3Dテレビがやって来た
孫達の家が遅ればせながらテレビの扡デジ化をした。3Dテレビだ。
高校生と中学生の兄弟はスポーツの迫力が楽しめるとご満悦だ。
3Dは3次元コンピューターグラフィックの立体映像・音響で所謂『飛び出す映像』だ。
昨年、3D映画「アバダ―」の影響で一気に「3Dテレビ」にも火がついて家電量販店の売り場も3Dテレビの占めるスペースが幅を利かしている。
3D映像は人間が左右の目で少しだけ異なる映像を見ている。この「視差」が能の処理で奥行きや立体感を生みだす特徴を活かして、右目用と左目用の映像を交互に1秒間に60コマ、計120コマを交互に高速再生する。これを専用の3Dメガネで見る…のが臨場感のある3D映像として楽しめる。
この原理を活かした写真映像は子供の頃の雑誌の付録でもあったのをご記憶の方も多いと思う。
やって来たのは40インチ・ソニーの<ブラビア>。基本的には映像素材が3D無ければ普通の薄型液晶デジタルだ。しかし、驚いた事にスイッチひとつで簡易3Dに早変わりする。
勿論、3Dは専用の3Dカメラで記録された映像が使われるが、残念ながら作品や制作体制が十分整っていない。従って、今年が3D作品の制作元年として特にスポーツ中継で威力を発揮する事に成りそうだ。
3Dテレビは次世代テレビで一般的にはもう少し先のことと思っていた。
思いもせず身近に3Dテレビが入り家庭のテレビはいよいよ「次世代の3D時代」に入ったんだ…と言う事を実感した。
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