師や製薬会社が増産していると言われています。
喫煙と肺がん、地球温暖化、ダイオキシンの有害性なども、研究が進むと否定されてきていますが、一旦それを前提に色々なものが動いていると簡単には方向転換できないものです。
特に官僚主導の日本では、それが難しいです。

アルコール依存症になるほどの大酒飲みは、食道がんになる率がとのことを、TVで見ましたが、
私の大酒飲みの友人はその食道がんで亡くなりました。
そうしたことが解っていても、多分彼は酒を飲むのをやめなかったでしょうね。

アコさん
コレステロールと言えば、一方的に悪者にされてきたので、少なければ少ないほど良いと思っている人も多いでしょうね。まだまだ気づかないウソもあると思いますので、お互い情報リテラシーを磨き、こうした場で情報交換しましょう。

灰猫さん
精神科の方でも多剤投与が問題視されていますし、これまでは良いとされていたものが悪くなり、悪いとされていたもの実は無害だったり、問題なかったりということがありますが、確かに官僚は変化を望まない上に、製薬会社はできるだけ多くの人を病人にして薬を売りたいばかりです。
せめて学者には良心を持って欲しいものです。

宇品灯台さん
タバコの健康被害がこれだけ言われていても未だに喫煙する人はいますし、タバコだけでなく体に悪くてもしたいことはあると思います。
ただ、それがどのくらいのリスクなのか、それを正確に分かった上で行いたいものです。

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