小さな神社
広島市内には、こんな小さな神社があちこちにある。
この神社は、本川の堰堤の上、中国新聞の近くにある。
「本川浜恵美須神社」という名称のようだ。
浜という字がはいっているところを見ると、この辺りは、昔は海だったのだろう。
この神社は、小さくとも、拝殿と神殿がある。
石の門柱にはしめ縄が張られ、紙垂が挟まれている。
石の柵には、神社建立に寄進した人たちの名が刻まれている。
きちんと管理されていることがわかる。
被爆都市広島は、古い建物は、街中からはまったく消えてしまっているが、
こうした小さな木造の神社が、かろうじて、昔ここにあっただろう街の歴史と、ここに住んでいた人々の息吹を感じさせてくれる。
小さな神社は、なんともいえない懐かしさを感じさせてくれる。
広島の街にとっては、貴重な文化遺産だ。
大切にしたい。
私も、お賽銭をあげて、
幸せを祈った。
元安川
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