サハラ砂漠の2%で全人類の電力を賄える計画
太陽光発電というと、すぐに雨の日は、夜は、と否定的に考える人がいますが、同じ太陽を利用した電源にも、24時間発電可能なものがあります。
それは太陽熱発電です。
太陽熱発電は、太陽光発電に比べると、太陽光パネルの製造などのような難しい技術を必要とせず、発電所も安く出来ます。しかも、太陽光発電と違い24時間の発電が可能です。
圧倒的に日照条件が良いサハラ砂漠だと、その1%未満で、世界中の電力の半分をも賄うことができると言われてます。
安くて安全で安定した電源がいくらでもある時代に、高コストで脆弱で不安定で危険な原発を選ぶ理由は何もありません。
日本でも砂漠の砂からソーラーパネルの原料であるシリコンを作り、サハラ砂漠で原料から作られた電気を超電導送電網で日本までも持って来ようという「サハラソーラーブリーダー計画」もあります。
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工場長様
サハラ砂漠で発電、それも太陽熱発電というのがいいですね。
その利権を、三菱、日立の日本の企業が、取得するくらいの意欲が欲しいですね。
投稿: 元安川 | 2011年9月11日 (日) 16時45分
元安川様
エネルギー問題だけ考えれば、一極集中より、多様な小型の発電装置が沢山で地産地消・自給自足がベストだと思いますが、こういう壮大な計画というのは、それはそれで夢があって、良いと思い紹介してみました。
投稿: 工場長 | 2011年9月11日 (日) 22時48分