インサイト
友人のK氏が、インサイトを購入した。
近頃、街ではやたらトヨタのプリウスが目につく。
丸っこいデザインのプリウスはすぐわかる。
ハイブリッド車といえば、トヨタのプリウスという感じだ。
自動車の販売数も、7,8月はプリウスがトップだという。
ホンダも、ハイブリッド車インサイトを発売しているが、人気はいま一つパッとしない。
どうも完敗のようだ。
値段はインサイトの方が安いが、燃費、車内の広さ等ではプリウスの方いい、という人が多い。
プリウスを買ったもう一人の友人M氏は、走行性能だって、プリウスのほうがはるかに優れているといっていた。
そんなことを知りながら、彼はホンダのインサイトを買った。
「なぜ?」と聞くと、
「プリウスはメタボのおじさんみたいじゃん。
インサイトの方が、若々しさがあるじゃん」
という。

確かに、インサイトのほうが車高も低く、シャープな感じもする。
インサイトの外観は、プリウスとかなり似ている。
私は、ホンダがプリウスの真似したのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。
良く聞けば、ホンダは随分と前から、ハイブリッド車を開発し、販売もしていたようだ。
ホンダは1997年にはハイブリッド車をコンセプトカーとして開発し、東京モーターショーで発表し、1999年から20007年まで、初代のインサイトを発売していたという。
ホンダとしては、低燃費を目指した車として初代インサイトを開発したようだが、そもそもそれがハイブリッド車だったという。
今のは2代目インサイトだが、形だって、初代インサイトにそっくりだ。
流体力学的に追及していくと、こうした形になるのだという。
形の面でも、ホンダの方が先行していたといいたいようだ。
初代インサイトの燃費は当時の量産ガソリン車としては、世界最高の35km/Lだと宣伝していた。
あまりホンダがハイブリッド車を作ったというイメージがなかったのは、ガソリンエンジンの燃費性能をアップする補佐的なものとして電池を使っていたということもあるのだろう。
彼の蘊蓄を聞いたせいか、急に旧来のセダンの車がどん臭く見てきた。
おかしい。
ハイブリッド車プリウスを、誰でもが知るようになった一番大きな契機は、あのアメリカでのブレーキペダルにフロアマットがひっかかって死亡事故が起こったことで大規模なリコール問題になったことによるのだろうと思う。
あの時は、展開によっては、トヨタは倒産するかもしれないというほどの危機的状況に陥った。
トヨタはその危機をなんとか乗り切っただけでなく、プリウスはハイブリッドカーとしては、技術的になんら問題がないということを証明することにもなったようだ。
世の中って、何が幸いするか解らない。
インサイトは1300ccという割には、車体も随分と大きい。
隣に駐車していたベンツE350より、大きく見えるくらいだ。
E350というから、排気量は3500CCということだろう。
インサイトは1300CCだから、排気量は格段に小さい。
燃費もベンツはリッターあたり7~8KM走れば御の字だろうが、インサイトはその3倍は楽に走る。
値段だって、ベンツE350ともなれば、800万円以上はするようだが、インサイトは200万円程度だ。
彼は、インサイトに乗るようになって、ガソリンの消費量もグンと減ったという。
ハイブリッド車、電気自動車が増えてきたら、益々ガソリンスタンドが成り立たなくなる?
そうでなくとも近頃ガソリンスタンドが倒産、閉鎖が目立つ。
余計な心配かな。
彼の車にはナビも付いている。
TVも見られるし、DVDも見られるようになっている。
車の中で、TVなんかみなくともいいだろうにと思うが、ナビを付ければ、自動的にTV機能も付いてきてしまうのだという。
ハードの装置としては、ナビだろうが、TVだろうが、さして差はないということだろう。
近頃の車は、車のそこいら中がコンピューターで制御されている。
その制御の状況とか、エコ運転の様子とかがナビの画面に表示されるようになっている。
こうなると、車はもう車輪のついたコンピューターだ。
おかげでナビシステムを理解するのが大変だと、彼は嘆いていた。
インサイトは、通常の電池も乗せているが、その寿命は大体4~5年ということだが、ハイブリッド用の電池も乗せている。
その寿命は25万KM程度だという。
彼は、車にはそんなに乗らないので、電池の寿命がくる前にエンジン、車体のほうが先に壊れそうだと笑っていた。
インサイトを10年乗るつもりで購入したといっていたが、その間に、車は殆どがEV車になるかもしれない。
値段だってもっと下がっているかも知れない。
車の世界は、最も変化の激しい世界だろう。
全く様変わりしているかもしれない。
彼のことだ。
10年も経つ前に、別の車に乗り換えているはずだ!
それがベストエフォートということ??
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実は私がプリウスを選ぶ際に、一番悩ましかったのが外観です。とくに正面のデザインが気に入りませんでした。明らかにインサイトの方がスマートに思えました。
ただ、結局「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」という諺を信じ、プリウスを選びました。
次はプラグインハイブリッドにするか、一気に電気自動車にするか、日産のリーフがとても気になっているところです。
投稿: 松田 | 2010年9月 4日 (土) 15時24分
松田様
「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」という諺、私も聞いたことがあります。
でも飽きたら、変えればいいという手もありますね。
女房はそういうわけにはいきませんが。
でも13年以上たった車を廃車すれば、補助金が25万円もらえるということで、まだ充分乗れる車が、解体業者のところであふれているそうです。
私の乗っているトヨタEDはすでに14年目ですが、まだどこも具合が悪くありません。
100年持つ車を作れとはいいませんが、今回の補助金制度はちょっとおかしなところがありますね。
投稿: | 2010年9月 9日 (木) 11時53分