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2010年10月 1日 (金)

五日市漁港フィッシャリーナと街

広電五日市駅から南に約7~800M、はつかいち大橋の両側に、大きなマリーナ、五日市漁港フィッシャリーナと廿日市ボートパークがある。
廿日市と五日市の埋め立て地に囲まれた湾のような大きな2つの漁港が、今はプレジャーボートとヨットのためのマリーナになっている。

廿日市ボートパークの収容隻数は575隻、五日市ボートパークは陸上に167隻、海上に536隻置けるようになっている。
素晴らしく大きい。
その他に、申し訳程度に漁船20隻が係留されている。
合わせて1,298隻だ。
それでも、まだまだ置ける余裕は充分ある。
数倍のヨット、ボートは収容できるスペースがある。

広島は、穏やかな瀬戸内海に面していることで、昔からヨットでのセーリング、モーターボートでの魚釣りが盛んだった。
つい最近まで、太田川の岸辺、橋の下等至る所に沢山のボートが係留されていた。
広島の景色でもあったが、台風のときなど危険を感じることもあった。
許可を得ず留めている違法係留のボートである。

平成8年には、太田川だけでなく、瀬戸内海のあちこちに違法係留されているボートが約1.9万隻近くあったという。
保有隻数では全国1だというが、それにしても凄い数だ。
それが、あちこちでトラブルを起こしていた。
そうしたこともあって、広島県は観音マリーナ、吉島の貯木場跡地に広島ボートパークをつくり、ここ五日市漁港もマリーナとして整備をした。
五日市漁港フッシャッリーナは平成20年7月に供用開始というから、つい最近オープンしたばかりだ。

1_7

「波に揺られるヨット、ボートを見ながら、コーヒーを飲むのもいいな」と、先日、五日市フィッシャリーナを見に出かけた。

カーナビは、広島市内からだと、西広島バイパスを走り、速谷の交差点を左折し、はつかいち大橋を渡るよう指示する。

いってみれば、

カフェなんて、ないではないか。

マリーナには、コンクリートの管理事務所とボートを陸揚げする大きなクレーンがあるだけだ。

これじゃ、全くヨット、ボートの捕虜収容所だ。

フィッシャリーナは白い鉄柵で囲われ、関係者以外近寄れないようになっている。
駐車場に停めるのも、駐車料金は1時間180円もする。

オープンカフェがあったり、コンビニがあったていいだろうにと思うが、そんな類のお店はどこにもない。
釣りをしている人もいない。

どこにも楽しい雰囲気はない。
地域に対して、完全に閉ざしている。

これでは折角のマリーナが台無しだ。
勿体ない。

あんまりちゃんと覚えていないが、昔、ロサンゼルスには大きなマリーナの近くのシャレたレストランで食事したことがある。

ネットで調べてみると、
『マリナ・デル・レイ。1968年に10年の歳月をかけ完成したと言われる、人工のヨットハーバーとしては世界最大級のヨットハーバー。「Marina Del Rey 」とはスペイン語で「王様の海」という意味。単なるヨットハーバーだけでなく大小あわせて8本の入り江から成っており、ヨットハーバー以外にコンドミニアムタイプの居住区、ショッピングモール、スーパーマーケット、ホテルが5軒、映画館、それに50を超えるレストランなどがあり、いわゆるシティリゾートを形成しています。LAっ子にとっても憧れのマリナ・デル・レイと呼ばれるひとつの地域です。住人にはロスアンゼルス国際空港が近いこともあり航空会社関係のエグゼクティ ブ達が多いとか。
マリーナは40数社。8つの入り江には7,000艇、入り江の合間の丘にはトレーラーに積まれたヨットが800、合計7800艇が停泊できます。ヨットには電気、上下水道、ケーブルTVが引け、ガスはプロパンガスを使用。停泊料は場所により多少異なりますが1フィートあたり15ドル程度で、例えば30フィートのヨットの場合1ヶ月450ドルくらいになります。港内はセキュリティーもしっかりしているので、アパート代わりにヨット(クルーザー含む)に住んでいる人も多い』
と書かれている。

広島にだって、マリナ・デル・レイに負けないマリーナを作ろうと思えばできるポテンシャルはある。
ここ五日市地区はその最大の候補地だろう。

材木が海から来る時代は終わった。
廿日市貯木場だってマリーナにしたっていい。
マリナ・デル・レイに匹敵した規模のマリーナをつくることは充分可能だ。

マリーナが成立するには規模だけでは駄目だ。
マリナ・デル・レイのように、マリーナに関連した環境を整備することが必要だ。

マリーナ周辺の整備は勿論だが、五日市フィッシャリーナをボートで出発し、太田川を遡り、原爆ドーム脇に留めて、市内で遊ぶようなルートを整備することも必要だろう。

そのためには、太田川にそんなボートの係留拠点も必要だ。

厳島神社に、参拝するようにしてもいい。
瀬戸内の島々を巡るのもいい。
そんなルートの整備も必要だ。

コイン通りと繋ぐ自転車専用道を作ってもいい。

コインド通りを自転車で走って、ここフィッシャリーナのカフェに座り、海の風に吹かれながら、彼女と2人でコーヒーを飲むなんてのはいいと思うけど。

マリーナに留めたボートに泊まる、パーティーをするなんてことができるようになれば、それこそ世界中から観光客が呼び込めるだろう。

そうなれば、いずれ、いまの木材関連の工場、倉庫はレストラン、カフェ、マンション、ホテルに改装もされるようになるだろう。
産業廃棄物の積み出し港にしようなんて話も、起こるはずもない。

五日市フィッシャリーナがヨット、ボートの捕虜収容所のような雰囲気になってしまっているのは、ともかく違法係留のボートを撤去しようということでしか考えてこなかったからだろうと思う。
縦割り行政の弊害の典型的ケースだといえそうだ。

そのためには、まずは、五日市フィッシャリーナを囲んでいる、あの白い鉄柵を取り除くべきだ。

中古のボートは意外と安い。
FRPで作られた船体そのものは極めて丈夫で、長持ちする。
壊す方が大変なくらいだ。
ボートはガソリン代がやたらかかる。
数百毎に100円玉を海に落としていっている感じすらする。
維持するのが大変だ。
ボートが電気で動くようになるのもすぐだろう。
そうなれば、宿泊もできるほどの大きさのボートも作られるようになるだろうと思う。

広島のボートパークで、ヨット、ボートでヨット、ボートに泊まれるようになれば、オリンピックの観客用にだって、すぐ数千人規模の宿泊施設はすぐ用意できることになる。

広島には1.9万隻からのヨット、ボートがあるというのだ。
湯崎知事は「瀬戸内・海の道1兆円構想」を掲げている。
ヨット、ボートを、もっと街の賑わいに繋げる政策を進めるべきだ。
それは、広島だからこそ可能なことだ。

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