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2010年6月 3日 (木)

五月の風

 5月もGW後に天候不順が続き、下旬を迎えてやっと5月らしい日になった。
 夏日でありながら湿気が低いせいで、久しぶりの日本晴れ?五月晴れが重なって気持ち良い散歩が出来た。頬をなでる風が柔らかでサラリと乾いていて爽やかだ。

 もう40年も前、10年余にわたったテレビドラマ・シリーズの中で夫を失い子どもを抱えてパンツ屋の行商をしながら頑張る母(森光子)が心の支えにしている詩があった。
 この時期になると不思議にその一節を思い出す。

 「…貧しいから、あなたにあげるものといったら、柔らかな五月の風と、精一杯愛する心だけです…。」

 五月の風には時として匂いを感じる。それは何と言っても青葉や萌黄の匂いだと思う。
 いわゆる薫風と言われる風の匂いだ。今日は久しぶりに薫風を感じた…。
 薫風は俳句の季語で、日常生活にはあまり使わないが季節を表す言葉として時に実感を強める事がある。今日がその日だった…?

 薫風を辞書で見ると『南風、温和な風、かんばしい風、青嵐アオアラシ』に『青葉の香り吹きおくる初夏の風』とある。南風が緑の木々を渡って、すがすがしく匂うように吹いてくる…のを讃えた言葉が『南風』とも説明されている。

 一年の内で最も快い五月の風が『薫風』と言われる所以は、意外に短い期間で結構不純な時期の希少なチャンスだから…と考えれば“異常気象“天候不順“と嘆くより以外にも納得のいく現象かもしれない。

 五月の風は短くて希少だから感じやすくもある。この梅雨前の短い時期に何日、何回の薫風に出くわすか、終日のんびりと暮らす暇人にしか得られない貴重な感覚かもしれない。

1_4

 こんな時期に我が家のベランダで10年越しのシンビジュウムが今年も花をつけた。小さな茎に30輪を超える花が五月の風を受けて見事に開いた。

 午後の陽ざしの中で薫風を感じながらベランダで味わうビールの味は格別だ。
 これから梅雨に入るまでの短い期間はまだ薫風の季節だ。

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