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2011年4月22日 (金)

心の灯は消してはいけない

4月5日の朝のニュースの中で、
劇団四季の「美女と野獣」に出演しているメンバーが、
「街は停電しても、心は停電してはいけない。
ローソクのような小さな灯であっても、人々に心の灯を届けたい」
といっていた。

公演を見に来ていた家族の1人は、
「就職浪人しているとき、四季の公演をみて元気をもらった。
我が家に避難してきている、被災地の親戚の子に、元気になって欲しいと思って連れてきた」
といっていた。

昔読んだチャンドラーの推理小説に
「男は強くなくては、生きていけない。
でも優しくなければ、生きる価値がない」
という台詞があった。

バブル景気に浮かれていた頃、よく通っていたクラブのママは、
「いい男はいないわねー。
色男はお金がないし、
金もちは傲慢だし、
優しい男は頼りないし、
いい男はいないわねー」
と嘆いていた。

「そりゃ、そんな男は滅多いないよ。
探したって無理だ。
自分で、いい男を創ればいいんだ。
俺、実験台になってやるよ」
と憎まれ口を叩いていた。

今回の東北大地震は、震度9・0という巨大地震と、そのあとに最大37,9Mというとてつもない大津波が襲ってきた。
大地震と大津波に襲われた街は、瓦礫の街と化し、あたかも被爆直後の広島の街のようだ。
こんな凄まじい大地震、大津波は、1,000年に1度といわれるが、それにしても、自然界には想定外ということはないのだということも知った。
その後の福島原発事による放射能汚染の凄さ、広がりは、
改めて人間の見通しがいかに甘いかというについても思い知らされた。
それは日本だけの問題でなく、地球上全ての問題だということも知った。

そして今回の災害は、
「これから、街を元通りに復興しても、殆ど意味はない。
まったく新しい街をつくる、生き方をする必要がある」
ということを教えてくれた。

そうしてもう一度、
「生きるってどういうことなの。
生きる価値ってなんなの」
と、根本から考え直すべきだということも、教えてくれたようだ。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

元安川さんのこの日記、、、全く同感です。

ママとのやりとりも震災に関して思う事も。

空襲よりも酷い状態。
被爆後の状態にも似ている。

人間にとって何が幸せなのか、、、
そして、何に向かって生きていくのかを問われる震災後。

他人事でない大きな課題と宿命を感じています。

TALLBOY様

コメント、ありがとうございます。

しかし、原発事故の影響はこの先どうなるのか、全く見えません。
原爆の恐ろしさを世界に訴えてきた日本が、自らその恐ろしさのなかに、飛び込んでいってしまったようです。

これでは、世界中の人々から見放されても仕方ありませんね。

こんにちは。
「男は強くなくては、生きていけない。
でも優しくなければ、生きる価値がない」
という台詞があった。

懐かしいセリフ。10代のころから長く探偵小説、推理小説にはまっていました。自分はこんなかっこいい男にはなれないなだろうと思っていましたけど。

広島に住む自分になにができるのだろう? 頼まれて、平和公園に通い、被爆アオギリの芽ぶきの様子をデジカメにおさめています。ようやく葉を広げはじめました。
声なき声を希望の声にして届けるお役にたてることができるでしょうか。
自分にできることをみつけていきたいと思います。

ミッチ様

コメントありがとうございます。

被爆アオギリの様子を伝える、素晴らしいことですね。
広島から被災地に、世界に伝えるべきことは沢山あります。
そんな思いで、私もブログを書いています。

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