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2012年3月11日 (日)

放射能の内部被曝防御にマスクは有効か?

今年もスギ花粉症の季節がやってきました。

瓦礫処理などの影響で今年になって放射性セシウムの検出量が増えていますが、当然スギ花粉も放射能付きとなります。そこで、吸入による内部被曝を花粉用マスクで防ぐことができるのか考えてみます。

実は、これについては既に報道があります。それは「花粉用マスクをつければ、浮遊しているセシウムをほとんど吸い込まず、内部被曝量を減らせる」「除染の際も、放射性物質が舞い上がる可能性があるので、気になる人はマスクを着用すれば防げる」という日本放射線安全管理学会学術大会での発表です。

相変わらず、トンデモない話です。

まず一般的に花粉用マスクは30μm程度の微粒子までの除去性能しかなく、放射性物質が粉塵として存在する場合に着用が推奨されているDS2規格以上の防塵マスクや同等の性能を有するウイルス対策用のN95マスクほどの微粒子除去性能は持ちません。

その上、花粉用マスクの性能はマスクの生地のフィルター性能であり、マスク周囲からの漏れ率などは殆ど考慮されていません。従って、隙間からいくらでも粒子が入って来る余地があります。

また、そもそも花粉用マスクには製品規格が存在しません。国民生活センターの調査でも、新型インフルエンザが流行した時期に次々に発売された多くの「N95相当」とか「N95準拠」といったマスクには十分な性能はありませんでした。

今のところ花粉で運ばれる死の灰は極微量だと思われますが、あらゆるところに放射能が拡散しているだけに、少しであっても被曝は避けたいものです。

従って除染作業などの部被曝防護具にはDS2規格以上の防塵マスクや同等の性能を有するウイルス対策用のN95マスクを使い半日で使い捨てます。

ちなみにインフルエンザなどの感染予防は手洗いが最も重要で、マスクよりゴーグルの方が有効です。マスクは感染者がするものというのが世界の常識です。

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コメント

新型インフルエンザ騒動の時にマスクがなくて医療用の高いマスクを買ったことがありますが、苦しくて長時間すると辛かったのを覚えています。でもそのくらいのマスクでないと効果はないということですよね。

マスクというのは視覚的アピールが大きいので課題評価されていますね。花粉症用マスクは放射能による内部被ばくを含めて空気感染するようなものには大して役に立ちませんし、インフルエンザのような飛沫感染は手洗いの方が遥かに重要ですし、書かれているようにマスクよりメガネやゴーグルです。こういう基本的なことが日本の学校ではきちんと教えられていませんね。海外では常識ですけど。

お客様の手前マスクをしていますが、ダテマスクです(笑)逆にメガネは度の入っていないダテメガネですが、感染症対策です。もちろん徹底した手洗いもしています。新型インフルエンザの対応を見ても、日本はつくづく後進国だと思いますね。

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