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2011年4月12日 (火)

宝町のマンション

私の知人、加藤詞史氏の設計した10階建てのマンションが、この3月末に竣工した。
中央道りを南に少しいった広大跡地の近く、宝町交差点脇に建つ。
全て賃貸だが、住宅部分は、竣工即借主は決まったという。

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立地のよさと、賃料がまあまあということもあるだろうが、
よくできたマンションだということが、一番の理由だろう。

外観は正方形が基調で一見地味だが、良く見ると窓が飛び出したりとなかなかユニークだ。
中に入って見ると、ここかしこに「ウーン、いいねー」と感心させられる。

10階建てにもかかわらず、外壁をチューブ(ラーメン)構造にしたことによって、内部空間の設計の自由度がまし、随分と個性的なプランが創り出されている。
2層を部屋の中の階段で繋ぐメゾネットタイプを主としたことで、空間にゆとりが生み出されている。
ロッカー、棚を可動式にしたことで、狭い部屋にも拘わらず、場面によって、広くも使え、使い勝手をよくしている。
避難階段、廊下も普通は嫌々つけている感じだが、ここでは、それを一体化することで、ちょっと広くし、玄関前に関らず、テラスのように使えるようにしている。

洗面台等の個々の備品への拘りは、デザインの楽しさを感じさせてくれる。

部屋の中は、白を基調に纏められ、細部まで神経の行き届いたデザインは、全体を品のいい空間としている。

住宅部分は全部で20戸あるというが、それぞれのプランは皆違う。
20戸の住宅を設計するくらい大変な作業だったろうと思われる

大手のマンション業者の造りとは、また違った良さがあるマンションだ。

1階の店舗はテナントをまだ決めていないという。
というのも、花屋さんとか、美容院とか、この建物の雰囲気をより高めてくれるようなテナントに入って欲しいからという拘りがあるからのようだ。
店舗部分については、壁構造にしたことによって、柱状の壁が、中を見えにくくしている。
普通それは路面店を希望する店舗にとってはディメリットだが、今回はそれをメリットに変換してくれるようなテナントが出店してくれれば、逆にもっと面白くなるかもしれないということも感じさせてくれた。

住戸部分の入り口は道路に直接面しているのでなく、ポケットパーク状のスペースを10M位入ったところにある。
このアプローチスペースも、生活にゆとりを感じさせてくれる要素の一つになるだろうと思わせてくれる。

このアプローチスペースも1階に花屋さんなりが入れば、花やプランターの商品が並べるスペースにもなるだろうし、同時にそれは個々に住む人にとっては、出入りする時の楽しみにもなるかもしれない。

一見地味な建物だが、広島にまた一つ新しい文化が生まれたことは確かだ。

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