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2010年10月26日 (火)

中国人へ初のノーベル賞と政府対応

 ノーベル賞ウイークのハイライトは2人の日本人受賞者以上に中国の民主活動家で、国家転覆罪で服役中の劉暁波氏(54)に中国政府の圧力を跳ね返して中国国内に住む中国人としては初のノーベル賞の受賞が決まった事だろう。
 「長年、中国で基本的人権の確立のため非暴力的な手段で闘って来た」事が、受賞理由だ。

 ノルウエーのノーベル賞委員会は劉さんが1989年の天安門事件に参加し、共産党一党独裁体制の廃止などを世界人権宣言60周年の2008年12月にインターネット上で訴え,1万人を超える署名を集めたことや民主選挙の実施、政党政治の実現、人権や言論の自由の保障などの要求運動を評価した。中国の民主化を求める国際社会からの評価は更に高まっている…。

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 劉氏は天安門事件に至る民主化運動で指導的役割を果たしたとして反革命宣伝扇動罪で起訴され、以後一連の活動で罪を問われ、今年2月に懲役11年の実刑判決が確定し服役中。

 ノーベル賞の候補にあがると中国政府は『授与すれば中国とノルウエーの関係は悪化するだろう」と圧力を掛けていた。
 しかし、ノーベル賞委員会は圧力に屈しないで中国国籍を持つ中国人として初めてのノーベル・平和賞の授与を決めた。

 これに対して、中国政府は劉氏を『犯罪者』と批判したうえで、平和賞授与は『賞の趣旨に完全に背いており、平和賞に対する冒涜だ』と反発している。

 中国の人権に絡む受賞は‘89年のチィベットのダライ・ラマ14世以来のことで、‘91年受賞のミヤンマーの非暴力民主化運動に取り組むアウンサンスーチィーさんの人権闘争などと共通して国際的な支持と支援に拍車がかかるだろう…。
 しかし、あらゆる手段で一党独裁を貫こうとしている中国が、劉氏の受賞を契機にどう変化していくか…?劉氏の妻がノーベル賞の授賞式に代理出席できるかどうか…中国政府の対応が国際的に注目される。

 今や、中国は米国に次ぐ成長を誇る経済大国化したが、経済活動への参加は13億人民の内10%と言われ、貧富の格差拡大や官僚の汚職の横行、少数民族の不満など国民の反発は根強く中国指導部の試練は大きい。内政不干渉が原則とは言え、中国の民主化に消極的?な日本政府はどう対応するのか…も問われている。 <10月12日:記>

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