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2010年12月29日 (水)

吉本氏「京都一年滞在記」③

京都の企業

次に考えたことは京都では100年以上続いている企業は1000社以上あるそうです。なぜそんなに長い歴史のある企業が沢山あるのか考えて見ました。
京都は時代に翻弄され続けた都市です。平安時代以降1000年近く日本の政治、経済の中心でした。そのために京都は日本経済の中心として経済システムを作って発展していました。ところが豊臣時代になると秀吉は大阪に経済の中心を移しました。
その後、江戸時代になると今度家康は江戸に経済の中心を移し、明治の時代になると天皇が東京に移ったのです。天皇が東京に移ったのを期に京都から東京に移った商売人が数多くあったそうです(虎屋などなど)。さすがにこのときの京都の落ち込み方は大変で、まるで廃墟のような状態になり、人々もかなり落ち込んだような状態だったようです。このように時代に翻弄されながらも長く続いている企業秘密は何なのでしょうか?
調べてみると①家族を中心に小さくまとまって、伝統を守りながら質素に続けていく②時代の変化に合わせながら大きく大胆に変えていく。この2つが京都企業の長く続いた秘訣だと思います。大きく時代が変わる中じっと耐えて伝統を重んじていく方法と時代が変わるならそれに合わせて歴史と技術を生かしたて大きく変えていく。
① に当たる企業が8割くらい。②に当たる企業が2割くらいだと思います。
② に当たる企業は数多く日本の先端企業になっています。例えば京セラ、任天堂、日本写真印刷、日本電産、島津製作所、ワコール、村田製作所、佐川急便、MK などなど。どの企業も伝統を生かしながら新しい技術開発をして発展しています。
① の企業は和菓子屋さん。お漬物屋、繊維関係、飲食関係などなど。これもたくさんあります。
まさに時代に翻弄されながらもこのように京都の企業は発展してきたのではないでしょうか?学ぶべきものが沢山残されています。

料理について

京都の料理はすばらしいです。水がとてもいいことが原点にあると思います。
京都の地下には大量の水がたまっているそうです。だからとても美味しい水があります。
日本料理にとって水はとても大切なものです。
それとやはり歴史が大きな力になっていると思われます。古くから都として栄え、貴族や商人たちが培ってきた食文化が引き継がれています。
また観光客が年間5000万人も来ることも京都の料理を美味しくさせていると思います。
ただし何処も料金は高いです。
料理の世界にも伝統を守って続けている店と、その伝統を打ち破るような革新的な店もかなりあります。これも京都の心意気だと思われます。京都は伝統を守る思想と大きく変えようとする思想が互いに競い合って発展しているところだと思います。
それと京都は盆地でとても土地が狭いところです。ですから情報が伝わりやすいもの関係しているかもしれません。
料理屋がとてもおしゃれです。味だけではなく見た目も美味しくなるように、町屋を使ったり、器に凝ったり、景色を取り入れたり、色んな工夫をしてとても料理を美味しくしています。筍、鱧、豆腐、油揚げ美味しいです。
京野菜を含め食材も本当に良く考えられていて、すばらしいです。
1年間堪能しました

京都の桜と紅葉と青紅葉

京都に行くなら3月末から4月中旬の桜の時期
桜の見所  やはり醍醐寺、仁和寺、円山公園、鴨川のほとり、植物園、清水寺、龍安寺、
御所、常照皇寺、勝持寺、平安神宮、少し離れて八幡の堤、琵琶湖-海津大崎、
そして原谷苑、平野神社、大津の石山寺、三井寺。山科の毘沙門堂、哲学の道、銀閣寺
などでしょう。
梅では南城宮、北天満宮、御所、
紅葉は11月末から12月はじめ
清水寺、高台寺、南禅寺、永観堂、東福寺、泉湧堂、神護寺、善峰寺、浄瑠璃寺、毘沙門堂、天竜寺、光悦寺、源光庵、比叡山、西明寺、曼朱院門跡、正暦寺、長谷寺、室生寺、三室戸寺、実相院、真如堂、石山寺、常寂光寺、二尊院、宝匡院

5月末の青紅葉
三千院、東福寺、詩仙堂、実相院

どれも「素晴らしいの」一言です。さすがに1200年の時間をかけて造ってきた美しさです。
特に庭が素敵でした。庭の中に配置した紅葉も色んな種類を植えていてそれぞれが違う色で見事でした。今年は昨年より色が濃く出ていて感動しました。

京都の庭
無隣庵、桂離宮、修学院離宮、醍醐寺、南禅寺、天竜寺、西本願寺の飛雲閣
どれもすばらしいです。

私たちが一番好きなお寺は真如堂と法然院です。家から歩いて10分、1年中行ってました。

京都が一番落ち込んだ、明治維新で天皇が東京に移った時に京都を復活させようと琵琶湖から水を引く治水工事をして、日本発の水力発電をした人がいます。京都の初代知事です。
困難極まりない工事をやりのけて京都復活の足がかりを作りました。       
またもっとも古い文化を持ち保守的と思われた京都府で革新府政を作り「憲法を暮らしの中に」をスローガンに美しい古都を守ろうと頑張ったに蜷川さんにも感動しました。
現代では京セラの稲盛さんが京都賞を作って、毎年3人の若い研究者たちに文化や科学の発展のために各5000万円ずつ贈っています。今年はIPS細胞の山中教授が選ばれています。世界のいろんな国の人が選ばれて日本版ノーベル賞です。これも凄いなーと思いました。京都には成功した人たちが若い人を育てようとする文化があります。
京都は奥がとても深いところだと感じました。

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