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2012年2月 7日 (火)

広島刑務所の移転を!

1月11日午前、殺人未遂で広島刑務所に服役していた中国人が脱走した。
犯人は中国人の李国林、
警官をピストルで撃ったこともあるということで、広島市民を恐怖に落とし入れた。

塀の工事のため取りつけられていた足場をよじ登り、5Mの高さの塀から飛び降り、逃げたという。
民家に侵入し、服を変え、食事をし、中国に何度も電話していたという。

メディアはもう広島市内にはいないだろうとか、色々いっていたが、
結局54時間後、意外に近い場所、刑務所からたった2km離れただけの道路を歩いているところを、警官に職務質問され、逮捕された。
「疲れた。刑務所に帰る」といって持っていた果物ナイフも差し出して、素直に逮捕されたという。

刑務所ってそんなに簡単に脱走できるものかと驚いたが、まあそれにしても市民に何の怪我もなかったということが、なによりだ。

広島刑務所の杜撰な管理体制に問題があったとか色々が云々されているが、
彼らからすれば、まさに想定外の事件が起こったということだろう。

確かに普通の日本人なら、そもそも刑務所から脱走しようなんて、考えもしないことだろうが、
今回の脱走犯は中国人だ。

海外では、捕虜収容所からの脱走、
無実の罪で入れられた監獄からの脱走等
脱走を英雄視する小説、映画もたくさん作られている。

脱走についても、外国人は日本人とは考えることが違う。

日本に住む外国人は年々増えている。
これからの時代にあって外国人の犯罪はさらに増える恐れがある。

そんなとき、これまでの刑務所の在り方では、とても対応しきれなくなるだろうことは想像に難くない。

広島刑務所ができたときには、あのあたりは埋め立て地でまったく人は住んでいなかったようだし、あそこに作るのはそれなりの理由があったのだろうと思う。

時代が変わり、状況が変わったのだ。

ということでは、そもそも刑務所が広島市内にあること自体に無理あると思うが、あそこに刑務所があっていいのかどうかという議論は意外なほど起こってこない。

今回の事件についても、
小川法務大臣が、18日、広島市の松井市長と会談し、「服役者を脱走させる失態で、ご迷惑をおかけした」と陳謝したうえで、再発防止に取り組む考えを伝えたということで、一件落着という感じである。

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広島の街づくりに詳しい友人に、どうして移転の話が出てこないのかと聞いたら、
「広島刑務所は、ずっと以前、けっこう本腰をいれた移転の話が(市のようから)出たことがある。
国もそれほど否定的ではなかったようなことを聞いた。
なぜかその後立ち消えになり、刑務所が改装したこともあって、すっかりその話題は聞かなくなった。
たしかに、今となっては、あそこになくてはならない施設ではないと誰も考えるだろう。
脱走事件は、移転を言い出すよいチャンスだと思う。
しかし、地元を含めて「こんなだから移転してくれ」という声が出てこないのは不思議だ」
と、彼も言っていた。

移転先の候補地だって、瀬戸内海には人の住まない島もある。
そんなところに作ってもいいだろう。

どんなところに作っても脱走の確立がゼロというわけではないし、影響がゼロということはないだろう。
それでも限りなくゼロにするにはどうしたらいいかという視点で考えれば、島に刑務所をつくるというのも一つの案だろうと思う。

跡地は広島新球場が楽々はいるほどの大きさ、10haもある。
医療施設にしてもいいし、
植物工場にしてもいい。
使い方は色々考えられる。
使い方については、事業コンペにし、世界中からアイデアを募集するようにしてもいいだろう。

何にするかは
西飛行場、広大跡地、出島沖埋め立て地をどうするかという広島市全体のシナリオのなかで考えていけばいい。

国道2号線の南は地盤が低く、自然災害にも弱いようだし、都市基盤の整備も進んでいない。

広島刑務所を移転させ、跡地をどうするかの議論は、これからの広島をどうするかの議論をするにはいい契機となるのではないだろうか。

広島刑務所を移転させるべきだ。


元安川

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コメント

話の内容がちょっとずれますが、この刑務所の敷地内に刑務所で働く人たちのための官舎があります。
以前、営業の仕事をしているときに何度も訪問しました。建物は古いのですが、敷地がたっぷりとってあり、子育てするにはよい環境です。官舎だからなのか、空き部屋が多いのが残念です。
ところで、跡地利用についてですが、近辺は住宅地です。だから跡地は住宅地に、というのではありません。
私は常々、住宅地のありかたについて、もう少し工夫できないかなあと思っています。
若いお父さんやお母さんが自然に集まってきて、子育てが楽しくなるような場所、一人暮らしのお年寄りでも孤立しない住宅、そんな団地をデザインできないのかなあ、と、思うのです。
刑務所敷地内の官舎で楽しそうに子育てをしていた若いお母さんがたの姿を思い出すたび、あの場所に何かヒントがありそうな気がするのです。

かおりんさま

仰るように、跡地を住宅にするかどうかは別にして、
何か楽しくなるような場所にしてほしいですね。

文字通り「島流し」なわけですねw
いや、ごめんなさい。この箇所がつぼにヒットしてしまって。
刑務所は怖いイメージで「こんなところには入りたくない」と思わせる
過酷な環境が良いのでしょうが、それではまた抜け出したくなるでしょうね。
いや、初めて考えるテーマなので、特に意見を今は持ちあわせていませんが、
先日の恐怖を考えると、とりあえず移転には賛成です。

広島に長年住んでいると、裁判所があり、拘置所があり、少年鑑別所があり、刑務所があり、暴力団がありと、その存在に違和感はなかったですね。今回は、最悪な被害は無かったから不幸中の幸いだったですね。
日本人の強盗は、脅してお金をとるのが多いようですが、外国によっては殺してからお金をとるところもあるとか。
外国人の犯罪が増えると、今までの日本のやり方では難しくなるのでしょうね。

街のありようを考えて、どんな街作りをするか。今までの公共事業には無かったことですね。

刑務所は原発ほどではないにしても国から補助金が貰えるので誘致する自治体するあるほどです。ですが広島の市街地ならもっと有効利用出来ますし、それ以上の価値を生むことは間違いありません。そういう意味で今の広島刑務所は適切な場所ではありません。ある意味で脱走事件はチャンスであったはずなのに、移転話が出なかったことは残念です。

⑦パパ様

そうですね。
日本には「島流し」という言葉がありましたね。
そこは怖いところというより、普通の人たちに迷惑かけないような遠いところというイメージで使われていたのではないでしょうか。

やんじ様


私も、「殺してから、お金をとるという物騒な国がある」と聞いたことがあります。
日本でも、面白半分でホームレスを殺すという若者がでてきました。
いままでの常識では考えられないことが起こっています。
そんなことが、起きてから「想定外だった」では、遅いのだろうと思います。
想像力が欠如しているということでしょう。
寂しいことですね。

星野様、

「広島刑務所を移転させる」という声を挙げるのは、今からでも遅くはないと思います。
あちこちで狼煙を上げて行きましょう。

後から住宅地ができたから元ある施設は移転しろ、ですか

名無し様

広島刑務所ができたのは、明治21年、1888年です。
日清、日露戦争前です。
以来周辺環境も大きく変わりましたが、
それ以上に変わったのは、収容されている受刑者ではないでしようか。
そうした変化に対応するのは、そう容易いことではないと思いますが、検討すべき時にきているように、思います。

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