広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« LED照明での失敗談 | トップページ | iPadが運転手になる時代 »

2012年6月30日 (土)

ノマド的自由人

最近「ノマド」という言葉がブームになっているという。
「ノマド」とは、元々は遊牧民を意味する言葉だったようだが、転じて自由なライフスタイルをする人を指す言葉として使われるようになったらしい。

そりゃ誰でも、何の束縛も受けず、自由に生きていけたらいいと思うが、そううまくはいかないのが人生だと、皆あきらめているのが実情だろう。
サラリーマンになり、結婚し、女房、子供のために、頑張っているのだ。

作家であったり、画家、建築家であったり、プロ野球選手とかの自由業と称する個人事業主という立場になれば、自由に自分の思うことができていいだろうなと思うが、
それも誰でもできるわけでなし、そうなったらそうなったで、また面倒なことがたくさんありそうだ。
お金の心配はもちろん、税金のこと、次のスケジュールの交渉等、本業とは全く関係ない面倒なことをやらなければいけなくなる。
だからプロダクションとか、弁護士事務所とかが、代わりにそうしたことをやってくれるようになっているのだろう。

それでもそうした人たちは、サラリーマンに比べれば、かなり「ノマド」に近い自由な生活をしているように感じる。

その「ノマド」と対極にあるのが、大企業の歯車になってしまったと称されるサリーマンだとは思っていたが、
どうもそうでもないらしい。
先日日経新聞に作家の沖方丁氏が、実は大企業の中にこそ、そうしたノマド的生活をしている人がいると書いていた。

そういえば、私の先輩にもそんな人がいた。

その人は、典型的な全共闘世代の育ちで、企業が悪だといわれた時代に大学を出た。
だからだろう、会社にもまともにいかず、
いつも上司から「お前、なんでもいいから、朝1度は会社に顔を出せ」と文句をいわれていた。
そんなことは、どこ吹く風と聞き流し、
なんとなく博士論文を書き上げ、
さっさとアメリカに留学していった。
帰ってきてからは、大きなプロジェクトをいくつも担当し、実現させた。
部下に大筋を指示すると、後は飲んだくれていた。
いつも飲みすぎだといっては、まともに出社することができなかった。
困った部下が、夫人に「きちんと会社に行かせてください」と、文句をいっていた。
そんな一生懸命頑張っている部下に、
「お前、何でもできるからと言って引き受けていると、嫌いなことばかり、押し付けられるようになるぞ」なんて忠告していた。
そんな忠告なんてあるんだろうかと、呆れたことがある。

その彼は、時代が変わると、さっさと大学の先生に転身していった。

企業の中にあっても「ノマド」的行動をしている人は、いつの時代にもいるのだろう。

時代を創っていくのは
「よそ者、若者、変わり者」とよく言われる。

大企業の中にあって「ノマド」な人が、これからの時代を創っていったら楽しい世の中になりそうだ。
そんな人が現れることを、期待したい。


元安川

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。


私の知人にも「大企業で出世さえ望まなければ、こんなに自由な生活ができる」と30年間定時に帰り年休も常に使い切り、ノマド的人生を謳歌した男がいますが、さすがに今そんなことが言えるのは公務員と電力会社くらいのような気もします。特に日本の企業は「よそ者、若者、変わり者」は排斥する傾向がありますし、今は大企業ですら、余裕という意味では最悪の時代に思えます。

投稿: 星野 | 2012年6月30日 (土) 09時33分


>時代を創っていくのは「よそ者、若者、変わり者」

まさにアップル社の広告ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=nytz2zfJL3I

投稿: 通りすがり | 2012年6月30日 (土) 09時48分


初めまして。
いつもタメになる記事ばかりで、勉強させてもらってます。
さて、私はノマド的と言えば、一番にスタバを思い浮かべます。
同じようなカフェは沢山ありますが、仕事と言えばスタバです。
フリーランスのような人が、パソコンを開き、書類を拡げているのがスタバのイメージです。
でも、この前、スタバで「長時間の勉強、パソコンの使用はご遠慮ください」という張り紙のあるスタバがあって、驚きました。
スタバって、それをするところでしょ! って。
カタイ金融機関に務めているので、ノマドワーキングは憧れです。

投稿: アキ | 2012年6月30日 (土) 10時04分


星野様

確かに公務員はノマド的人生を謳歌していますね。
特に地方公務員。
課長等偉くなったら、住民のクレームの矢面に立たなければならなくなるし、
議会答弁もしなければならなくなる、
偉くなっても、給料は殆ど変わらない、
と言って、管理職登用試験を受けない職員が増えてるそうです。
困ったもんですね。

投稿: 元安川 | 2012年6月30日 (土) 10時26分


友人の会社でもノマドワーキングで、フレックスタイムやフリーアドレスを試行したみたいですが、うまく行かずに元に戻したとか。
日本の企業ではなかなか難しいようです。フリーランスの方は増えているようですが、しょせん非正規雇用というか、なかなか厳しいようです。

投稿: アコ | 2012年6月30日 (土) 10時29分


通りすがり様

確かに、スティーブ ジョブズも、
典型的な「よそ者、若者、変り者」の1人ですね。

クリエイティブな面白い社会を創るのは、
そんな「よそ者、若者、変り者」達です。
どんどん現れて来て欲しいですね。

投稿: 元安川 | 2012年6月30日 (土) 10時36分


アキ様

コメント、
ありがとうございます。

この返事も、スタバで書いています。
濃いコーヒーを飲みながら、時々窓の外を見て、
iPadに向かっています。
私にとっては、最高に優雅な時間です。
ノマド的時間です。

それを否定したら、
スタバは消えるでしょうね。

投稿: 元安川 | 2012年6月30日 (土) 10時46分


アコ様

ノマドワーキングという言葉があるとは、知りませんでした。
企業にあっては「ノマド的自由=結果が全て」
というようなところがありますから、
並の神経では、耐えられないということでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2012年6月30日 (土) 10時54分


多分、星野さんとは面識はありませんが「大企業で出世さえ望まなければ、こんなに自由な生活ができると30年間定時に帰り年休も常に使い切り、ノマド的人生を謳歌した男」とはまさに私のことです。オマケに早期退職で退職金もガッポリもらって、ネットさえ使えれば嘱託で仕事が出来るので、田舎に引越しました。ネットさえあれば、いつでも、どこでもできる職種は拡がっているように思います。

投稿: たわけ | 2012年6月30日 (土) 11時10分


たわけ様

ノマド的人生を謳歌されたとは、素晴らしい。
羨ましい。
ネットを使うことで、嘱託として仕事もされているとのこと、
ウーン、
凄い。

ネット社会は、今までとは全く違った価値感の社会を創りつつあるようですね。
その象徴がホリエモン、スティーブ ジョブズのTシャツ姿でしょうね。

投稿: 元安川 | 2012年6月30日 (土) 11時23分

« LED照明での失敗談 | トップページ | iPadが運転手になる時代 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

私の知人にも「大企業で出世さえ望まなければ、こんなに自由な生活ができる」と30年間定時に帰り年休も常に使い切り、ノマド的人生を謳歌した男がいますが、さすがに今そんなことが言えるのは公務員と電力会社くらいのような気もします。特に日本の企業は「よそ者、若者、変わり者」は排斥する傾向がありますし、今は大企業ですら、余裕という意味では最悪の時代に思えます。

>時代を創っていくのは「よそ者、若者、変わり者」

まさにアップル社の広告ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=nytz2zfJL3I

初めまして。
いつもタメになる記事ばかりで、勉強させてもらってます。
さて、私はノマド的と言えば、一番にスタバを思い浮かべます。
同じようなカフェは沢山ありますが、仕事と言えばスタバです。
フリーランスのような人が、パソコンを開き、書類を拡げているのがスタバのイメージです。
でも、この前、スタバで「長時間の勉強、パソコンの使用はご遠慮ください」という張り紙のあるスタバがあって、驚きました。
スタバって、それをするところでしょ! って。
カタイ金融機関に務めているので、ノマドワーキングは憧れです。

星野様

確かに公務員はノマド的人生を謳歌していますね。
特に地方公務員。
課長等偉くなったら、住民のクレームの矢面に立たなければならなくなるし、
議会答弁もしなければならなくなる、
偉くなっても、給料は殆ど変わらない、
と言って、管理職登用試験を受けない職員が増えてるそうです。
困ったもんですね。

友人の会社でもノマドワーキングで、フレックスタイムやフリーアドレスを試行したみたいですが、うまく行かずに元に戻したとか。
日本の企業ではなかなか難しいようです。フリーランスの方は増えているようですが、しょせん非正規雇用というか、なかなか厳しいようです。

通りすがり様

確かに、スティーブ ジョブズも、
典型的な「よそ者、若者、変り者」の1人ですね。

クリエイティブな面白い社会を創るのは、
そんな「よそ者、若者、変り者」達です。
どんどん現れて来て欲しいですね。

アキ様

コメント、
ありがとうございます。

この返事も、スタバで書いています。
濃いコーヒーを飲みながら、時々窓の外を見て、
iPadに向かっています。
私にとっては、最高に優雅な時間です。
ノマド的時間です。

それを否定したら、
スタバは消えるでしょうね。

アコ様

ノマドワーキングという言葉があるとは、知りませんでした。
企業にあっては「ノマド的自由=結果が全て」
というようなところがありますから、
並の神経では、耐えられないということでしょうかね。

多分、星野さんとは面識はありませんが「大企業で出世さえ望まなければ、こんなに自由な生活ができると30年間定時に帰り年休も常に使い切り、ノマド的人生を謳歌した男」とはまさに私のことです。オマケに早期退職で退職金もガッポリもらって、ネットさえ使えれば嘱託で仕事が出来るので、田舎に引越しました。ネットさえあれば、いつでも、どこでもできる職種は拡がっているように思います。

たわけ様

ノマド的人生を謳歌されたとは、素晴らしい。
羨ましい。
ネットを使うことで、嘱託として仕事もされているとのこと、
ウーン、
凄い。

ネット社会は、今までとは全く違った価値感の社会を創りつつあるようですね。
その象徴がホリエモン、スティーブ ジョブズのTシャツ姿でしょうね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/55019598

この記事へのトラックバック一覧です: ノマド的自由人:

« LED照明での失敗談 | トップページ | iPadが運転手になる時代 »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30