発達「ダマー映画祭inヒロシマ」
昨年の12月に広島で初めて開かれた国際短編映画祭「ダマー映画祭inヒロシマ」の作品募集が始まった。今年は福山と岩国にも拡大して作品上映会が開かれる。
ダマー映画祭は‘01年にアメリカのシアトルで始まった。“ダマー”はヘブライ語でインスピレーションを与える比喩“たとえ”を意味し、ハリウッドの監督やプロヂューサー達が新人の才能発掘の為に立ち上げた、30分以内のショートフィルムを公募する映画祭。
岩国出身の映画プロデューサー佐倉寛二郎氏と広島出身の映画美術監督の部谷京子さんが関わってきた縁で、昨年から広島でも開催されるようになり、広島独自に「ココロとココロをつなぐ」をテーマに作品募集をする。
作品応募はDVDで8月15日、事務局必着。テーマの添った30分以内の未発表作品。
グランプリには賞金30万円と『ダマー映画祭のスレートに名前を刻印』して贈呈。
特に、広島で開催するのは世界中のフイルムメーカーがそれぞれのユニークな観点から描いた作品を「平和のシンボル(象徴)」である広島で上映することにより“観る人にインスピレーションを与え、ココロに響く映画祭”を目指しており、監督やプロデューサー、俳優が参加する100人規模のワークショップが行われ、映画やテレビドラマ等の制作者を目指す人達にとっては貴重で魅力的な体験の場が用意される。
昨年は日本、韓国、中国、米国など6ケ国から116本の応募があり、メインゲストに米国の[X-MEN」「スタートレック」のプロヂューサーノラルフ・ウインター氏を迎え、世界中から多くの映画人が集う場になった。審査で絞った10本がメーン会場で上映され、全国から3000人を超す映画フアンが参加して楽しんだ。
この映画祭の上映にあたっては広島の10校の大学と外語専門学校に高校2校が字幕の入力や翻訳、更に運営のアッシストに参加しているのをはじめ、地元テレビ各社も参加するなど広がりに厚みを加えて国際アニメーション・フェスチィバルに並ぶ“広島の新しい映像文化の育成と発信”の役割を担っている…との期待は大きい。
今年は11月26日から28日の3日間。福屋八丁堀店の8階の、嘗ての東洋座が「シネツイン八丁堀」として開設されるのを記念してメーン会場となる。昨年同様に西区の「横川シネマ」に加えて今年は福山の「駅前ピカデリー」と岩国の「ニューセントラル」でも作品上映をする。
細かい問い合わせは以下のダマー映画祭・広島事務所へ
〒730-0052 広島市中区千田町2-1-2 アメリカンドリームビル/4F
Tel.fax:082-249-1755 http://www.damah.jp/entry.html
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