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2011年11月 1日 (火)

ホテルと空港リムジンバス

10月20日の日経新聞に、
「グランドプリンスホテル広島と、広島空港とを結ぶリムジンバスの乗車券付宿泊プランを発売」
と載っていた。

広島高速2号線が完成し、3号線が延伸され、山陽自動車道と繋がったことで、広島港、元宇品のグランドプリンス広島へのアクセスが格段によくなった。

しかしよくなったのは自家用車を使う人であり、公共交通機関がないことで、そのわりに一般市民にとって、それほど便利さは感じられなかった。

そこを、とりあえず空港と結ぶリムジンバスが走るという。
リムジンバスは、旅行客だけでなく、一般市民も使える。
いいことだ。

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記事は
『所要時間は約1時間で、公共交通機関を乗り継ぐより40分の短縮となる。
利便性をアピールし、利用客の増加につなげる。
このバスは「リムジンバス宇品線」で、12月1日から来年2月29日まで期間限定で運行する予定。
空港から広島港宇品旅客ターミナルを経て、同ホテルまで運行する。
1泊でリムジンバス片道乗車券が付くプランが1人4500円から、朝食がついても6500円から。
同ホテルのほかのプランと比べても割安で利用できる。
広島県や広島市などは、広島空港からアクセス網を広げることを目的とした社会実験を計画しており、「宇品線」は2路線の1つに当たる。
別の路線は空港から広島駅を経由し、市中心部でホテルが多く立地する平和大通り沿いのバス停を数カ所停車する予定で調整している。リムジンバスは現在、空港と広島駅・市内中心部の広島バスセンターを結んでいる。』
と書かれている。

リムジンバスの運行は、県と市が社会実験として、しばらくの間やるということだ。
しばらくの間でもいい。
空港と結ぶリムジンバスは、東京のホテルでは当然のこととして運行されている。
その効果をきちんと確認して、常時運行できるようになれば素晴らしい。

これまで市内から空港に行くためには、バスセンターか広島駅に行くしかなかった。
地元の人たちには朗報だろうし、宇品とフェリーで結ばれている島の人たち、造船業界に関わる人たちにとっては、これで格段に便利になる。

広島港、プリンスホテルからは宮島への船もでている。
宮島観光―船でプリンスホテルへ直行―プリンスホテルで宿泊―リムジンバスで空港へ直行
の観光の流れもできるだろう。

またこのバスの運行で、早朝の便に乗るために前泊する人たちが、中心部の味気ないホテルだけでなく、リゾートホテルであるプリンスホテルに泊まれるようにもなる。

広島の良さを改めて感じていただくことも可能になったといえる。

しかし、それにしてもプリンスホテルの宿泊料金の安さには、いささかびっくりした。
12月~2月は宿泊客の少ないときだ。
そんなときに、宿泊客を確保するだけではなく、
「広島プリンスホテルには、リムジンバスという運行システムもありますよ」ときちんとPRしている。
民間企業は強かだ。

公共交通機関は繋げれば繋げるほど便利になる。
今回はそれを、広島空港と広島港をつなげる役割をリムジンバスがしてくれたのだ。
広島港の利用客増も期待できそうだ。

もっともっと、公共交通機関を「繋げる」という政策が必要だ。

広島空港に隣接する新幹線の広島空港駅だって作るべきだ。

そうしたことが実現できないというのは、
旧国鉄、旧建設省、旧運輸省の縦割り行政の壁は、まだまだ厚いということだろうか。


元安川
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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

広島空港の建設が計画されたとき、候補地は今の場所と黒瀬だったと思います。また今の場所に決まったときには(政治家の力加減で)、まだ国鉄は民営化されていなかったと思います。
ですから、新空港へのアクセスには、山陽本線からの延伸するとかリニアでつなげるとか軌道系を作ると計画されていました。民間の飛行機便と国営の新幹線は、本当の競争相手ではなかったと思います。
国鉄がJRとなった今では、真の競争相手になったのですから、JR協力の下の軌道系のアクセスは、ほとんど不可能ではないでしょうか。
広島東京間は、航空便でも新幹線でもドル箱路線のようですね。だからANAが最新鋭機のB787を広島便に投入したとか。
リムジンバスの路線が増えるのは利用者にとって便利ですが、路線の途中のバス停も増やさないと。でも広島駅からの便で、矢賀にあった停留所は無くなりましたが。
路線を増やしても、山陽道に依存しているのでは、問題解決は遠いですね。
利用者の少ないフライトロードなんか作る莫大なお金があったんですから、空港への違う専用道路も建設できたのにとも思います。

やんじさま

そういえば、リニア新幹線で空港と結ぶという計画もありましたね。
フライトロードも、なにかバブリーな計画ですね。

それぞれがどうもその時々の政治的な思惑で作られているように感じます。
バックボーンとなるような、きちんとした理論が必要なのでしょうね。

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