美しいゴミ袋で、街を楽しくしよう
本通りは夜8時頃になると、シャッターの閉まったお店の前に段ボールの束と幾つものビニールのゴミ袋が置かれる。
しばらくすると、巨大なゴミ収集車がモンスターのように本通りに入って来て、ゴミ袋を集めて回る。
ゴミと言っても、生ごみはなく、紙の類だから、あまり汚らしさはないが、それでもゴミはゴミだ。
決して美しくはない。
生ごみは別途集めるのか、ゴミ袋がカラスに突っつかれて、プラスチックの弁当箱、紙コップ等が歩道に散乱することもない。
シャッターが降り、暗くなった本通りに、ゴミ袋が積み上げられると、なんとなく腐臭の匂いがするのだろうか。
そこに不良たちが集まってくる。
なんとかなんないのかなーと思っていたら、
ヨーロッパのまちつくりを紹介している「シビック プライド」という本のなかに、ゴミ袋そのものを美しくデザインし、街の風景を一変させているという都市の例が紹介されていた。
ネットで調べてみると、
“ゴミ袋を美しくデザインする”ことで、街を美しくしようというGARBAGE BAG ARTWORKグループの活動の一環のようだ。
ゴミ袋は、10袋380円から販売しているようだが、色々なデザイナー、ブランドの提携することで価格も2,000円位のもあれば、スポンサーがついて無償で配られる場合もあるようだ。
写真も添付されていた。

「臭いものには蓋をする。
汚いものは汚いのだから仕方がない」
と諦めていては、街は奇麗にはならない。
ゴミを入れる袋という機能性だけの袋を、見た目も美しい袋にしようというのは、逆転の発想だ。
シャッターは閉まっていても、お店の前に、花が咲いていたり、魚が泳いでいたりするのをみれば、夜の街を歩くのもなんとなく楽しくなるかもしれない。
本通り商店街でも、広島市立大学デザイン学科の生徒たちとコラボして、こんな美しいゴミ袋を作ったらいい。
デザインだって、袋の材質だってもっといいものが作れるかもしれない。
広島ではスーパーで買い物をしたとき、ビニールの袋を頼むと5円~10円する。
業務用のゴミ袋は、45リッター入りで1,040円もする。
広島市は、ゴミ袋を有料にしたことで、かなりゴミの量も減ったという。
美しくなるには、お金もかかるが、ゴミを処理する費用の方が、はるかにお金がかかる。
ゴミの量をへらせば、美しくデザインされたゴミ袋位の費用はでそうだ。
本通り商店街で、独自のゴミ袋を作るだけでなく、デザインされたゴミ袋を売れば、商売になるかもしれない。
美しいゴミ袋は街を美しくする。
そして街歩きを楽しくしてくれる。
ゴミし出しすらも、楽しくしてくれる。
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いいですね。このゴミ袋。並べ方によっていろんな絵が完成すると面白いかも。
投稿: 柿辰丸 | 2011年5月 9日 (月) 19時31分
柿辰丸様
柿辰丸さんのいわれるように、並べたら、また違う絵になるというのも、面白そうですね。
投稿: 元安川 | 2011年5月12日 (木) 15時25分