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2010年11月22日 (月)

亥の子祭り

 朝からあまり上手ではない太鼓の音が響いている。
 ベランダから見ると亥の子の太鼓だ。
 幼稚園児に小学校低学年30人くらいが父兄と一緒に町内を廻っている。

 太鼓のグループと亥の子餅の2グループに分かれて行動している様に見えるが、ひと固まりだ。

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 先週末の白神社の秋祭りに続き、子供達にとっては2週連続のお祭りだ。

 亥の子は旧暦10月(亥の月)の亥の日に行われる行事で、西日本で見られる収穫祭で、古くは中国から伝わった行事だ。

 亥の子餅をついて食べて無病息災と子孫の繁栄を祈るのが習わしで…初冬の風物詩だ。
 亥の子石という丸い石に何本も縄をかけて四方八方から引いては落として地面にたたきつけ、各家を練り歩く…。息子や2人の孫達もお世話になって来た…。
 太鼓は小さな車輪がついた台車に乗せて叩きながら歩き回る。亥の子餅は畳半畳分の敷き物を持ち歩きながら各お家の前で「亥の子、いのこ、亥の子餅ついて、繁盛セイ! 繁盛セイ!!」と囃したてる。

 嘗ては、石を搗いて貰った家では餅やお菓子に小遣いなどを振る舞ったが、今では子ども会や町内会が用意したお菓子などをみんなに配っている…。

 私は全く経験が無く知らないが、話によれば何も頂けない家の前では「貧乏せい!貧乏せい!!」と囃していた地域があった…という記録?があるが、真偽のほどは判らない

 亥の子餅なるものがどんな餅だったのかも知らないが『亥の日に食べる餅』で特別なレシピがあったと云う記録は無い…。

 それにしても、すっかり忘れかけているお祭りが維持されている事は嬉しい事だ。
 地域の風俗習慣が細々でも継承されている事に、改めて関係者に感謝し、今後も続けられる事を心からお願いしたい…と思う。失われつつある地域コミュニティー復活のカギ、いや芽になる大切な財産とも…言える。 (11月7日:記)

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