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2011年11月27日 (日)

グランドプリンスホテル広島の小さな・小さな・小さな神社

先日日経アーキテクチャーの11月10日号を見ていたら、
「出雲大社は元々数十Mの高さの高床式の建物だった」
という記事が載っていた。

そういえば、そんな感じで作られている神社が広島にもある。

グランドプリンスホテル広島の玄関前の車回しの横の緑地帯の中に、その神社がある。
今は殆ど木に埋もれて気づかない人も多い。
ちょっと見には、鳥の巣箱のようだが、神社であることは確かだ。
切妻風の屋根の中に、神社を象徴する鰹木らしきものもある。
白く塗られ、極めてシンプルのデザインだが、明らかに神社だ。
小さな・小さな。小さな神社だ。

Image002

この小さな・小さな・小さな神社は、地上5~6Mの高さのところに建てられている。
神社に上がっていくための、階段もある。
階段は薄い鉄板を折り紙のように折ってつくられている。
途中柱がないから、空中に浮いているように見える。

階段の幅は50CM程度と狭いが、人が上がろうと思えば、上がれる。
上がって、近づいてみると、神社は意外と大きい。
高さ1M、幅50CMくらいはある。

振り返ると、ホテルの建物の2階のちょうどその位置に、神式の結婚式場がある。
この小さな神社は、結婚式場の神殿になっていることがわかる。

「天子南面す」ということで、神社は必ず南向きに作られることが決まりのようだが、
この小さな・小さな・小さな神社も、きちんと南を向いて作られている。

出雲大社の本殿の高層説は、建築史家の福山敏男氏が1936年大社本殿の高さ48Mの高層建築として復元図を発表して以来、いくつもの説が発表されているようだ。
2000年には直径1.3Mの柱跡3本1組の状態で発掘されたことで、高層説が極めて有力になってきたという。
その昔、そんなに高い高床式の建物として作られたのは、
大国主神は国譲りに応じる条件として「我が住処を、皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」と述べたことによるようだという。

そんな48M物高さの木造建築物が、はるか昔に作られたというだけでも、ロマンのある話だ。

この小さな・小さな・小さな神社を設計したのは芸術院会員の池原義郎氏だが、
出雲大社の本殿が、その昔そんな高いところに作られていたという故事来歴にならって作られたのだろうか。

この小さな神社が作られたとき、厳島神社にお願いし、きちんとお祓いをしてもらったというのも聞いたことがある。
それならいっそ、○○神社として、年に数回お祭りをするようにしたらいい。
広島の名所になるかもしれない。

ここで結婚式を挙げたら、幸せになれるかもしれない。


元安川

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コメント

この神社が結婚式場とセットになるようになっているとは知りませんでした。
出雲大社が天に昇るように高い場所に作られたのと同じような、作りなんだろうなっては思ってました。

元宇品では、プリンスホテルで盆踊りをされていると思います。
5月の連休とかにこの神社のお祭りをすると、外国人観光客とかにはよさそうですね。

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