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2011年9月18日 (日)

「としまえん」がなくなる?!

「豊島園を、東京都が防災拠点とするために、買収するらしいよ。
今、TVのニュースで見た」と、
9月9日の夜、東京に住む友人から電話があった。

あの豊島園がなくなってしまう?

豊島園での研究のベースとして、学位論文を書いた彼は、
「あの豊島園がなくなってしまう。
寂しいなー」
といっていた。

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豊島園は「幸せな家族=遊園地」というイメージを代表する遊園地だった。

東京に夏が来たことは、いつも豊島園のプールのプール開きで始まる感じがあった。
豊島園のメリーゴーラウンドは、1907年ドイツで作られたというが、日本最古のメリーゴーランドというだけでなく、2010年には日本機械学会定める機械遺産にも認定されたという由緒ある遊戯物だ。
観覧車、ジェットコースター、ウオータースライダーも、どれもがそうしたレベルにある遊戯物でもある。

その豊島園がなくなるというのだ。

ネットで調べてみると、
「東京都は、老舗遊園地「としまえん」(東京都練馬区)の土地を買収し、都立公園として再整備をめざす方針を決めた。
閉園を前提とした計画であり、今後、としまえんを運営する西武ホールディングス側と買収交渉をする。
都は、1957年にとしまえん一帯を「練馬城址(じょうし)公園」として整備する計画を決定した。
これまで計画は具体化しなかったが、東日本大震災を受けた防災体制を検討する中で、2020年度までに国の事業認可をめざす「優先整備区域」に格上げすることにした。
都幹部によると、西武側も都と協議していく意向という。
としまえんは、現在も都が指定する避難場所になっているが、都立公園として再整備することで、地域の防災機能を高めることを狙う。
対象になるのは約22ヘクタール。今年12月をめどに改定する都の「都市計画公園・緑地の整備方針」に盛り込む」と書かれている。

「としまえん」は練馬城止ということもあってか、都市計画公園に指定されていたこともあってか、開発計画も自由にならないということもあったようだが、
住宅地の真ん中に立地していることもあり、花火の打ち上げ、観客の歓声、施設の高さ等、運営上様々の制限を受けてきた。
西武グループとしては、経営には苦労していたようだ。

日本の遊園地はかっては、日本全国とあちこちにあった。
しかし、それも東京ディズニーランドができて以降、殆どすべて遊園地はお客が激減し、赤字に陥り、そして閉鎖になってしまった。

豊島園の利用者は、昨年は95万人、最盛期の4分の1だったという。

1983年に東京ディズニーランドができたディズニーランドは、その後出来たディズニーシーと加えると毎年2500万人を越える利用者を集めている。
そして大阪のUSJは約900万人を集めている。
その3つが一緒になって、巨大な鯨のように、日本中の遊園地を飲み込んでしまったという感じである。

豊島園の入場料は、大人1日券が3,900円、子供2,900円だ。
子供2人と家族一緒に行き、食事をすれば、すぐ2万円を越す。

かなりの出費だ。

しかしそれが、都立の公園となって、入場料が安くなり、現在の豊島園にある遊戯物のいくつかでも残れば、1千万人近くの集客をすることも期待できる。
豊島園線を持つ西武鉄道としては、悪い話ではない。

西武は経営的にも厳しい状況にあると聞く。
この話は案外実現しそうだ。

豊島園はいまコスプレのメッカになっていると聞く。
豊島園は長い歴史の中で様々にお客を楽しめるノウハウを蓄積してきた。
そうした豊島園のもつノウハウを生かすためにも、所有は東京都、運営は豊島園という公設民営ということも、
検討すべきだろう。

それにしても、今すべての事は、防災という視点から捉えなおすことが、求められている。
楽しいこともあれば、苦しいこともある。
その両方に耐えられる計画が求められて入るということだ。

広島市民球場跡地計画を考えるにあたっても、そうした視点からの計画が必要なようだ。

街づくりをより高度なレベルで捉える概念は、前広島市長秋葉忠利氏が目指していた「サスティナブルシティー広島」という視点なのだろう。
西飛行場をどうするかということを考えるについても、忘れてはいけないことだろう。

元安川

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コメント

本当にとしまえんがなくなるのですか?と、としまえんの係員にきいてみました。
質問の返事は、私もよくわからないので…。と、言われました。
働いている人も知らないということは、やはりなくなってしまうのか。と思いました。 
なくならないと知って、本当によかったです。

木内彩華様

回答が遅れて、申し訳ありません。

質問をいただいて、その後色々調べてみると、
「としまえん」は、東京都が防災拠点として指定すると共に、
さらに優先整備区域の指定もしたことで、
公園事業として、
10年以内に買収・整備されることが決まっているそうです。
整備の内容については、まだ整備計画が策定されていないので不明のようですが、
現状のような遊園地事業としての営業の継続はできないということは、はっきりしているようです。

寂しいですね。

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