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2010年6月26日 (土)

映画監督と市長の会見

 度々取り上げた映画「アンを探して」の監督が秋葉市長にお会いしたい…との希望で実現をお手伝いした。監督が市長に強く面談を希望した訳は映画「アン…」が発信する“ヒロシマ”の真意を伝える為だった。

 「赤毛のアン」の出版100周年を記念してカナダと日本政府が資金を出した共同制作映画『アンを探して』はカナダ在住の日本人プロデューサーのユリ・ヨシムラ・ガニオンさんが10年も温め続けた企画を沖縄生まれでカナダを拠点にしている宮平貴子監督(30)がプリンスエドワード島オールロケで昨年完成させた作品。

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 物語は17歳の少女が祖母に読み古した「赤毛のアン」の原書を贈った初恋のカナダ人?を探すために単身カナダを訪問。60年前の祖母の思い出やメモや写真を頼りにプリンスエドワード島で多くの人の温かさと優しさに触れながら、遂に祖母の初恋の人の痕跡に遭遇する。
 その人の遺品の中から「被爆後の広島」の写真を見つけ、生前彼の顔には「放射能の影響か?黒い大きな痣があった」と彼を知る人が証言する。
 一枚の写真と一言の台詞はともすれば見逃しかねない小さな設定で、何を意味するのか。試写後に聞いた答えは「沖縄生まれの私の使命…」と言う言葉が返ってきた。沖縄に生まれ育った彼女は悲惨な戦争体験にまつわる多くの事実や歴史の中で育った。今、映画製作者として機会あるごとに広島・長崎・沖縄の反戦平和を伝える「使命」を自覚している。

 監督達はいま沖縄から北海道まで「アンの上映キャンペーン7000キロの旅」に挑戦中だ。核兵器廃絶運動の先頭に立つ秋葉市長に「アン」劇中写真が意味する真意を伝えたい…思いが強く持ち上がっていた。「戦争は最大の悪、広島の被害はそのシンボル」との仕掛けだ。

 監督の話を聞いた秋葉市長は山田洋次監督の映画『母べい』の中でも短いが確かに“ヒロシマ”が描かれている事を指摘して、幅広い文化が広島をこのような形で取り入れる意味の大きさを支持し激励した。同時に平和市長会が取り組んでいる2020キャンペーンにカナダの自治体首長の参加協力を要請した。初めて長編映画に挑戦した若い監督が自分の作品の中の“小さな仕掛け”の意味を改め国内外に投げかける意欲に燃えていた。ご覧ください。
広島での一般上映は6月18日から2週間、府中町の<バルト11>

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コメント

広島市出身で、現在プリンスエドワード島在住です。
検索で偶然にたどり着きました。
この映画、現地でエキストラとして参加したのですが、
実は広島と関わりがあったのですね。
なんだか嬉しいです。
まだこちらでは公開されていないのですが、
公開を楽しみに待ちたいと思います。

りん様 なんと、プリンスエドワード島在住の広島人とは驚きました。監督、プロデューサーは7000キロの旅の途中です。この映画の小さな仕掛けを宣伝して、改めてご覧ください。このブログを時にのぞいて、書き込みください。ありがとう。

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