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2010年6月19日 (土)

新たな日米関係と憲法9条

 「広島マスコミ9条の会」結成5周年の企画に元共同通信の記者で名古屋大学大学院の特任教授春田幹男さんを招いて「新たな日米関係と憲法9条」をテーマの講演会を開いた。
 鳩山辞任3日後菅代表決定翌日という時期だけに新政権が憲法との関わりでどのような日米関係を築いくか…豊富な取材経験に基づいた新しい日米関係の展開に80人が傾聴した。

 まず会の平岡敬代表が「日米安保改定50年を迎えた今こそ憲法9条を掲げていびつな日米関係と対決する時」と挨拶。

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 春名氏は冒頭、京都で教師をして国家主義者だった父親が組合の副委員長だった事を理由にGHQのレットパージで追われた無念と真相究明が記者志望の原点になった事を明かした

 日米の核兵器を巡る見方の違いについては日本は被害の大きさに目を向けて核兵器は廃棄すべきと考えて来た。しかし、米国は広島長崎の生存者はどうして生き延びたか、うまくやれば今後も使えると、核開発の為に対応してきた。この事は戦略爆撃調査隊の記録で明らかで、現在まで視点は変わっていない。

 核密約はこうした日米の核に対する考え方の違いが生んだ政治的産物。アフガニスタンに駐留する米軍増派や2年後の核安全サミットを日本でなく韓国で開く運びにしたオバマの姿勢の変化は日本を軽視の表れ。にもかかわらず「日本はオバマに期待しすぎ」と指摘して日本の新政権は憲法9条に照らして鳩山提案の「平和主義を主体とする東アジア共同体」つくりに力を入れるべき…と“核兵器のないアジアの追及”が緊急な課題と指摘した。

 所で既に20年余前の話。春名記者の「豪州先住民被爆者」特集が中国新聞に掲載された。
 米国に先を越された核開発にやっと追い付いた英国チャーチル首相が豪州の砂漠で核実験を繰り返し多くの先住民アボリジニイの被爆者が出ていた。この記事はいずれ活かしたいと思っていた頃、当時豪アデレード大学にいた広島市立大学平和研究所の田中利幸教授と知り合った。早速相談したら「コーディネーターと通訳は引き受けた」と二つ返事で企画書を練った。共同通信の記者の協力も得て‘89年に若い取材チイームを派遣した。
 砂にきのこ雲を書いて怯えるアボリジニイの姿が印象的だった。1時間のドキュメンタリー「核とブーメラン」はJNN(TBS系列ニュースネットワーク)で高く評価された。
 この時は春名さんには一切接触しないままだった。
 改めて報告して、お礼を申し述べた。
 作品はRCCのライブラリーに眠っているが機会があればお目にかけたいものだ…。

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