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2011年11月12日 (土)

再びオリンパス問題を検証する

オリンパス問題は日本でも少しは大きく扱われるようになりましたが、まだまだ十分とは言えません。

オリンパスといえば光学機器メーカーですが、内視鏡などの医療分野では、世界のシェアでも75%にもなり、当然日本では独占状態と言っても過言ではありません。その上、内視鏡洗浄消毒装置から検査用や処置用の各機器や小物、あるいは胃瘻用の器具やキット、カプセル内視鏡関連機器、バルーン式小腸内視鏡などの先進医療器具も常に最先端で特許も独占しています。

それは民間企業のビジネスとしては素晴らしいことです。

ただ、社会的には独占の弊害もあります。

内視鏡検査は多くの場合、その利益の大半が医師や病院ではなくオリンパスにのみもたらされるからです。下手をすると医師や病院は内視鏡検査をやればやるだけ赤字になり、オリンパスだけが膨大な利益を得ています。

国や患者の支払う医療費が、我々の命と健康を守る医師や病院ではなく、オリンパスに渡り、無能な経営者により何百億円も捨てられていたというわけです。

現状でも、まだまだ海外メディアの方がオリンパス問題を報道しています。本来は日本人にとってこそ、ただ民間企業が投資に失敗したという問題ではないはずです。

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