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2010年11月19日 (金)

コスカレード広島=文化の多様性

「今度の週末、10月31日、旧日銀ビルで、コスプレをやってますから、是非見に来て下さい」と誘われた。

旧日銀ビルの地下に降りると、若者たちでごった返している。
凄い熱気だ。

女の子は可愛らしい衣装を着て、なんとも嬉しそうだ。
K氏は、はげ頭にサングラス、白く長いひげをつけ、赤い短パンを履いている。
漫画のキャラクター、亀仙人だという。
亀仙人は武道の達人にして、凄まじいほどのスケベだという。
「Kさんもそう?」
と聞くと、「そうですよー」と軽くいなされてしまった。

1

岩国基地からも、今回20~30名が参加しているという。
2M以上あろうかという大男が歌舞伎のような派手な装束を着て、1本刃の下駄をはいて立っている。
大きい!

看護婦のコスチュームをきた気持ち悪い男性もいた。
山口からきた40代の主婦は、昔コスプレが趣味だったとカミングアウトして、今度は旦那と子供と一緒に4人で参加したという。

コスプレの衣装を着て、街を歩くのは恥ずかしいという人は、コスプレの衣装を持ちこんで仲間内で楽しんでいる。
本当はコスプレをしたいんだけど、する機会がなかった人には、コスプレの衣装を貸して、コスプレを体験してもらおうということもしている。
「男性用の大きいサイズの衣装はありますか?」 という問い合わせも結構あったという。
当日は、500人を越える参加者があったというから凄い。
結構変な趣味の人がいるもんだ。

まだまだ日本では、コスプレはそれほど大ぴらにやるもんじゃないというような風潮がある。

アメリカではハロウインの時、子供たちが仮装して楽しむ。
今回はそのハロウインの日に、このコスプレ大会を開催するようにしたという。

でも日本だって結構昔から運動会の仮装行列は人気のイベントだ。

コスカレード(Cosquerade)とは「コスプレ」と「マスカレード(仮面舞踏会)」の造語だという。
10月30日にはマンガ、アニメのものつくり授業もしたという。
コスプレだけでなく、アニメ、マンガ、ゲーム等ジャパンポップカルチャーを楽しみ、サブカルチャーの力で広島を盛り上げようというのが目的だという。

広島発のポップカルチャーイベントというわけだ。

生物の多様性を確保することが、地球の、人類の存続には必須の条件だということが、先日の名古屋議定書で謳われた。

マツダ、三菱重工等のものづくりの文化に加えて、こうしたサブカルチャーの文化をそだて、多様な文化の街とすることが広島の街を発展させることになるのだと思う。

彼らの活動に期待したい。

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

 2007年の参院選の時にKさんが亀仙人に似ていることに気づいて、当人に直接言ったら、聞いていた女性が吹き出して、「顔だけじゃなくてスケベなところも」と突っ込みを入れてましたよ(苦笑)。他の人も「似てる~」と言うし(苦笑)。

 今回、コスカレードに行って、受付の人にKさんがいるか訊くと、「亀仙人のコスプレしてます」と言うので、「ゑ~っ、本当にやっちゃったの!?」と大声をあげちゃいましたよ(苦笑)。

 追加すると、広島は、1979年、『機動戦士ガンダム』が初放映される前にガンダム・ファンクラブ(GFC)が設立されたり、センター街の紀伊国屋にマンガ・アニメファンの交流ノートである「トリトン・ノート」(アニメ『海のトリトン』に由来)が置かれていたり、マンガ・アニメ専門店があったりと、もともとマンガ・アニメファンが多い街だったと思います。

オォー、亀仙人マジですねぇ。
中身も一緒ですか

伊達純様

来年は伊達さんも参加してください。
伊達さんは何になりますか?
ガンダム?

楽しみにしています。

界王神様

さっぱりアニメの世界のことはわかりませんが、界王神というキャラクターもあるんですね。
来年はそれで、参加してください。

ガンダムと亀仙人と界王神の対決が見られるかもしれませんね。

楽しみです。

 私は『ガンダム』の登場人物では「マクベ」と言われていましたね~(苦笑)。

 目つきが悪いのと髪が天然パーマだったのとで(苦笑)。

 今は髪が薄くなったんで「マクベ」は無理ですね(苦笑)。

 あの頃は「ブライト」くんとか「ギレン」くんとか「セイラ」さんとかいろいろいましたからね~(苦笑)。

「セイラ」さんなんて「ガンダム」の女性の登場人物だけど、私と同学年の男なんですよ~(苦笑)。

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