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2010年11月 2日 (火)

ユニーク講座「はだしのゲンを英語で読む」

 中沢啓冶さんの「はだしのゲン」の英訳10巻が完成して一年になる。
 その英語版の「はだしのゲン」を読むユニークな読書会の講座が始まった。
 毎日新聞が運営する毎日文化センター広島の企画だ。

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 「はだしのゲン」の外国語版は20 ケ国に及んでいるが、英語版は8巻まで出来ていた。翻訳ボランティア「プロジェクトゲン」の努力で9巻と10巻が昨年完成し全部の英訳が完成した。
 この夏、原水禁世界大会の外国人参加者に『英語版・はだしのゲン』を普及のために来広されたゲンプロジェクトの浅妻代表からこの企画を聞いていた。

 身近な日本の漫画を英語で読むことで「英語に慣れる機会、生きた英語を学ぶ切っ掛けズクリをしたい」とこの春館長に就任した山口一朗さんが企画して準備をすすめて来た。
 山口さんは毎日新聞の記者出身で7年前に広島支局に勤務した経験がある。支局在勤中には原爆関連の書籍が次々と絶版になっている本を取り上げた。300冊にも及ぶ「絶版になったヒロシマ」の本を一年半かけて『絶版』になった『ヒロシマ』を54回にわたって連載した。本を通じたヒロシマの掘り起こしに尽力した経験が、新しい企画の原点になった。

 山口さんは「はだしのゲンを英語で読む」講座について①ヒロシマの実相を英語で伝える②10巻を読み切るには相当な根気が必要で、読み通せばかなりの自信がつく③英語学習の成長期にある高校生や大学生の教材として良い…などと考えて講座の開設を決めた。
 と同時に山口さんはこの「英語版・はだしのゲン」を絶版にさせてはいけない…との強い思いも込めている。

 講師はヒロシマ通訳者・ガイド協会の柏博子さんで毎週火曜日の19:00~20:30、
受講料は一カ月。一般が4200円、学生は2100円、教材費は別に必要になるが、10巻1万4000円の本代は割引がある。
 ユニークな英語講座「はだしのゲンを英語で読む」はスタートしたばかりだ。
 申し込み・問い合わせ: 毎日文化センター広島:082-245-1414
  〒730-0042 広島市中区国泰寺町Ⅰ-1-3
  http://www.eisugakkan.ac.jp/mainichi/mainichi/

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コメント

 毎日文化センター広島の新講座「『はだしのゲン』を英語で読む」を、ご紹介いただきまして、本当にありがとうございました。「このブログを読んだ」という方からの入会のお申し込みがありました。心から感謝申し上げます。
 この講座は、まだ歩み出したばかりですが、少しずつ受講生が増えています。思いをともにしてくださる方が、増えてきて、心強いです。これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

毎文館長様 昨日、あるお祝いの席で中沢さんもご一緒でしたが、毎文の「…読む会」を、このブログで知ったと紹介した方がありました。盛会を祈ります。

グランパ様

 お返事ありがとうございました。10月にスタートした「『はだしのゲン』を英語で読む」は、あす(11月9日)が6回目です。まだスタートしたばかりで、講師の柏先生は「10巻読むのに2年ぐらいかかりますかね」と話しておられます。

 始まったばかりなのに、「最後まで読んだら、最初に戻って読み直しましょう」と、早くも話し合っています。気の早い話ですよね(笑)。でも、今のところ、週に1人のペースで受講生が増えているので、ご期待に応えら得るよう、息の長い講座になるよう、努めます。

 これからも、応援、どうぞよろしくお願いします。

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