拝啓・菅直人様
民主党の代表選で菅直人首相の続投が決まり、第二次菅内閣がスタートした。
「挙党一致・ノーサイド」の声はどうなったのか?と首を捻る“脱小沢色内閣”を副大臣や政務官で修正された?と言われながらも、日米首脳会議も大した成果は見られず、対中国外交で手探りの再スタートに不安と期待が入り混じる。
貴方は宇部生れの「山口出身9人目の首相」として、従来の保守派でない革新運動出身の市民派として期待されて第94代目の首相に就任されました。
3ケ月での交代は国益を損じる…との国民の声や地方党員サポーターの支持と、剛腕の小沢一郎元幹事長の「政治とカネ」を嫌う民意の力で退けて再選されました。
しかし、民意が反映されたと言われながら半数の国会議員は小沢さんを推しました。
小沢さんは踏んで来た場数は貴方とは大違いで、議員の多くは政権運営には強い力を持つリーダーが必要と考えられているのだと思われます。
官僚に取り込まれた?感じのある貴方より指導力は数段上だと感じている国民は多いと思われます。おまけに、小沢さんは今回の代表選を通じて素顔をさらし強面の印象が少し薄まった様に見えます。「小沢を一度首相にさせてみたい」と言う声は、依然として根強くある…と指摘されていることを強く自覚されておく必要があると思います。
「暫く静かに…」は何時まで続けられるのでしょうか。代表代理等の提案はことごとく断られた…との報道は真実なのでしょうか?政界再編の画策が来ないとは言えないでしょう。とりわけ、鳩山さんとの修復は急いだほうが良いと思います。
尖閣諸島問題は日中関係の棘になりかねません。小沢の人脈と力を活かさない方法はないと思います。ねじれ国会の乗り切りにも知恵と力が必要です。
ここで貴方が行き詰まれば小沢待望論が再燃する可能性は大いにあります。
大阪地検特捜部主任検事の偽装事件は、政治資金問題で逮捕された3人の小沢秘書達に公判での対決姿勢を表明させています。加えて小沢さん自身が検察審査会をクリアーすれば小沢さんの勢いは再現される可能性が極めて強い…と見るべきでしょう。
党内の対立構図は歓迎されません。貴方は「小沢さんが離党して新党や再編に出ることは無い」と踏んでいるとは考えられますが、「挙党の成果を活かす」術を考えることが大事な時です。せっかく実現した政権運営を党内のいざこざで手放す事になれば、国民は民主党に更に厳しい試練を選択する…との覚悟が必要です。名実共に『挙党体制』と思える“小沢活用”が肝心な時でしょう。ご尽力を期待します。不一。 <9月27日:記>
« 広島移民特区と多様性 | トップページ | 「議員力検定」試験? »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 8時15分の意味、意図(2026.03.04)
- 中国のレアアースの輸出禁止処置について(2026.03.16)
- 日本でシェアリングエコノミーが浸透しない理由(2026.03.02)
- シェアリングエコノミー・友人からのメール(2026.02.28)




コメント