世界のモデル都市広島を創る
広島市と他の都市を比べてみると、違いは沢山あるが、
もっとも際だった違いは、広島は被爆都市であるということにつきるが、
それをもう少し詳しくみてみるみと、広島の人たちは、随分と不思議な思考をしていることに気づく。
広島の人々はヒロシマ、ひろしま、広島、HIROSHIMAを微妙に使い分けているのだ。
核廃絶を目指し、平和都市を目指す「ヒロシマ」
海も山もあり、路面電車が走り、環境にも優しく、女性にもシニアにも優しく、医療施設も充実し、広饗、上田宋箇流お茶の文化や芸術のある、住みやすい都市を目指す「ひろしま」
マツダがあり、JMSを初めとする広島型医療産業が育ちつつあり、ICTの先端都市を目指す「広島」
そして世界に発信し、世界の人々が集まり、交流する都市を目指す「HIROSHIMA」
それらを、微妙に使い分けながら、極めて多面的に、人々はまちづくり進めている。
なんとも素晴らしい知恵だと感心する。
これをさらに進めたのが、
平和都市ヒロシマ+住みやすい都市ひろしま+産業先端都市広島+世界の人々が交流する都市HIROSHIMA→世界のモデル都市広島を創る、ということにまとめたのが、
秋葉市長の掲げた「世界のモデル都市広島を創る」ということだったようだ。
一昨年作成した広島市総合基本計画でも世界のモデル都市広島を創るということをテーマに、レポートをまとめられている。
この中で、これからの広島市が目指すべき方向は、ほぼ網羅されている。
今年度、経団連が「サンライズレポート」という報告書をまとめた。
そのなかで未来都市モデルプロジェクトを取り上げている。
経団連という経済団体が「都市」を取り上げるというのは初めてだそうだ。
経団連としては、これからの時代は単に自動車を売るとかだけでなく、都市を売ろうということのようだ。
なんとも不思議な商品を設定するもんだ。
時代はどんどん変わっている。
そんなことをいうなら、広島市はそのモデル都市になるには極めて相応しい都市だ。
世界のモデルとなるような都市を作る責任と義務が広島にはあるが、
それは同時に、
ビジネスとしてみるとき、平和市長会議会長でもある広島市は、4,500以上の都市をすでにマーケットに持っているということでもある。
「世界のモデル都市広島を創る」というテーマのポテンシャルは大きく、深い。
それをどう具体化していくかが、今求められているようだ。
次の市長に期待したい。
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