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2010年12月10日 (金)

五輪招致の年内決断延期と世論調査

 広島でアジア大会を開いて16年。中国広州アジア大会が終わった。
 発展途上の中国で開かれて大会は2年前の北京五輪と同様に大仕掛けの施設が目立った。
 「広島五輪」はこれらのアジア大会に比べてもオリンピック精神を活かす『新しい五輪モデル』としての提案意義が大きい…。
 しかし、やや旧聞になるが中国新聞が行った五輪招致の世論調査の結果「計画案の説明が不十分」の意見に秋葉市長は「年内としてきた招致決断時期を遅らせる」方向を示した。

 広島市は『2020年広島夏季五輪の開催基本計画』を平和の理念と低コスト化を掲げ、総事業費を4491億円で‘16年招致を目指した東京、福岡より3000億円前後を圧縮し、広島市の負担も僅か52億円に抑えた。財政計画では寄付金を1千億円近く見込み、競技は県内外の37会場、28競技304種目を予定。競技場や選手村で仮設設備を多用し、世界の様々な地域で開催出来る『新しい五輪モデル』を提唱している。

 一連の報道によると、市は市議会全員協議会で『基本計画案』の集中審議をし、全8区で説明会を開いた。市議会では総事業費の内約3割を寄付などで見込んでいる点を疑問視・批判する声が出された。一方、市の負担を「よくぞ52億円に圧縮した」、「大都市でなくても開催できる素晴らしいモデル」などの評価もあったが更なる市民理解への注文があった。

 市民説明会は8区で640人が参加した。一千億と見込んでいる寄付金の集め方や財政計画を不安視する意見が示された。一方で『核兵器の無い新しい時代を象徴するイベント』を謳う平和の理念には賛同の声が多かった。

 昨年10月に、五輪構想が発表されて初めて市民が是非を判断する具体的な材料が示された訳で議論はスタートラインに着いた状況だ。従って、一度の議会説明と各市で一巡した説明会で十分な賛否が議論されたとは言い難い…。

 加えて、中国新聞が11月5~7日に行った世論調査は「反対44.5%」「賛成27.1%」「どちらとも言えない28.4%」。反対理由は「市の借金増大など財政的心配82.2%」賛成は「市の発展につながる64.2%」。市民への説明不足の指摘が85%のぼった。
 「賛成21.1%」は少ないようだが、昨年8月オリンピック招致構想を発表した時に比べればかなり理解が進んだと言える。

 核兵器廃絶と言う広島の使命をオリンピックと言う世界平和の祭典と言う舞台を重ね合わせて実現できるチャンスは2度とない無い…。

 秋葉市長は今しばらく時間をかけて広島市民と平和市長会議加盟都市の市民のより深い理解と協力を得る意味は大きい。

 ノーベル平和賞受賞者サミット最終日の「広島宣言」発信のようなインターネット仕掛けをするにも年末年始の特別企画を打ち出す為にもここは「年内決断」を見送って、後3月~半年後に宣言をしたらいい。

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