歌を覚え人前で歌って楽しむ行為は変わらない
世界的に知られる「カラオケ」は、事業の始まりが昭和46年。ジュークボックス→8トラック→レーザーカラオケと進化し、昭和60年、船舶用コンテナを改造した「カラオケボックス」が岡山に登場。カラオケはさまざまな市場へ普及し、全国的なブームになった。
平成2年、集中管理システムが登場し、契約店にカラオケを提供。平成4年に「通信カラオケ」、今では「インターネットカラオケ」「ハンディーカラオケ」までに進化した。
一方カラオケ人口は、15年前は外食、国内旅行、ドライブに次いで4位だったが、平成22年はさらに映画、ミュージアム、音楽鑑賞の後の7位になっている。人口は平成4年の5890万人をピークに約20%減少している。それでも、2~3人1人はカラオケをしていることになる(レジャー白書)。
カラオケボックスは平成8年をピークに徐々に減少、若年層が多く利用し、中高年層はスナックなどの酒場やカラオケスタジオ・喫茶で歌う傾向にある(カラオケ白書)。
広島市のカラオケスタジオ経営者に話を聞いた。開業28年のカラオケスタジオと歌謡教室のビルを持つ「歌謡シアター西華」(広島市東区)の西原崇雄さんは「(開業)当時は8トラック時代。昼夜ともお客が多かった。今は昼のみ。夜は予約制にしている。趣向をこらしたカラオケ大会を企画したり、ステージ衣装を用意し、お客と一緒にパーフォマンスを楽しんでいる」
15年目の「カラオケスタジオよりみち」(広島市安佐北区)の東口弘幸さんは、広島県内の歌謡指導者団体の会長を務める。「40~50歳代も来ていたが、今は年金生活者が多く、女性が圧倒的に多い。スタジオで歌のレッスンをしている。最新の通信カラオケを入れたらお客が増えた」と話す。
広島市中区の繁華街の「歌謡スタジオ歌苑」は、通信カラオケのモデル店として出発。今はDAM(第一興商)、UGA(エクシング)の両方を設置している。同店の鬼村博さんによると、ここも客の年齢層はだんだん高くなっている。中央歌手のキャンペーンや地元歌手の歌を通信カラオケに入れる世話もしている。
携帯電話やインターネット、ipodの出現によって音楽の流れは大きく変化しているが、歌を覚え、カラオケで人前で歌って楽しむ行為は今後も変わらないといえる。
上村和博
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